みなさんはLINEやTwitter、FacebookといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用したことはあるでしょうか。現在の日本におけるSNS普及率を考えると「一度もない」と答える人の方が少ないのではないかと思います。最近ではSNSが企業の広告の場などとして使われるようになり、「インフルエンサー(ブログやSNS上で他のユーザーの購買意思決定に大きな影響を与える人のこと)」と呼ばれる人たちが登場するまでになりました。また商品の購入とまではいかなくても、他のSNS利用者の投稿を見て「いいな」「このライフスタイルを真似したいな」と思い心を動かされることはSNSを利用する人にとって頻繁にあることだと思います。私たちは目や耳から入った情報に影響を受けて生きていますが、なかでもSNSから受ける影響はかなり大きいと考えられます。
そこで私は「SNSを利用するママパパほどハロウィンを実施する傾向があるのではないか」という仮説のもと調査を行いました。
【調査】
子育てに楽しさと新たな価値を提供する株式会社コズレ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中穣二郎、以下コズレ)は、子どもがいるママパパを対象に「ハロウィンに関する調査」を実施(期間:2018年9月3日(月)-2018年9月13日(木)、有効回答数:7445、質問方法:webアンケート)し、その結果を本日、発表しました。
詳細はこちら→ http://www.cozre.co.jp/blog/1677
【分析と結果考察】
ママパパは子どもの日常をシェアするためにどのSNSを頻繁に利用するのでしょうか。はじめに「お子様の日々の表情や生活シーンの写真を投稿する際、最も利用しているSNSは何ですか」と聞きました(図1参照)。
図1 子どもの写真を投稿するときに最も利用するSNS
そこで私は「SNSを利用するママパパほどハロウィンを実施する傾向があるのではないか」という仮説のもと調査を行いました。
【調査】
子育てに楽しさと新たな価値を提供する株式会社コズレ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中穣二郎、以下コズレ)は、子どもがいるママパパを対象に「ハロウィンに関する調査」を実施(期間:2018年9月3日(月)-2018年9月13日(木)、有効回答数:7445、質問方法:webアンケート)し、その結果を本日、発表しました。
詳細はこちら→ http://www.cozre.co.jp/blog/1677
【分析と結果考察】
ママパパは子どもの日常をシェアするためにどのSNSを頻繁に利用するのでしょうか。はじめに「お子様の日々の表情や生活シーンの写真を投稿する際、最も利用しているSNSは何ですか」と聞きました(図1参照)。
図1 子どもの写真を投稿するときに最も利用するSNS
(単位:%)
「子どもの写真を投稿しない」の24.51%を除けば、「Instagram」が51.16%と最も多く、次いで「LINE」が15.83%と続きました。写真の投稿といえばInstagramと言えるほどに、その利用率が他のSNSに比べて圧倒的に高いことが分かります。
さらに以下の質問については、上記の結果からInstagram , LINE , Facebook , その他を含めたSNSに子どもの写真を「投稿する」75.5%の被験者と、「投稿しない」24.5%の被験者に分けて(図2参照)集計し、それぞれの特徴を見出すために比較・検証を行いました。
図2 SNSに子どもの写真を「投稿する人」の割合
「子どもの写真を投稿しない」の24.51%を除けば、「Instagram」が51.16%と最も多く、次いで「LINE」が15.83%と続きました。写真の投稿といえばInstagramと言えるほどに、その利用率が他のSNSに比べて圧倒的に高いことが分かります。
