建築物の金属製内外装工事を手がける菊川工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:宇津野嘉彦、以下菊川)は、このたび11月1日を以って、創業85周年を迎えました。1933年(昭和8年)の創業以来、建築業界に永く貢献させて頂けていることは、お客様をはじめとした関係者の方々のご支援の賜物と感謝しております。
菊川はここ数年、変化する建築業界をとりまく状況に備えるため、85周年に向けて様々な対策を打ってきました。それらの対策を軌道にのせ、急激に変化する時代のなかでも、より足腰の強い企業体制にすることが、90周年に向けた次の5年間の目指すべき課題となります。
なかでも、景気に特に左右されやすい既存市場のオーダー金属建材の売上比率(2017年度で90%以上)を、新たに事業化または強化した事業のそれぞれの柱を太くし、安定的な多角化をすることで、バランス良くシフトさせていきます。そのためには、顧客数の増大が必要不可欠であり、今年になって100を超えた顧客数を毎年倍増し、5年後には1000を超える顧客数を目指します。
■ 変化する時代にそなえて
時代が急激に変化し、東京オリンピックを挟んで建築業界をとりまく状況も、ますます変化していくと予想される中、菊川は去年今年と様々な対策をたてています。
2017年には、「金属加工受託」と内装や店舗ファサードを設計から施工まで一括して受注する「OSSシステム」を開始したほか、環境建材ブランドとして「エコシア」を立ち上げました。今年は、セミオーダー建材ブランドとして「Kikukawa City Texture」をスタートさせ、改修工事と新規市場を開拓する営業部門「プロジェクト統括三部」を立ち上げました。
技術開発においても、3D-CADの普及で増加傾向の三次元カーブなどのデザインに対応できる加工技術や、シームレスなデザインに対応できる広幅長尺加工や溶接技術の開発を促進しています。
このように菊川は、変化していく建築ニーズを金属工事で実現していく努力をたゆまず続け、その受け皿である事業の柱を安定的に多角化することで、顧客の増大と企業の成長を促進し、90周年そして100周年を見据えていきます。
■ 創業85周年記念式典にての代表の言葉
当社は、創業以来85年にわたり、たくさんの先輩のチエと経験がノウハウとして蓄積し、確固たる地位を築いてきました。しかし、時代や産業がもの凄いスピードで変化するなか、これまでの財産のみで生き残ることはできません。企業の成長には、それを構成する個々人の成長が必要不可欠です。自らに挑戦し、その個々の力を集結することで「世界のアーティスチックメタルワーカー」を目指していきましょう。
菊川工業 代表取締役 宇津野嘉彦
■ 菊川工業のあゆみ
菊川は、1933年に宇津野製作所として墨田区菊川で創業して以来、つねに時代をリードする建築物の金属工事を手がけてきました。台場にあるチタン球体、銀座の有名ブランドビル群の内外装、古くは東京タワーの、近年では東京スカイツリーの展望台の金属パネルなど人々の印象に残る多くの建築物に携わっています。お客様の要望に合わせてオーダーメイドで製作するスタイルは、困難な課題も多くありましたが、「Never Say No」の精神で克服することで、ノウハウとなり財産となっています。
海外展開も積極的に行っており、これらの企業活動が中小企業として評価され、平成29年秋の「旭日単光章」に弊社代表取締役の宇津野が受章するに至り、85周年を迎える今年に弾みがつきました。
1933年 旧東京府本所区(現東京都墨田区)菊川町に宇津野製作所として創業。竹中工務店・東京支店の知遇を受け、業務を拡張していく。
1951年 菊川工業株式会社として法人化。このころ戦後の混乱が落ち着き、本来の建築金物を専業するようになり、各種高級手摺やブロンズ・ステンレス製品などの加工技術で好評を得る。この頃の主な工事:銀座松坂屋・上野松坂屋・江の島水族館。
1955年 丸の内日活の赤塗装の外装工事に参画。
1956年 新宿コマ劇場の天井工事に参画。
1957年 南極・昭和基地の営舎金物製作。
1958年 東京タワー展望台の内外装工事を請け負う。
