台湾・台北、2018年11月15日 - 産業オートメーション用ネットワーク製品を手掛けるMoxaと、トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、スマートファクトリー、スマートシティ、スマートエネルギーなどを含む産業用IoTを保護するために合弁会社「TXOne Networks」の設立に合意したことを本日発表します。
歴史的に、産業環境におけるITとOTは、異なる部門、目的、要件のもとに各々が独立したネットワークとして機能してきました。組織には、セキュリティ対策として修正プログラムを容易に適用することが困難な、企業ネットワークへ接続することを前提に設計されていない機械や装置が多数存在します。これらの機器を保護し、明確にオーナーシップを特定し、企業内の広範囲にわたる攻撃の全体像を把握することが重要です。
TXOne Networksの株式の過半数を所有するトレンドマイクログループは、産業用IoT関係者が直面する可能性がある課題を特定し、データセンタからデバイスまで、エコシステム全体のセキュリティを確保するために多方面から取り組んでいます。Moxaは、産業ネットワークとプロトコルに関する30年培った専門性を有しています。TXOne Networksは、両社の強みを結集し、デバイスとプロトコルの両面で可視化を実現する統合ソリューションが必要となるスマート工場をはじめ、産業界におけるセキュリティニーズの高まりに対応します。これらの複雑な環境は、ITとOTの間で機能する保護を必要とする複数の層で構成されています。これらの層におけるセキュリティに関する責任の所在は、これまで不明瞭なものになっています。
トレンドマイクロのCEOであるエバ・チェンは以下のように述べています。「この合弁会社の設立と、当社の強みへの注力を維持しながら、顧客により良いサービスを提供し、新しい市場に進出することで、トレンドマイクロが多様な形で成長を継続できることを嬉しく思います。Moxaとの提携により、両社合わせて60年以上の専門性が結集されることで、重要にも関わらず見過ごされがちなOT環境を含む企業全体を安全にするための当社の取り組みを一層加速させてまいります」。
TXOne Networksは、セキュリティゲートウェイ、エンドポイントエージェント、ネットワークセグメンテーションを構築し、運用技術と機器の安全性確保や制御、監視を実現します。検知によるITレイヤに最も近い資産を保護することのみに焦点を当てたソリューションとは異なり、TXOne Networksは、OT層に最も近い専門性を有し、プロアクティブでタイムリーかつ容易に実装可能なソリューションを提供し、産業制御システム(ICS:Industrial Control Systems)の世界を保護します。
知的財産、資金、人員の投資に加えて、Moxaとトレンドマイクロは販売チャネルに関する専門性を相互に補完します。トレンドマイクロはITチャネルパートナーに関する強みを、MoxaはOTチャネルパートナーに関する強みを用いて、組み合わせることでビジネスモデルと地域ターゲットを強化します。TXOne Networksは、元BroadwebのCEOである、トレンドマイクロのTerence Liuが率いる予定です。Terence Liuは、製品と組織の両方を構築した実績を持ち、20年近くのセキュリティ製品に関する専門性により、この新しい合弁会社を牽引します。
MoxaのStrategic Business Unit PresidentであるAndy Chengは以下のように述べています。「この合弁会社を通して、Moxaとトレンドマイクロは、TXOne Networksを業界のグローバルリーダーとして位置付け、産業用IoTアプリケーションと重要インフラストラクチャを保護する効果的な産業用IoT向けセキュリティソリューションを提供します。世界中の産業オートメーションのお客様は、包括的なIT及びOT向けセキュリティソリューションを導入することで、資産を保護し、オペレーション上のリスクを低減することが可能です」。
TXOne Networks のソリューションは、OTのお客様が産業用IoTのさらなる機会創出に向けたネットワークインフラの最適化を可能にします。ここでは、産業レベルのイーサネットバックボーンにレガシーや異種のネットワークを組み込んだ信頼性の高いネットワーク構築や、顧客の生産性向上とコスト削減に貢献するネットワークコミュニケーション全般の安全性強化に関するMoxaの専門性が活かされます。また、セキュリティリスク評価、セキュリティ侵害対応、Trend Micro ResearchとZDI(Zero Day Initiative)が持つ脅威に関する専門知識へのアクセスなどのプロフェッショナルサービスも提供します。
Terence Liuは、以下のように述べています。「多くの組織がスキル不足と大量のセキュリティ警告に悩まされている中で、攻撃がより継続的で洗練された世界において、Moxaとトレンドマイクロは世界中の企業を保護するために連携します。TXOne Networksが今後中長期的に取り組むことになるチャンスとチャレンジを嬉しく思います」。
IoT及び産業用IoT環境のセキュリティに関する情報、トレンドマイクロのソリューションの詳細はこちら(https://www.trendmicro.com/ja_jp/business/capabilities/solutions-for/iot.html)をご覧ください。
Moxa(モクサ)について
Moxaは、産業用IoT(Industrial Internet of Things、IIoT)を実現可能にするエッジコネクティビティ、産業用コンピューティング、ネットワーク・インフラ・ソリューションのリーディングプロバイダです。業界における30年以上の経験から、全世界中にて5,000万以上ものデバイスを接続し、70ヶ国以上のお客様へのサービスネットワークを持ちます。産業用通信インフラに信頼性の高いネットワークと誠実なサービスを提供することで持続的なビジネス価値をお届けします。Moxa製品に関する情報は、Moxa企業サイト(http://japan.moxa.com/)をご参照ください。
本プレスリリースについてのお問い合せ先
株式会社東京PR Moxa担当
