2018年10月31日 11:00

CA Technologies、メインフレーム・ソリューションをアップデートし、ハイブリッド環境対応のインテリジェントなオープン・プラットフォームを推進

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~CA Brightsideの中核コンポーネントとAPI Remediationをオープンソースとしてリリース。機械学習により、クロスプラットフォームの運用インテリジェンスとコンプライアンスのためのこれまで以上に高度なインサイトを提供~

(2018年10月30日、ニューヨーク発)
CA Technologies(本社:米国ニューヨーク州、マディソン・アヴェニュー、CEO:マイケル・グレゴア)は、近代化と統合化の取り組みを加速するよう設計されたメインフレーム・ソリューションのアップデートを発表しました。これにより、顧客企業各社はメインフレームをデジタル・トランスフォーメーションの戦略的イネーブラーとして活用し、収益拡大を推進することができます。これらの新機能や強化機能により、インテリジェンスと自動化でリソースを最大限に活用し、データを保護しつつ、ハイブリッド環境全体で最先端のテクノロジーとオープン・イノベーションを活用することが可能になります。

CA Technologies メインフレーム担当ゼネラル・マネージャ Greg Lotko
メインフレームは、最も優位性をもたらすプラットフォーム上でワークロードを実行するあらゆるハイブリッドIT環境にとって不可欠な存在です。ITアーキテクチャが進化を続ける状況にあってメインフレームをアジャイルで統合化された存在にするために、オープンDevOpsと機械学習ベースの運用可能なインテリジェンスを網羅する、より簡素化されたユーザ・エクスペリエンスをもたらすことができるのは、CAをおいてほかにありません。

Ensono (大手ハイブリッドITサービス・プロバイダー、CAのパートナー) パートナー開拓担当
バイス・プレジデント Jim Magnus氏
CAのツールは、開発者やメインフレーム・ユーザーなどが働くダイナミックな環境において、柔軟で、使いやすく、費用対効果に優れたツールであることが分かりました。当社の仕事とCA Technologiesとの関係は、お客様のデジタル・トランスフォーメーションを推進するうえで欠くことができないものです。当社は、お客様がハイブリッドIT環境を最適化し、近代化できるよう、メインフレームのイノベーションに適切な投資を行っているものと確信しています。

開発と運用を近代化することでイノベーションの効率を促す
Open Mainframe ProjectのZowe イニシアチブの設立コントリビュータの一社であるCA TechnologiesはEclipse Public License 2.0を通じて、CA BrightsideソリューションとAPI Remediationのコードベースのオープンソース化を進めており、これによってIBM(R) z/OS(R)プラットフォームに対するコラボレーションやイノベーションの機会の増大が見込まれます。CA Brightsideは、メインフレームを企業のDevOpsワークフローに簡単に統合できるように設計されているため、開発チームは、コマンドライン・インタフェースを通じて、Jenkins、Gradle、IntelliJなどの使い慣れたオープンソース・ツールを使用し、他のクラウド・プラットフォームと同様にメインフレームのコントロール、スクリプト作成、ビルドなどを行うことができます。パブリック・ドメインを使ってコードを公開することで、これまでよりも広範囲にわたるコミュニティが新たなイノベーションと改善に貢献できるとともに、メインフレーム・プラットフォームとエコシステムをさらに強化することができます。

Open Mainframe Project ディレクター John Mertic氏
CA TechnologiesがEclipse Public Licenseを通じてコードを正式にリリースしてくれたことを大変うれしく思っています。この事実は、オープンコミュニティ・モデルを支えとして、Zoweフレームワークを成長・発展させるという同社の強い決意を示しています。また同時に、このことは継続的なイノベーションを確保し、メインフレームのお客様が最新の技術にアクセスできるようにするためにも重要なステップです。

リソースの不足に対処しながら、アジャイル開発とDevOpsの手法にも遅れをとらないよう四苦八苦している企業にとって、CAの先進的なContinuous Testingソリューションのアップデートは、より高品質のソフトウェアをより短期間で完成できるようにするテスト機能をメインフレーム企業に提供してくれるものです。開発チームは、CA Service Virtualizationを使用してメインフレーム環境を仮想化することによってソフトウェア・テストをより効率的に行い、CA BlazeMeterを使用して機能テストと性能テストを行い、さらにCA Test Data Managerを使用してメインフレーム上には残さないテスト・データを作成できます。

ITオペレーションのリーダーは、メインフレームから各種のクラウド・プラットフォームや分散プラットフォームまで、ますます複雑化した環境を管理しています。CAのAI Ops駆動型プラットフォームの一部として最近発表されたCA Operational Intelligenceは、包括的なサービス・インテリジェンスを提供し、クラウドからメインフレームに至るまで、構造化された、あるいは構造化されていない様々なデータソースを分析することで、IT運用チームが潜在的な問題にこれまでよりもずっと早期に対応し、根本的な原因を短時間で切り分け、最終的には会社の事業に影響が及ぶ前の問題解決を可能にします。

メインフレームのデータとアプリケーションを活用して新しい革新的なアプリや顧客との取り組みを推進することは、企業が高まるコンプライアンス・リスクに対処していることと同じです。コンプライアンスはすべてのデータとプロセスに影響を及ぼす問題であるため、メインフレーム上でのリスクの影響度を完全に分析できる簡素化されたソリューションを持つことがきわめて重要です。CA Data Content Discoveryの新しい機械学習機能は、カスタム・アナリティクスとデータ・クラシファイアの作成を簡素化して、これまでより高レベルの精度を実現し、新データをその生成に呼応して発見するよう自動化することで、コンプライアンスの問題を大規模に解決できるようにします。この機能はさらに、主要な知見(インサイト)の視覚化を改善し、メインフレームおよび非メインフレームのITスタッフが、メインフレームのデータ・インフラストラクチャ全体にわたり潜在的なリスクを容易に把握できるようにしてくれます。

モバイルからメインフレームに至るまで包括的にインフラストラクチャを最適化できるようCA Technologiesが企業顧客をどのように支援しているかについては、https://www.ca.com/jp/why-ca/mainframe.htmlおよびブログ「Zowe: オープンソースによりハイブリッドITの能力を強化する」(https://www.ca.com/en/blog-mainframeai/zowe-increasing-power-of-hybrid-it-through-open-source.html)を参照してください。

CA Technologiesについて
CA Technologies (NASDAQ: CA) は、ビジネスの変革を推進するソフトウェアを提供し、アプリケーション・エコノミーにおいて企業がビジネス・チャンスをつかめるよう支援します。ソフトウェアはあらゆる業界であらゆるビジネスの中核を担っています。プランニングから開発、管理、セキュリティまで、CAは世界中の企業と協力し、モバイル、プライベート・クラウドやパブリック・クラウド、分散環境、メインフレーム環境にわたって、人々の生活やビジネス、コミュニケーションの方法に変化をもたらしています。CA Technologiesの詳しい情報については、<http://www.ca.com/us.html>(米CA Technologies)、<http://www.ca.com/jp> (日本)をご覧ください。また、ツイッターについては、https://twitter.com/ca_japanをご覧ください。

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会社概要

商号
CA Technologies(シーエーテクノロジーズ)
代表者
反町 浩一郎(ソリマチ コウイチロウ)
所在地
〒102-0093
東京都千代田区平河町 2-7-9 JA共済ビル 9F
TEL
03-6272-8000
業種
ソフトウエア
上場先
その他

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