1964年 東京オリンピック会場の1つである日本武道館の金属工事に参画。六角堂頂部のタマネギ型のギボシも菊川の作品。
1966年 経団連会館のアルミキャスト・カーテンウォールを施工。
1968年 成田山新勝寺の本堂内装のブロンズ工事に参画。
1970年 千葉県白井市に工場拡大移転。
1975年 霊友会釈迦殿にて世界初のカラーステンレス採用事例に携わる。
1981年 新高輪プリンスホテルの半円バルコニー工事を施工。
1988年 東京ドームの金属工事に参画、回転扉も菊川の製品。
1990年 水戸芸術館シンボルタワーにて初のチタン外装を施工。
1996年 フジテレビ本社ビルの球体外装を手掛ける。
2004年 ディオール銀座ビルの外装工事参画。このころより様々な有名ブランド店などの旗艦店に多く参画。一部は世界中の店舗受注に発展、海外展開を確かなものとする。
2008年 キクカワホールディングス(株)・キクカワタクト(株)設立。
2012年 ISO9001取得。東京スカイツリー展望台のアルミパネル工事に参画。
2014年 東京オフィスビルが墨田区菊川に竣工。
2017年 イギリス・ロンドンのブルームバーグ欧州新社屋竣工、700トン超のブロンズ工事で参画内装や店舗ファサードを請け負う。「OSSシステム」を開始。金属加工受託開始。すみだ北斎美術館の外装工事参画。環境システム&環境建材ブランド「エコシア」開始。代表取締役 宇津野嘉彦平成29年秋の「旭日単光章」受章。
2018年 セミオーダー建材ブランド「Kikukawa City Texture」開始。改修工事と新規市場開拓部門「プロジェクト統括三部」設立。
■ 菊川工業会社概要
[社名] 菊川工業株式会社
[代表者] 宇津野 嘉彦 (うつの・よしひこ)
[所在地] 本社:東京都墨田区菊川2-18-12
工場(キクカワテクノプラザ):千葉県白井市中98-15
事業所:大阪、香港、ホーチミン、上海
[設立] 1933年11月1日
[資本金] 1億円
[従業員数] 192名(2017年12月20日現在)
[URL] https://www.kikukawa.com/
[関連会社] キクカワタクト株式会社
<本件に関するお問合せは下記までお願いいたします>
菊川工業株式会社 広報Webチーム 担当 田部井、中村
TEL:047-492-0144
E-mail:web@kikukawa.com
菊川はここ数年、変化する建築業界をとりまく状況に備えるため、85周年に向けて様々な対策を打ってきました。それらの対策を軌道にのせ、急激に変化する時代のなかでも、より足腰の強い企業体制にすることが、90周年に向けた次の5年間の目指すべき課題となります。
なかでも、景気に特に左右されやすい既存市場のオーダー金属建材の売上比率(2017年度で90%以上)を、新たに事業化または強化した事業のそれぞれの柱を太くし、安定的な多角化をすることで、バランス良くシフトさせていきます。そのためには、顧客数の増大が必要不可欠であり、今年になって100を超えた顧客数を毎年倍増し、5年後には1000を超える顧客数を目指します。
■ 変化する時代にそなえて
時代が急激に変化し、東京オリンピックを挟んで建築業界をとりまく状況も、ますます変化していくと予想される中、菊川は去年今年と様々な対策をたてています。
2017年には、「金属加工受託」と内装や店舗ファサードを設計から施工まで一括して受注する「OSSシステム」を開始したほか、環境建材ブランドとして「エコシア」を立ち上げました。今年は、セミオーダー建材ブランドとして「Kikukawa City Texture」をスタートさせ、改修工事と新規市場を開拓する営業部門「プロジェクト統括三部」を立ち上げました。
技術開発においても、3D-CADの普及で増加傾向の三次元カーブなどのデザインに対応できる加工技術や、シームレスなデザインに対応できる広幅長尺加工や溶接技術の開発を促進しています。
このように菊川は、変化していく建築ニーズを金属工事で実現していく努力をたゆまず続け、その受け皿である事業の柱を安定的に多角化することで、顧客の増大と企業の成長を促進し、90周年そして100周年を見据えていきます。
■ 創業85周年記念式典にての代表の言葉
