~ Big Monitoring Fabricが、AWSのワークロードにマルチVPCの可視性とセキュリティを実現 ~
Big Switch Networks(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、日本法人:東京都千代田区、代表:田島 弘介)は、顧客企業の指定した仮想プライベートクラウド(VPC)環境でワークロードのモニタリングを実現するシームレスなディープパケットモニタリングソリューションとして、「Big Monitoring Fabric (Big Mon) for AWS(Amazon Web Services)」の提供開始を発表しました。Big Mon for AWSの構成要素は、すべて仮想化されており、トラフィック量に基づく、対障害弾力性に優れたスケールアウト(拡張)機能を備えています。
現在、パブリッククラウド環境上のアプリケーション向けに、VPCトラフィックをモニタリングする高度な機能はパブリッククラウドプロバイダー各社から提供されておらず、企業にとって大きな課題の一つとなっています。Big Monは、一元的なセキュリティ分析/モニタリングツールと連携したクラウドベースのソリューションを通じ、こうしたモニタリングの課題を解決します。一元管理によるクラウドコントローラーをBig Monに採用し、企業の複数のVPCクラウドワークロードを対象に、オンプレミスの導入環境の可視性に匹敵する包括的なパケット/フローレベルの可視化を実現します。
Big Monソリューションは、各VPCで複数のワークロードのパケットが複製され、「モニタリング用VPC」に送られます。Big Monの対障害弾力性に優れたアーキテクチャは、ワークロードに関連するネットワークトラフィックの増加に応じて自動的にスケールアウトすることが可能なため、統合的かつシンプルな形で継続的な可視性を提供します。
AWSのクラウドベースモニタリング/セキュリティツールはいずれもBig Monに接続可能で、より深いセキュリティとアプリケーションパフォーマンスモニタリング(APM)を行うことができます。その一例として、Big MonとRiverbed Technologyの「SteelCentral AppResponse Cloud」との連携機能が挙げられます。VPCのアプリケーショントラフィックを取得するため、SteelCentral AppResponse Cloudは、仮想ネットワークTAPアグリゲーターとしてSteelCentralのエージェントおよびBig Monと連携します。この共同ソリューションによって、過去からリアルタイムにわたり、AWSのパブリッククラウドにおけるネットワークとアプリケーションのパフォーマンスを可視化します。
Big Switch Networksの最高製品・技術責任者(Chief Product Officer)であるプラシャント・ガンジー(Prashant Gandhi)は次のように述べています。「Big Mon for AWSは、複数のVPCを対象に、AWSのアプリケーショントラフィックの容易なモニタリングを実現します。企業のハイブリッドクラウド化が進む中、オンプレミスのアプリケーションと同水準の可視性とセキュリティを維持しつつ、一貫したポリシーと運用ワークフローを保証できるパブリッククラウド向けアプリケーションが求められています。Big Mon for AWSは、AWS環境のワークロードに対し、パケット/フローレベルの包括的な可視性をもたらす一元管理機能を備えた統合ソリューションです」
Big Mon for AWSの機能
● ユーザーアカウント上の全てのVPCを対象とした、一元管理によるパケット/フローベースのモニタリング
● セキュリティとコスト削減のため、可視性に関わるトラフィックをローカルで維持
● モニタリング/セキュリティツールは、専用のVPC内で一元管理とタグ付けが行われ、容易な構成を実現
● ロールベースのアクセスコントロール機能により、複数のチームがBig Monを運用可能
● 一元管理によるAWS VPCツールファームのサポートにより、モニタリングコストを削減
● Big SwitchのMulti-Cloud Directorとの連携により、ハイブリッドクラウドを一元管理
Big Mon for AWSは、以下のコンポーネントで構成されます。
● Big Mon Controller:クラウドベースのコントローラとして、AWSワークロードのディスカバリ、顧客の選択したワークロードの自動モニタリング、一元管理によるポリシー構成を実現するほか、顧客の定義による対障害弾力性に優れたスケーリングをサポートすることで、使いやすく直感的に操作できる仕様で、広範な可視化を実現します。
● CloudLight AX:モニタリング用に選択したAWSインスタンス上に自動インストールされる、軽量のソフトウェアエージェントです。ワークロードのトラフィックをミラーリングし、CloudLight VXに送ることで、その後の処理を行います。
● CloudLight VX:Big Mon Controllerの管理による軽量の仮想スイッチソフトウェアです。1つまたは複数のCloudLight AXエージェントから受信したトラフィックをフィルタリングし、パケット修正機能をオプションで適用した上で、得られたトラフィックをクラウドベースの一元管理ツールファームに送ります。
Riverbed Technology 製品マーケティング担当バイスプレジデントであるニック・クツーコス (Nik Koutsoukos)から次のコメントをいただいています。「主流のアプリケーションがパブリッククラウド環境に移行する中、アプリケーションの優れた可視化の必要性は、極めて重要になっています。Riverbed TechnologyとBig Switchは、AWS環境に対応したアプリケーションパフォーマンスモニタリングのソリューションで提携し、VPCレベルのモニタリング機能による、オンプレミスのアプリケーションとの一貫性を実現します。この共同ソリューションは、マルチクラウドとハイブリッドクラウドの両環境に対し、包括的な統合型のアプローチを提供します。」