さらに以下の質問については、上記の結果からInstagram , LINE , Facebook , その他を含めたSNSに子どもの写真を「投稿する」75.5%の被験者と、「投稿しない」24.5%の被験者に分けて(図2参照)集計し、それぞれの特徴を見出すために比較・検証を行いました。
図2 SNSに子どもの写真を「投稿する人」の割合
(単位:%)
欧米に比べて日本人はプライバシーに対する意識が高くソーシャルな場に子どもの写真を投稿する人の割合が低いのではないかと思う読者の方々にとっては「投稿する人」が75.5%もいる結果に驚かれるのではないでしょうか。現代のママパパにとって子どもの日々の生活シーンをソーシャルに公開することはそれほど抵抗のないことなのかもしれません。また、SNSには自分が承認した人にだけ投稿を公開する仕組みもあるので信頼度の高い顔見知りの人にだけプライベートを公開しているということも考えられます。
ここで私は、SNSを利用する人ほど「人に見せたい意識」を持っているのではないかと考え、SNSに子どもの写真を「投稿しない人」に比べ「投稿する人」の方が「ハロウィンをする予定」と回答する割合が多いのではないかという仮説をたて検証しました(図3参照)。
図3 SNSに子どもの写真を「投稿する人」と「投稿しない人」が
「ハロウィンをする予定」と回答した割合
欧米に比べて日本人はプライバシーに対する意識が高くソーシャルな場に子どもの写真を投稿する人の割合が低いのではないかと思う読者の方々にとっては「投稿する人」が75.5%もいる結果に驚かれるのではないでしょうか。現代のママパパにとって子どもの日々の生活シーンをソーシャルに公開することはそれほど抵抗のないことなのかもしれません。また、SNSには自分が承認した人にだけ投稿を公開する仕組みもあるので信頼度の高い顔見知りの人にだけプライベートを公開しているということも考えられます。
ここで私は、SNSを利用する人ほど「人に見せたい意識」を持っているのではないかと考え、SNSに子どもの写真を「投稿しない人」に比べ「投稿する人」の方が「ハロウィンをする予定」と回答する割合が多いのではないかという仮説をたて検証しました(図3参照)。
図3 SNSに子どもの写真を「投稿する人」と「投稿しない人」が
「ハロウィンをする予定」と回答した割合
(単位:%)
SNSに子どもの写真を「投稿する人」の53.84%が「ハロウィンをする予定あり」と回答したのに対し、46.16%が「ハロウィンをする予定なし」と回答しました。一方、SNSに子どもの写真を「投稿しない人」の42.21%が「ハロウィンをする予定あり」と回答したのに対し、57.79%が「ハロウィンをする予定なし」と回答しました。この結果から分かるようにSNSに「投稿しない人」に比べ「投稿する人」のほうが「ハロウィンをする予定あり」と回答する割合が高いことが分かります。これはSNSを利用する人ほど「人に見せたい意識」を持っており、ハロウィンをしてSNSに投稿しようと考えるからなのではないでしょうか。
次に、SNSに子どもの写真を「投稿する人」と「投稿しない人」を比較したとき「ハロウィンの実施率」にどのような傾向があるのかを「過去にやった割合」と「今年する予定割合」を比較し分析しました(図5参照)。
図4 SNSに子どもの写真を「投稿する有無」と「ハロウィンの実施率」
SNSに子どもの写真を「投稿する人」の53.84%が「ハロウィンをする予定あり」と回答したのに対し、46.16%が「ハロウィンをする予定なし」と回答しました。一方、SNSに子どもの写真を「投稿しない人」の42.21%が「ハロウィンをする予定あり」と回答したのに対し、57.79%が「ハロウィンをする予定なし」と回答しました。この結果から分かるようにSNSに「投稿しない人」に比べ「投稿する人」のほうが「ハロウィンをする予定あり」と回答する割合が高いことが分かります。これはSNSを利用する人ほど「人に見せたい意識」を持っており、ハロウィンをしてSNSに投稿しようと考えるからなのではないでしょうか。
次に、SNSに子どもの写真を「投稿する人」と「投稿しない人」を比較したとき「ハロウィンの実施率」にどのような傾向があるのかを「過去にやった割合」と「今年する予定割合」を比較し分析しました(図5参照)。