当社は、創業以来85年にわたり、たくさんの先輩のチエと経験がノウハウとして蓄積し、確固たる地位を築いてきました。しかし、時代や産業がもの凄いスピードで変化するなか、これまでの財産のみで生き残ることはできません。企業の成長には、それを構成する個々人の成長が必要不可欠です。自らに挑戦し、その個々の力を集結することで「世界のアーティスチックメタルワーカー」を目指していきましょう。
菊川工業 代表取締役 宇津野嘉彦
■ 菊川工業のあゆみ
菊川は、1933年に宇津野製作所として墨田区菊川で創業して以来、つねに時代をリードする建築物の金属工事を手がけてきました。台場にあるチタン球体、銀座の有名ブランドビル群の内外装、古くは東京タワーの、近年では東京スカイツリーの展望台の金属パネルなど人々の印象に残る多くの建築物に携わっています。お客様の要望に合わせてオーダーメイドで製作するスタイルは、困難な課題も多くありましたが、「Never Say No」の精神で克服することで、ノウハウとなり財産となっています。
海外展開も積極的に行っており、これらの企業活動が中小企業として評価され、平成29年秋の「旭日単光章」に弊社代表取締役の宇津野が受章するに至り、85周年を迎える今年に弾みがつきました。
1933年 旧東京府本所区(現東京都墨田区)菊川町に宇津野製作所として創業。竹中工務店・東京支店の知遇を受け、業務を拡張していく。
1951年 菊川工業株式会社として法人化。このころ戦後の混乱が落ち着き、本来の建築金物を専業するようになり、各種高級手摺やブロンズ・ステンレス製品などの加工技術で好評を得る。この頃の主な工事:銀座松坂屋・上野松坂屋・江の島水族館。
1955年 丸の内日活の赤塗装の外装工事に参画。
1956年 新宿コマ劇場の天井工事に参画。
1957年 南極・昭和基地の営舎金物製作。
1958年 東京タワー展望台の内外装工事を請け負う。
1964年 東京オリンピック会場の1つである日本武道館の金属工事に参画。六角堂頂部のタマネギ型のギボシも菊川の作品。
1966年 経団連会館のアルミキャスト・カーテンウォールを施工。
1968年 成田山新勝寺の本堂内装のブロンズ工事に参画。
1970年 千葉県白井市に工場拡大移転。
1975年 霊友会釈迦殿にて世界初のカラーステンレス採用事例に携わる。
1981年 新高輪プリンスホテルの半円バルコニー工事を施工。
1988年 東京ドームの金属工事に参画、回転扉も菊川の製品。
1990年 水戸芸術館シンボルタワーにて初のチタン外装を施工。
1996年 フジテレビ本社ビルの球体外装を手掛ける。
2004年 ディオール銀座ビルの外装工事参画。このころより様々な有名ブランド店などの旗艦店に多く参画。一部は世界中の店舗受注に発展、海外展開を確かなものとする。
2008年 キクカワホールディングス(株)・キクカワタクト(株)設立。
2012年 ISO9001取得。東京スカイツリー展望台のアルミパネル工事に参画。
2014年 東京オフィスビルが墨田区菊川に竣工。
2017年 イギリス・ロンドンのブルームバーグ欧州新社屋竣工、700トン超のブロンズ工事で参画内装や店舗ファサードを請け負う。「OSSシステム」を開始。金属加工受託開始。すみだ北斎美術館の外装工事参画。環境システム&環境建材ブランド「エコシア」開始。代表取締役 宇津野嘉彦平成29年秋の「旭日単光章」受章。
2018年 セミオーダー建材ブランド「Kikukawa City Texture」開始。改修工事と新規市場開拓部門「プロジェクト統括三部」設立。
■ 菊川工業会社概要
[社名] 菊川工業株式会社
[代表者] 宇津野 嘉彦 (うつの・よしひこ)
[所在地] 本社:東京都墨田区菊川2-18-12
工場(キクカワテクノプラザ):千葉県白井市中98-15
事業所:大阪、香港、ホーチミン、上海
[設立] 1933年11月1日
[資本金] 1億円
[従業員数] 192名(2017年12月20日現在)
[URL] https://www.kikukawa.com/
[関連会社] キクカワタクト株式会社
<本件に関するお問合せは下記までお願いいたします>
菊川工業株式会社 広報Webチーム 担当 田部井、中村
TEL:047-492-0144
E-mail:web@kikukawa.com