2018年11月05日 11:30

~介護スタッフ603名の本音がわかる~ 第11回「介護の日」アンケート集計結果 外国人技能実習生の受入れに対し、「一緒に働きたいが、不安もある」が約半数(51.7%)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
福祉の人材サービスおよび育成を行う株式会社ニッソーネット(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山下吾一)は、11年連続で行っている11月11日の「介護の日」※を記念したアンケートを、当社に登録している介護派遣スタッフを対象に実施しました。今年の調査結果のまとめをご報告します。



【アンケート集計結果のポイント】
●職場で、外国人技能実習生を受入れることになったら?
外国人技能実習生の受入れに対し、「一緒に働きたいが、不安もある」が約半数(51.7%)
●外国人と働く上で、「楽しみな点」と「不安な点」は?
楽しみな点は、「異文化コミュニケーション」が最も多く、約4割(43.8%)
不安な点は、「意思疎通ができるかどうか」が最も多く、約4割(42.8%)
●介護保険と保険外サービスを同時に提供できる「混合介護」について
保険サービスと保険外サービスの区別を理解していない介護スタッフは、約7割(67.5%)
●介護の施設長になってもらいたい有名人は?
男性1位は「内村光良」さん、女性1位は5年連続で「天海祐希」さん!

■ アンケートについて
【1】 アンケートの目的
(1)「介護の日」について問うことで、認知度の確認とスタッフに記念日の存在を伝える。
(2)アンケート結果を発信し、介護の仕事に従事するスタッフの生の声を広く知らせる。
【2】 調査期間と方法
実施期間:2018/9/15~10/28  調査方法:インターネット・モバイル回答方式
【3】 調査対象と回収数  対象者:当社登録の介護派遣スタッフ  回収数: 603名

※ 「介護の日」とは?
2008年7月、厚生労働省により、“介護について理解と認識を深め、介護従事者・介護サービス利用者および介護家族を支援するとともに、利用者・家族・介護従事者・それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、11月11日を「介護の日」と決められました。(厚生労働省HPより)



■ アンケート集計結果
Q1. 介護の日(11月11日)を知っていますか?
約6割(61.0%)の介護スタッフが、「介護の日」を知らないと回答。
今年で11年目を迎える「介護の日」。「介護の日」を知っている介護スタッフは昨年から5.1pt増の約4割(39.0%)となりましたが、「知らない」と回答した介護スタッフは約6割(61.0%)となり、依然として認知度が低い状態が続いています。「介護の日」およびその前後には、全国各地で関連イベントが開催される予定ですが、より幅広いアプローチを通じて認知度を向上させ、介護や介護の仕事への理解促進へ繋がる工夫が求められています。

Q2. 外国人と働く上で楽しみな点は何ですか?
約4割(43.8%)が「異文化コミュニケーション」と回答。「人手不足の解消」(20.7%)の約2倍に。
2017年11月より介護分野での外国人技能実習生の受入れがスタートし、今後は介護現場に携わる外国人が増えると予想されます。約4割(43.8%)の介護スタッフが、外国人と働く上で楽しみな点は「異文化コミュニケーション」と回答。続いて「人手不足の解消」という回答も約2割(20.7%)でした。
介護スタッフにとっては、人手不足問題が解消されるという期待以上に、「異文化コミュニケーション」の楽しみの方が大きいようです。

Q3. 外国人と働く上で不安な点は何ですか?
意思疎通に不安を感じる介護スタッフが、約4割(42.8%)。
「意思疎通ができるかどうか」という回答が最も多く、約4割(42.8%)の介護スタッフが不安と感じていることがわかりました。続いて「生活習慣・文化・マナーの相違」が約3割(30.5%)となりました。
外国人介護スタッフをただ雇用するだけではなく、言葉の壁や生活習慣・文化の違いを超え、意思疎通を円滑に行うための工夫が必要なようです。