図4 SNSに子どもの写真を「投稿する有無」と「ハロウィンの実施率」
(単位:%)
SNSに子どもの写真を「投稿しない人」に比べ「投稿する人」は「過去にやった(17.18%)」と「今年する予定(53.84%)」のいずれも回答した割合が高いです。このことから、「投稿しない人」より「投稿する人」の方が継続的にハロウィンを実施する傾向にあることが分かります。
【まとめ】
本レポートでは「SNSに子どもの写真を投稿する人とハロウィン実施の関係」を明らかにするため調査を行いましたが、結果の要約は以下の通りです。
・「子どもの生活シーンの写真を投稿する際、最も利用するSNSは何か」という質問に対し51.16%が「Instagram」と回答。
・SNSに子どもの写真を「投稿する人」と「投稿しない人」に分類すると、「投稿する人」が75.5%。
・SNSに子どもの写真を「投稿する人」ほど「ハロウィンをする予定」と回答した割合が高い。
・SNSに子どもの写真を「投稿する人」は継続的にハロウィンを実施する傾向がある。
本調査結果から、SNS特有の2つの特徴、つまり、第1に他のユーザーの投稿を見聞きすることによって自分も同じ行動をしたいと思わせる効果、第2にソーシャルの場で「人に見せたい」という意識を持ちやすくなりイベントをして投稿したいと思わせる効果がハロウィンの実施に何らかの影響を及ぼしているのかもしれません。SNSの情報によって日々私たちの心や行動が動かされているとすると、その影響力は大変大きなものだと思います。ところで、SNSに投稿された子どものハロウィンの写真を見ると心が和み純粋に楽しく感じますよね。ママパパの気持ちを思うとSNSを活用してハロウィンを楽しむことは自然なことのようにも思えます。ハロウィンをはじめとして、SNSの利用によってママパパの意識と行動にどんな変化が起こるのか、今後も注目していきたいところです。
本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。
(コズレ子育てマーケティング研究所 甲斐田・福田)
【当リリースに関する報道関係者お問い合わせ先】
■株式会社コズレ 早川
TEL:03-6265-6877
メール: pr@cozre.co.jp
<「cozre」とは>
2014 年 4 月にスタートした cozreは、子育ての喜びをもっと大きくする「子 育てナレッジシェアメディア」です。0 歳から小学生低学年の子供を持つ 20 代~40 代の パパ・ママを中心に全国で約 300 万人(月間ユニークユーザー)が利用しています。
ひとことに「育児」といっても、妊娠期、赤ちゃん、幼児、保育園、幼稚園、小学生と、子どもの成長ステージによって悩みは様々です。
また、住んでいる場所や、家族構成によっても子育てに必要な情報は変わります。子育て中には、たくさんの、そして様々な疑問・悩みに直面します。こうした疑問・悩みについて、子育ての先輩・専門家たちが持つ知恵や経験(ナレッジ)を、後輩パパ・ママにお届けするサービスが、cozreです。
コンテンツを投稿するのは、子育て経験を持つパパ・ママや医師・保育士・育児関連ビジネスに携わる企業や自治体等の専門家です。cozreを利用することで、パパ・ママによる現場目線での口コミ情報から、専門家による信頼性の高い専門的な知識まで、子育てをもっと楽しくする情報を幅広く手に入れることができます。
cozreが日本の育児を「一人で悩んで大変」なイメージから「みんなで助け合って楽しい」ものに、みなさんと一緒に変えていくお手伝いをします。
【株式会社コズレについて】
名称:株式会社コズレ/Cozre Inc. URL: http://www.cozre.co.jp/
所在地:〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル18F(1801C号室)
役員:田中 穣二郎(代表取締役)、 松本 大希(取締役)、早川 修平(取締役)
設立:2013 年 7 月 1 日
ミッション:子育ての喜びをもっと大きく!