ご参考資料
● Big Mon for AWS Demo(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=qpiumQiEMXE&feature=youtu.be
● Big Mon or AWS Product Page(英語)
https://www.bigswitch.com/products/big-monitoring-fabric/public-cloud
● Big Mon for AWS Data Sheet(英語)
http://go.bigswitch.com/rs/974-WXR-561/images/Datasheet%20-
%20Big%20Monitoring%20Fabric%20Public%20Cloud%20-%20July%202018.pdf
● Big Mon for AWS on-demand webinar(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=a8hIR20AGhk
※本リリースは、米国時間12月6日に発表されたプレスリリースの和訳版です。
Big Switch Networksについて
Big Switch Networksは、クラウド・ファースト・ネットワーキング企業です。世界中の顧客企業に対して、一貫したハイブリッドクラウドとパブリッククラウド型のネットワーキングを提供しています。同社は、あらゆる規模の企業の業務効率を大幅に向上させ、ビジネスのアジリティを高め、ネットワークコストを削減できるように、オンプレミスのエンタープライズクラウド、パブリッククラウド、マルチクラウド環境向けに、データセンターのスイッチング、監視、可視性、セキュリティのソリューションを提供しています。 Big Switch Networksは、ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)を発明したスタンフォード大学の研究チームをルーツに持ち、2010年に設立されました。 Big Switchは、Dell EMC、HPE、Edgecoreと戦略的パートナーシップを結び、業界基準のオープンネットワークハードウェアで革新的なソフトウェアを提供しています。創業以来、複数のオープンソースコミュニティのアクティブメンバーとして大きく貢献してきました。現在、様々な企業での活用を促進するため、Dell Technologies Capital、Index Ventures、Intel Capital、Khosla Ventures、MSD Capital、Morgenthaler Ventures、Redpoint、Silverlake Watermanの企業投資会社と協業しています。Big Switch Networksは、カリフォルニア州サンタクララに本社を置き、25カ国以上に拠点を置いています。詳細については、Webサイト(https://bigswitchnetworks.jp/)、Twitter(@bigswitchJP)、LinkedIn、YouTubeをご参照ください。
Big Switch Networks(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、日本法人:東京都千代田区、代表:田島 弘介)は、顧客企業の指定した仮想プライベートクラウド(VPC)環境でワークロードのモニタリングを実現するシームレスなディープパケットモニタリングソリューションとして、「Big Monitoring Fabric (Big Mon) for AWS(Amazon Web Services)」の提供開始を発表しました。Big Mon for AWSの構成要素は、すべて仮想化されており、トラフィック量に基づく、対障害弾力性に優れたスケールアウト(拡張)機能を備えています。
現在、パブリッククラウド環境上のアプリケーション向けに、VPCトラフィックをモニタリングする高度な機能はパブリッククラウドプロバイダー各社から提供されておらず、企業にとって大きな課題の一つとなっています。Big Monは、一元的なセキュリティ分析/モニタリングツールと連携したクラウドベースのソリューションを通じ、こうしたモニタリングの課題を解決します。一元管理によるクラウドコントローラーをBig Monに採用し、企業の複数のVPCクラウドワークロードを対象に、オンプレミスの導入環境の可視性に匹敵する包括的なパケット/フローレベルの可視化を実現します。
Big Monソリューションは、各VPCで複数のワークロードのパケットが複製され、「モニタリング用VPC」に送られます。Big Monの対障害弾力性に優れたアーキテクチャは、ワークロードに関連するネットワークトラフィックの増加に応じて自動的にスケールアウトすることが可能なため、統合的かつシンプルな形で継続的な可視性を提供します。
AWSのクラウドベースモニタリング/セキュリティツールはいずれもBig Monに接続可能で、より深いセキュリティとアプリケーションパフォーマンスモニタリング(APM)を行うことができます。その一例として、Big MonとRiverbed Technologyの「SteelCentral AppResponse Cloud」との連携機能が挙げられます。VPCのアプリケーショントラフィックを取得するため、SteelCentral AppResponse Cloudは、仮想ネットワークTAPアグリゲーターとしてSteelCentralのエージェントおよびBig Monと連携します。この共同ソリューションによって、過去からリアルタイムにわたり、AWSのパブリッククラウドにおけるネットワークとアプリケーションのパフォーマンスを可視化します。