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-3-15 三渓洞ビル5F
Tel:03-3273-2731 Email:pressinquiry@tokyopr.co.jp
歴史的に、産業環境におけるITとOTは、異なる部門、目的、要件のもとに各々が独立したネットワークとして機能してきました。組織には、セキュリティ対策として修正プログラムを容易に適用することが困難な、企業ネットワークへ接続することを前提に設計されていない機械や装置が多数存在します。これらの機器を保護し、明確にオーナーシップを特定し、企業内の広範囲にわたる攻撃の全体像を把握することが重要です。
TXOne Networksの株式の過半数を所有するトレンドマイクログループは、産業用IoT関係者が直面する可能性がある課題を特定し、データセンタからデバイスまで、エコシステム全体のセキュリティを確保するために多方面から取り組んでいます。Moxaは、産業ネットワークとプロトコルに関する30年培った専門性を有しています。TXOne Networksは、両社の強みを結集し、デバイスとプロトコルの両面で可視化を実現する統合ソリューションが必要となるスマート工場をはじめ、産業界におけるセキュリティニーズの高まりに対応します。これらの複雑な環境は、ITとOTの間で機能する保護を必要とする複数の層で構成されています。これらの層におけるセキュリティに関する責任の所在は、これまで不明瞭なものになっています。
トレンドマイクロのCEOであるエバ・チェンは以下のように述べています。「この合弁会社の設立と、当社の強みへの注力を維持しながら、顧客により良いサービスを提供し、新しい市場に進出することで、トレンドマイクロが多様な形で成長を継続できることを嬉しく思います。Moxaとの提携により、両社合わせて60年以上の専門性が結集されることで、重要にも関わらず見過ごされがちなOT環境を含む企業全体を安全にするための当社の取り組みを一層加速させてまいります」。
TXOne Networksは、セキュリティゲートウェイ、エンドポイントエージェント、ネットワークセグメンテーションを構築し、運用技術と機器の安全性確保や制御、監視を実現します。検知によるITレイヤに最も近い資産を保護することのみに焦点を当てたソリューションとは異なり、TXOne Networksは、OT層に最も近い専門性を有し、プロアクティブでタイムリーかつ容易に実装可能なソリューションを提供し、産業制御システム(ICS:Industrial Control Systems)の世界を保護します。
知的財産、資金、人員の投資に加えて、Moxaとトレンドマイクロは販売チャネルに関する専門性を相互に補完します。トレンドマイクロはITチャネルパートナーに関する強みを、MoxaはOTチャネルパートナーに関する強みを用いて、組み合わせることでビジネスモデルと地域ターゲットを強化します。TXOne Networksは、元BroadwebのCEOである、トレンドマイクロのTerence Liuが率いる予定です。Terence Liuは、製品と組織の両方を構築した実績を持ち、20年近くのセキュリティ製品に関する専門性により、この新しい合弁会社を牽引します。
MoxaのStrategic Business Unit PresidentであるAndy Chengは以下のように述べています。「この合弁会社を通して、Moxaとトレンドマイクロは、TXOne Networksを業界のグローバルリーダーとして位置付け、産業用IoTアプリケーションと重要インフラストラクチャを保護する効果的な産業用IoT向けセキュリティソリューションを提供します。世界中の産業オートメーションのお客様は、包括的なIT及びOT向けセキュリティソリューションを導入することで、資産を保護し、オペレーション上のリスクを低減することが可能です」。
TXOne Networks のソリューションは、OTのお客様が産業用IoTのさらなる機会創出に向けたネットワークインフラの最適化を可能にします。ここでは、産業レベルのイーサネットバックボーンにレガシーや異種のネットワークを組み込んだ信頼性の高いネットワーク構築や、顧客の生産性向上とコスト削減に貢献するネットワークコミュニケーション全般の安全性強化に関するMoxaの専門性が活かされます。また、セキュリティリスク評価、セキュリティ侵害対応、Trend Micro ResearchとZDI(Zero Day Initiative)が持つ脅威に関する専門知識へのアクセスなどのプロフェッショナルサービスも提供します。
Terence Liuは、以下のように述べています。「多くの組織がスキル不足と大量のセキュリティ警告に悩まされている中で、攻撃がより継続的で洗練された世界において、Moxaとトレンドマイクロは世界中の企業を保護するために連携します。TXOne Networksが今後中長期的に取り組むことになるチャンスとチャレンジを嬉しく思います」。
IoT及び産業用IoT環境のセキュリティに関する情報、トレンドマイクロのソリューションの詳細はこちら(https://www.trendmicro.com/ja_jp/business/capabilities/solutions-for/iot.html)をご覧ください。
Moxa(モクサ)について
Moxaは、産業用IoT(Industrial Internet of Things、IIoT)を実現可能にするエッジコネクティビティ、産業用コンピューティング、ネットワーク・インフラ・ソリューションのリーディングプロバイダです。業界における30年以上の経験から、全世界中にて5,000万以上ものデバイスを接続し、70ヶ国以上のお客様へのサービスネットワークを持ちます。産業用通信インフラに信頼性の高いネットワークと誠実なサービスを提供することで持続的なビジネス価値をお届けします。Moxa製品に関する情報は、Moxa企業サイト(http://japan.moxa.com/)をご参照ください。
本プレスリリースについてのお問い合せ先
株式会社東京PR Moxa担当
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-3-15 三渓洞ビル5F
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