事業内容:インターネットメディア事業
-子育てナレッジシェアメディア「cozre マガジン」http://feature.cozre.jp/
-マタニティ/育児用品・おでかけスポットの口コミ評価ランキングhttp://feature.cozre.jp/item/ranking/%E7%B5%B5%E6%9C%AC
-子連れのおでかけ情報に関する投稿・検索サイト「 cozre コミュニティ」http://www.cozre.jp/
受賞歴:
-東京都中小企業振興公社地域振興ファンド(第 10 回)支援事業
-経済産業省公募「創業補助金(地域需要創造型等起業・創業促進事業)」認定
-EY Innovative Startup 2018「Child Rearing分野」 http://www.shinnihon.or.jp/about-us/entrepreneurship/ey-innovative-startup/
SNSに子どもの写真を「投稿しない人」に比べ「投稿する人」は「過去にやった(17.18%)」と「今年する予定(53.84%)」のいずれも回答した割合が高いです。このことから、「投稿しない人」より「投稿する人」の方が継続的にハロウィンを実施する傾向にあることが分かります。
【まとめ】
本レポートでは「SNSに子どもの写真を投稿する人とハロウィン実施の関係」を明らかにするため調査を行いましたが、結果の要約は以下の通りです。
・「子どもの生活シーンの写真を投稿する際、最も利用するSNSは何か」という質問に対し51.16%が「Instagram」と回答。
・SNSに子どもの写真を「投稿する人」と「投稿しない人」に分類すると、「投稿する人」が75.5%。
・SNSに子どもの写真を「投稿する人」ほど「ハロウィンをする予定」と回答した割合が高い。
・SNSに子どもの写真を「投稿する人」は継続的にハロウィンを実施する傾向がある。
本調査結果から、SNS特有の2つの特徴、つまり、第1に他のユーザーの投稿を見聞きすることによって自分も同じ行動をしたいと思わせる効果、第2にソーシャルの場で「人に見せたい」という意識を持ちやすくなりイベントをして投稿したいと思わせる効果がハロウィンの実施に何らかの影響を及ぼしているのかもしれません。SNSの情報によって日々私たちの心や行動が動かされているとすると、その影響力は大変大きなものだと思います。ところで、SNSに投稿された子どものハロウィンの写真を見ると心が和み純粋に楽しく感じますよね。ママパパの気持ちを思うとSNSを活用してハロウィンを楽しむことは自然なことのようにも思えます。ハロウィンをはじめとして、SNSの利用によってママパパの意識と行動にどんな変化が起こるのか、今後も注目していきたいところです。
本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。
(コズレ子育てマーケティング研究所 甲斐田・福田)
【当リリースに関する報道関係者お問い合わせ先】
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メール: pr@cozre.co.jp
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2014 年 4 月にスタートした cozreは、子育ての喜びをもっと大きくする「子 育てナレッジシェアメディア」です。0 歳から小学生低学年の子供を持つ 20 代~40 代の パパ・ママを中心に全国で約 300 万人(月間ユニークユーザー)が利用しています。
ひとことに「育児」といっても、妊娠期、赤ちゃん、幼児、保育園、幼稚園、小学生と、子どもの成長ステージによって悩みは様々です。
また、住んでいる場所や、家族構成によっても子育てに必要な情報は変わります。子育て中には、たくさんの、そして様々な疑問・悩みに直面します。こうした疑問・悩みについて、子育ての先輩・専門家たちが持つ知恵や経験(ナレッジ)を、後輩パパ・ママにお届けするサービスが、cozreです。
コンテンツを投稿するのは、子育て経験を持つパパ・ママや医師・保育士・育児関連ビジネスに携わる企業や自治体等の専門家です。cozreを利用することで、パパ・ママによる現場目線での口コミ情報から、専門家による信頼性の高い専門的な知識まで、子育てをもっと楽しくする情報を幅広く手に入れることができます。
cozreが日本の育児を「一人で悩んで大変」なイメージから「みんなで助け合って楽しい」ものに、みなさんと一緒に変えていくお手伝いをします。
【株式会社コズレについて】
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役員:田中 穣二郎(代表取締役)、 松本 大希(取締役)、早川 修平(取締役)
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-子連れのおでかけ情報に関する投稿・検索サイト「 cozre コミュニティ」http://www.cozre.jp/
受賞歴:
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-経済産業省公募「創業補助金(地域需要創造型等起業・創業促進事業)」認定
-EY Innovative Startup 2018「Child Rearing分野」 http://www.shinnihon.or.jp/about-us/entrepreneurship/ey-innovative-startup/