Big Switch Networksの最高製品・技術責任者(Chief Product Officer)であるプラシャント・ガンジー(Prashant Gandhi)は次のように述べています。「Big Mon for AWSは、複数のVPCを対象に、AWSのアプリケーショントラフィックの容易なモニタリングを実現します。企業のハイブリッドクラウド化が進む中、オンプレミスのアプリケーションと同水準の可視性とセキュリティを維持しつつ、一貫したポリシーと運用ワークフローを保証できるパブリッククラウド向けアプリケーションが求められています。Big Mon for AWSは、AWS環境のワークロードに対し、パケット/フローレベルの包括的な可視性をもたらす一元管理機能を備えた統合ソリューションです」
Big Mon for AWSの機能
● ユーザーアカウント上の全てのVPCを対象とした、一元管理によるパケット/フローベースのモニタリング
● セキュリティとコスト削減のため、可視性に関わるトラフィックをローカルで維持
● モニタリング/セキュリティツールは、専用のVPC内で一元管理とタグ付けが行われ、容易な構成を実現
● ロールベースのアクセスコントロール機能により、複数のチームがBig Monを運用可能
● 一元管理によるAWS VPCツールファームのサポートにより、モニタリングコストを削減
● Big SwitchのMulti-Cloud Directorとの連携により、ハイブリッドクラウドを一元管理
Big Mon for AWSは、以下のコンポーネントで構成されます。
● Big Mon Controller:クラウドベースのコントローラとして、AWSワークロードのディスカバリ、顧客の選択したワークロードの自動モニタリング、一元管理によるポリシー構成を実現するほか、顧客の定義による対障害弾力性に優れたスケーリングをサポートすることで、使いやすく直感的に操作できる仕様で、広範な可視化を実現します。
● CloudLight AX:モニタリング用に選択したAWSインスタンス上に自動インストールされる、軽量のソフトウェアエージェントです。ワークロードのトラフィックをミラーリングし、CloudLight VXに送ることで、その後の処理を行います。
● CloudLight VX:Big Mon Controllerの管理による軽量の仮想スイッチソフトウェアです。1つまたは複数のCloudLight AXエージェントから受信したトラフィックをフィルタリングし、パケット修正機能をオプションで適用した上で、得られたトラフィックをクラウドベースの一元管理ツールファームに送ります。
Riverbed Technology 製品マーケティング担当バイスプレジデントであるニック・クツーコス (Nik Koutsoukos)から次のコメントをいただいています。「主流のアプリケーションがパブリッククラウド環境に移行する中、アプリケーションの優れた可視化の必要性は、極めて重要になっています。Riverbed TechnologyとBig Switchは、AWS環境に対応したアプリケーションパフォーマンスモニタリングのソリューションで提携し、VPCレベルのモニタリング機能による、オンプレミスのアプリケーションとの一貫性を実現します。この共同ソリューションは、マルチクラウドとハイブリッドクラウドの両環境に対し、包括的な統合型のアプローチを提供します。」
ご参考資料
● Big Mon for AWS Demo(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=qpiumQiEMXE&feature=youtu.be
● Big Mon or AWS Product Page(英語)
https://www.bigswitch.com/products/big-monitoring-fabric/public-cloud
● Big Mon for AWS Data Sheet(英語)
http://go.bigswitch.com/rs/974-WXR-561/images/Datasheet%20-
%20Big%20Monitoring%20Fabric%20Public%20Cloud%20-%20July%202018.pdf
● Big Mon for AWS on-demand webinar(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=a8hIR20AGhk
※本リリースは、米国時間12月6日に発表されたプレスリリースの和訳版です。
Big Switch Networksについて
Big Switch Networksは、クラウド・ファースト・ネットワーキング企業です。世界中の顧客企業に対して、一貫したハイブリッドクラウドとパブリッククラウド型のネットワーキングを提供しています。同社は、あらゆる規模の企業の業務効率を大幅に向上させ、ビジネスのアジリティを高め、ネットワークコストを削減できるように、オンプレミスのエンタープライズクラウド、パブリッククラウド、マルチクラウド環境向けに、データセンターのスイッチング、監視、可視性、セキュリティのソリューションを提供しています。 Big Switch Networksは、ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)を発明したスタンフォード大学の研究チームをルーツに持ち、2010年に設立されました。 Big Switchは、Dell EMC、HPE、Edgecoreと戦略的パートナーシップを結び、業界基準のオープンネットワークハードウェアで革新的なソフトウェアを提供しています。創業以来、複数のオープンソースコミュニティのアクティブメンバーとして大きく貢献してきました。現在、様々な企業での活用を促進するため、Dell Technologies Capital、Index Ventures、Intel Capital、Khosla Ventures、MSD Capital、Morgenthaler Ventures、Redpoint、Silverlake Watermanの企業投資会社と協業しています。Big Switch Networksは、カリフォルニア州サンタクララに本社を置き、25カ国以上に拠点を置いています。詳細については、Webサイト(https://bigswitchnetworks.jp/)、Twitter(@bigswitchJP)、LinkedIn、YouTubeをご参照ください。