日本マイクロソフトは、企業ミッション「地球上のすべての個人と組織が、より多くのことを達成できるようにする」に基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」という企業像を目指しています。
このたびマイクロソフト本社 CEO のサティア ナデラが来日し、グローバルビジネスを展開するエンタープライズ企業のリーダー、様々な業種の CDO(チーフデジタルオフィサー)の皆さま、スタートアップ企業のリーダーの皆さまなど様々な法人のお客様と会合を持ち、日本のお客様のデジタルトランスフォーメーションの推進において、マイクロソフトが、「信頼できるパートナー」として、全面的に協力していくことをお伝えしました。
加えて、11 月 5 日(月)より開催している Microsoft Tech Summit 2018、および Business Leaders Summit において、ビジネスリーダー、IT 技術者、開発者などあわせて 2,000 名を超えるお客様を前に、ナデラは「Fueling tech intensity in Japan」というテーマで基調講演を実施しました。
【Microsoft Tech Summit 2018 & Business Leaders Summit 基調講演】
講演の中でナデラは、以下のような日本のお客様の Tech Intensity の事例を紹介しました。
■ トヨタ自動車様:HoloLens+Dynamics 365 Mixed Reality applications の活用事例
・「塗装の膜厚検査」および「試作工場の設備移設」における活用
https://blogs.windows.com/japan/2018/11/05/mixed-reality-japanese-customer-showcases/
・事例ビデオ https://youtu.be/1nnIX75Vpn0
■ JR東日本様:Azure、HoloLens+Dynamics 365 Mixed Reality applications の活用事例
・「鉄道信号設備の保守業務」および「線路設備の保守訓練」における活用
https://blogs.windows.com/japan/2018/11/05/mixed-reality-japanese-customer-showcases/
■ ニトリ様:Microsoft Teams を中心とした Microsoft 365 のコミュニケーション基盤における活用
■ コマツ様:Azure, Azure IoT などを活用したスマートコンストラクションの事例
・事例ビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=-jBScU6aHnk
■ JTB および ナビタイム様:Azure、AI を活用した「Japan Trip Navigator」の事例
・事例ビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=ceMMbhX2h-M&t=15s
さらにナデラは、クラウドプラットフォームである Microsoft Azure のデータセンターの世界レベルでの拡張に触れ、特に日本のデータセンターの 2 リージョン(東日本と西日本の)のキャパシティを近年中に 2 倍にすることを紹介しました。
また、マイクロソフトが AI(人工知能)によって社会の最大の課題を解決することを目指した取り組み「AI for Good」の一環として、東北大学 災害科学国際研究所 研究員のバイ ヤンビン(Yanbing Bai)氏が、Azure、AI、リモートセンシングを活用し、災害に強く、災害を予防できる社会づくりに向けて研究を進めていることを紹介しました。合わせて、新たな 4,000 万ドル規模の 5 年間にわたるプログラム「AI for Humanitarian Action」を紹介しました。この取り組みでは、AI を活用して、4 つの領域(災害対策、児童保護、難民支援、人権保護)にフォーカスして活動します。
ナデラは、日本の社会や法人が、デジタルテクノロジーの力でさらに発展・成長する機会が多くあること、マイクロソフトはより一層協力して活動をし、日本の社会変革に貢献していくことをお約束しました。