極めてスリムなTMD3702VCモジュールにより、携帯電話メーカー各社は、フロント側の近接、カラー、および環境光のセンシング機能を維持しながら、表示エリアの最大化を可能に
ams(日本法人:amsジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、狭額縁(ナローベゼル)を特徴とする最新の携帯電話にとって欠かせない、極めてスリムなパッケージサイズ(幅1.44mm)の完全一体型カラー/環境光/近接センサモジュールを発表しました。これによりメーカー各社は、通話時におけるスマートフォンのタッチスクリーンの自動的な無効化、ならびに周囲の条件に応じた画面の明るさの調整をより最適化し、より優れた使い心地と低消費電力を実現するスマートフォンの開発が可能になります。
ams(日本法人:amsジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、狭額縁(ナローベゼル)を特徴とする最新の携帯電話にとって欠かせない、極めてスリムなパッケージサイズ(幅1.44mm)の完全一体型カラー/環境光/近接センサモジュールを発表しました。これによりメーカー各社は、通話時におけるスマートフォンのタッチスクリーンの自動的な無効化、ならびに周囲の条件に応じた画面の明るさの調整をより最適化し、より優れた使い心地と低消費電力を実現するスマートフォンの開発が可能になります。
amsのTMD3702VCスリーインワン一体型モジュールは、フットプリントが大きい従来のモジュールに代わり、1.44mm x 2.84mm x 0.65mmというパッケージサイズで提供されます。本モジュールを採用することで、スマートフォンのメーカー各社は、重要な機能の赤外線近接および光センシング機能を維持しながら、より狭額のベゼルを特徴とするデザインを採用し、本体のサイズに対する表示エリアの比率を高めることが可能となります。
このモジュールには、赤外線(IR)エミッタ、赤外線(IR)検出器、4つのカラーセンシングチャネル、ならびに光学フィルタが組み込まれています。amsがTMD3702VCのために開発した高度な新しい光学パッケージング技術と設計技術により、このクラスにおいて最高の性能を実現しています。近接センサの垂直共振器面発光型レーザー(VCSEL)クラス1 Eye Safe 940nmエミッタは、競合製品に採用されているLEDエミッタよりも光学的に高い効率性を発揮します。これにより、1.8Vの時のTMD3702VCのアクティブモードにおける平均消費電力は非常に低い水準で維持されます。スリープモードの時、デバイスの消費電流はわずか0.7uAです。
TMD3702VCに採用されている新開発の透光性モールドコンパウンドパッケージは、±48°という非常に広い視野をもたらします。近接エンジンは、幅広いダイナミックレンジ、周囲光サブトラクション、ならびに電気的および光学的なクロストークをダイナミックに除去して高度な光学クロストークノイズキャンセルを実現し、信頼性の高い近接検出機能をもたらすことを特徴としています。
TMD3702VCが誇る高度な光学センサのアーキテクチャにより、デバイスは周囲光の相関色温度(CCT)を正確に計測することができます。環境光およびカラーセンシング機能は、同時に機能する赤、緑、青、クリアの4つの環境光検知チャネルが搭載されています。これらのチャネルはすべて、紫外線(UV)および赤外線(IR)遮断フィルタを備えています。感度、消費電力、およびノイズは、タイミングと電力を調整することで最適化されます。このモジュールは環境光を正確に計測し、スマートフォンによるディスプレイ表示の管理をサポートする照度と色温度の値の計算を可能とします。
ams、シニアプロダクトマーケティングマネージャ、デイヴ・ムーン(Dave Moon)は次のようにコメントしています。「現在のスマートフォン業界では、本体に対する画面の比率を高め、ベゼルの領域を最小限に抑えることで表示画面の大きさ最大化することがトレンドとなっていますが、これを実現するにはモジュールソリューションを最小化することが必要です。超小型のフォームファクタを備えたTMD3702VCであれば、こうしたニーズを容易に満たすことができ、ディスプレイの表面からベゼル部分をほぼ完全になくすことが可能になります。TMD3702の従来の製品よりもサイズを60%以上も小型化したソリューションを活用することで、スマートフォンの設計者は、フロント側の周囲光および近接感知に割り当てられたスペースを最小限に抑えることができるのです」
TMD3702VCは現在サンプル出荷中です。発注数量は1,000ユニット単位で、価格につきましては、当社代理店までお問い合わせください。より詳細な技術情報については、こちらのサイトをご覧ください。www.ams.com/TMD3702VC
このモジュールには、赤外線(IR)エミッタ、赤外線(IR)検出器、4つのカラーセンシングチャネル、ならびに光学フィルタが組み込まれています。amsがTMD3702VCのために開発した高度な新しい光学パッケージング技術と設計技術により、このクラスにおいて最高の性能を実現しています。近接センサの垂直共振器面発光型レーザー(VCSEL)クラス1 Eye Safe 940nmエミッタは、競合製品に採用されているLEDエミッタよりも光学的に高い効率性を発揮します。これにより、1.8Vの時のTMD3702VCのアクティブモードにおける平均消費電力は非常に低い水準で維持されます。スリープモードの時、デバイスの消費電流はわずか0.7uAです。
TMD3702VCに採用されている新開発の透光性モールドコンパウンドパッケージは、±48°という非常に広い視野をもたらします。近接エンジンは、幅広いダイナミックレンジ、周囲光サブトラクション、ならびに電気的および光学的なクロストークをダイナミックに除去して高度な光学クロストークノイズキャンセルを実現し、信頼性の高い近接検出機能をもたらすことを特徴としています。
TMD3702VCが誇る高度な光学センサのアーキテクチャにより、デバイスは周囲光の相関色温度(CCT)を正確に計測することができます。環境光およびカラーセンシング機能は、同時に機能する赤、緑、青、クリアの4つの環境光検知チャネルが搭載されています。これらのチャネルはすべて、紫外線(UV)および赤外線(IR)遮断フィルタを備えています。感度、消費電力、およびノイズは、タイミングと電力を調整することで最適化されます。このモジュールは環境光を正確に計測し、スマートフォンによるディスプレイ表示の管理をサポートする照度と色温度の値の計算を可能とします。
ams、シニアプロダクトマーケティングマネージャ、デイヴ・ムーン(Dave Moon)は次のようにコメントしています。「現在のスマートフォン業界では、本体に対する画面の比率を高め、ベゼルの領域を最小限に抑えることで表示画面の大きさ最大化することがトレンドとなっていますが、これを実現するにはモジュールソリューションを最小化することが必要です。超小型のフォームファクタを備えたTMD3702VCであれば、こうしたニーズを容易に満たすことができ、ディスプレイの表面からベゼル部分をほぼ完全になくすことが可能になります。TMD3702の従来の製品よりもサイズを60%以上も小型化したソリューションを活用することで、スマートフォンの設計者は、フロント側の周囲光および近接感知に割り当てられたスペースを最小限に抑えることができるのです」
TMD3702VCは現在サンプル出荷中です。発注数量は1,000ユニット単位で、価格につきましては、当社代理店までお問い合わせください。より詳細な技術情報については、こちらのサイトをご覧ください。www.ams.com/TMD3702VC