Q4. あなたの職場で「外国人技能実習生」を受け入れることになったら、どう思いますか?
約半数(51.7%)が「一緒に働きたいが、不安もある」と回答。
「一緒に働きたいが、不安もある」という回答が約半数(51.7%)を占め、多くの介護スタッフが「外国人技能実習生」の受入れを前向きにとらえるも、不安を感じていることがわかりました。また、「ぜひ一緒に働きたい」というポジティブな回答も約3割(27.2%)になりました。一方で、「不安なので一緒には働きたくない」という回答はわずか3.8%でした。

Q5. 政府は介護保険と保険外サービスを同時に提供できる「混合介護」の規制緩和を進めていますが、保険サービスと保険外サービスの区別をきちんと理解していますか?
保険サービスと保険外サービスの区別を理解していない介護スタッフは、約7割(67.5%)。
保険サービスと保険外サービスの区別を理解している介護スタッフは30.2%(5.5%+24.7%)、理解していない介護スタッフは67.5%(41.1%+26.4%)になりました。
「混合介護」の規制が緩和されるようになった際に、介護現場で混乱が起きないよう、介護スタッフへの周知が重要なポイントとなりそうです。

Q6. 介護の仕事を、漢字一文字で表すと何ですか?(自由回答)
第1位は「心」。 2位以降も、「愛」、「笑」とポジティブな漢字が続く。
1位は「心」(47票)、2位は「愛」(34票)、3位は「笑」(24票)と明るいイメージの漢字が続き、人と人との支え合いである介護の仕事らしい印象です。ご利用者様だけでなく、その家族からも感謝されることがあり、介護職にしか味わえない喜びや、やりがいがたくさんあることがうかがえます。
一方で、4位に「忍」(22票)がランクインしましたが、一筋縄ではいかない介護であるだけに、どんな困難なことがあっても乗り切ることができる“忍耐力”も必要なようです。

Q7. 介護の施設長になってもらいたい有名人は?
男性1位は「内村光良」さん、女性1位は5年連続で「天海祐希」さんに!
恒例の介護の施設長になってもらいたい有名人ランキングは、男性はバラエティ番組の司会などで活躍し、親しみやすいイメージの「内村光良」さんが、昨年の4位からランクアップし見事1位を獲得。女性は正義感が強くかっこいい役柄を多く演じ、頼れる姉御肌のイメージが強い「天海祐希」さんが、5年連続で1位となりました。
※選択肢は、産業能率大学「理想の上司ランキング(2018年度)」より




【会社概要】
質の高い介護士、看護師、保育士を「人材派遣」「人材紹介」「紹介予定派遣」という形で、高齢者福祉施設、病院、保育所へ提供。また介護資格講座や、介護・保育セミナーを行う「福祉の教室 ほっと倶楽部」も運営しています。
[社名] 株式会社ニッソーネット [代表者] 代表取締役社長 山下吾一 [URL] http://www.nissonet.co.jp/company/
[設立] 1999年9月 [資本金] 1,000万円 [売上高] 54.2億(2018年3月期)
[事業内容] 人材サービス事業、教育・研修事業、施設運営事業 [拠点] 18拠点(2018年9月現在)
大阪本社: 大阪府大阪市北区芝田1-4-14 芝田町ビル2F  TEL:06-6375-2111 FAX:06-6375-1717
東京本社: 東京都新宿区西新宿1-13-12 西新宿昭和ビル3F TEL:03-6911-4011 FAX:03-5321-4311
支社: 札幌、横浜、さいたま、千葉、水戸、宇都宮、高崎、静岡、名古屋、豊橋、南大阪、神戸、京都、広島、福岡、北九州

<本件に関するお問合せ>
・株式会社ニッソーネット 広報担当 東(あずま)
TEL:0120-982-279 Email:s-azuma@nissonet.co.jp
・株式会社アネティ(PR会社) 真壁
TEL:03-6421-7397 Email:makabe@anety.biz


※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 2018年11月05日 11:30
  • 福祉
  • 医療、福祉

会社概要

商号
株式会社ニッソーネット(カブシキガイシャニッソーネット)
代表者
山下 吾一(ヤマシタ ゴイチ)
所在地
〒530-0012
大阪府大阪市北区芝田1-4-14 芝田町ビル2F
TEL
06-6375-2111
業種
人材関連
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
http://www.nissonet.co.jp/company/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.