2018年10月16日 10:00

『女の子を持つママに聞いた、子ども(女の子)に習わせたいスポーツは?』株式会社コズレ、「子どもに習わせたいスポーツ」に関する調査レポートを発表

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【調査】
子育てに楽しさと新たな価値を提供する株式会社コズレ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中穣二郎、以下コズレ)は、末子のお子さんの年齢が0歳~2歳のママを対象に「子どもに習わせたいスポーツに関する調査」を実施(期間:2018年7月24日(火)-2018年7月26日(木)、有効回答数:1968、質問方法:webアンケート)し、その結果を本日、発表した。
詳細はこちら→ http://www.cozre.co.jp/blog/1660

【はじめに】
前回、『男の子を持つママに聞いた、子ども(男の子)に習わせたいスポーツは?』というタイトルのもと、それは「中学・高校時代に最も印象に残っている異性の好きな人や憧れの人が取り組んでいたスポーツ」だからというよりも「子どもの父親が学生時代(中学・高校)に、最も注力して取り組んでいたスポーツ」だからということのほうが強く影響を及ぼしているようであると調査結果を書かせて頂いた(参照;https://www.cozre.co.jp/blog/1553/)。今回は、前回同様、「親(*ママにターゲットを絞る)が幼少の子どものスポーツに関する習い事をいかなる理由で決めるのか」という問いに対し、女の子を持つママに対象をしぼった調査結果を記したい。

【分析と結果考察】
本レポートでは、「末子に女の子を持つママ(n=913)」にターゲットを絞り分析した結果を記す。まず第1に、「就学以降、お子様(末子:1人の場合はそのお子様)に最も習わせたいスポーツは何ですか」という質問をし、1つだけ選択して頂いた。結果、水泳が最も多く(32.64%)、次いでダンス(14.90%)、器械体操/新体操(5.70%)と続く(図1参照)。水泳は前回の男の子を持つママに聞いた結果同様、他に比べ圧倒的に多いが、ダンスや器械体操/新体操は女の子を持つママ特有である。他には、バレーボール(4.60%)やテニス(4.27%)より武道(5.04%)のほうが多いことが興味深い。あくまで、子ども(女の子)自らが習いたいスポーツではなく、ママが子ども(女の子)に習わせたいスポーツの結果であり、おそらくママ自身がこれまで生きてきて「武道」を習っていたほうが良かったと思う経験があったからであろう。

図1 子ども(女の子)に習わせたい「スポーツ」
単位;%

ところで私の関心は、ママが思い浮かべる子どもに習わせたいスポーツ、その心の奥に隠された選択の理由である。ここに私は2つの仮説を立てた。1つ目は、子どもの母親(パパからみて妻、ママ)が学生時代に、最も注力して取り組んでいたスポーツであること、2つ目は、中学・高校時代にとくに取り組みたかった、もしくは習いたかったスポーツであることだ。そこで第2に、「あなたが中学・高校時代に、最も注力して取り組んでいたスポーツは何ですか」という質問をし、1つだけ選択して頂いた。結果、テニスが最も多く(14.34%)、次いでバレーボール(12.60%)、バスケットボール(12.16%)と続く(図2参照)。アラフォー男の私が学生時代を思い返してみても、女子にとってこれらは人気が高く、この結果を容易に受け入れることができる。

図2 子ども(女の子)の母親が、学生時代(中学・高校)に最も注力して取り組んでいた「スポーツ」
単位;%

第3に、「あなたが中学・高校時代に、とくに取り組みたかった、もしくは習いたかったスポーツは何ですか」という質問をし、1つだけ選択して頂いた。結果、ダンスが最も多く(20.04%)、次いでバスケットボール(7.67%)、テニス(7.23%)と続く(図3参照)。前問の、お子様の母親が学生時代に最も注力して取り組んでいたスポーツの結果と異なり、「ダンス」が他に比べ圧倒的に多いことが興味深い。時流にものり、今日まさにダンスブームであることは疑いようもない事実であるが、バスケットボールやテニス、バレーボールに比べ、これほどまでに「ダンス」をママたちが学生時代を振り返ってみても取り組みたかったと考えていることは驚きである。

図3 中学・高校時代にとくに取り組みたかった、もしくは習いたかった「スポーツ」
単位;%

さて、ここからが本レポートのクライマックスであるが、上記第1に質問した「子どもに習わせたいスポーツ」と第2に質問した「学生時代(中学・高校)に、最も注力して取り組んでいたスポーツ」とが同じであった各競技の回答者数とその割合を図4の真ん中の列に、また、上記第1に質問した「子どもに習わせたいスポーツ」と第3に質問した「中学・高校時代に、とくに取り組みたかった、もしくは習いたかったスポーツ」とが同じであった各競技の回答者数とその割合を図4の右の列に記した。たとえば水泳であれば、「子どもに習わせたいスポーツ」として回答したママは298人(32.64%)で、「子どもに習わせたいスポーツ」と「学生時代(中学・高校)に、最も注力して取り組んでいたスポーツ」が一致したのが20人(6.71%)、「子どもに習わせたいスポーツ」と「中学・高校時代に、とくに取り組みたかった、もしくは習いたかったスポーツ」が一致したのが26人(8.72%)である(図4参照)。ポイントは、「子どもに習わせたいスポーツ」と「学生時代(中学・高校)に、最も注力して取り組んでいたスポーツ」の一致率と、「子どもに習わせたいスポーツ」と「中学・高校時代に、とくに取り組みたかった、もしくは習いたかったスポーツ」の一致率のどちらが高いかである。

図4 結果概要(まとめ)
各列 左;人数、右;割合(%)

続きはこちら→https://www.cozre.co.jp/blog/1660/

【まとめ】
本レポートでは「親(*ママにターゲットを絞る)が幼少の子ども(女の子)のスポーツに関する習い事をいかなる理由で決めるのか」を明らかにすべく、その理由として2つの仮説((1)子どもの母親が学生時代に最も注力して取り組んでいたスポーツである、(2)学生時代にとくに取り組みたかった、もしくは習いたかったスポーツである)をたて、そのどちらが強く影響を与えるのかを探る調査を行った。結果、「子ども(女の子)に習わせたいスポーツ」としては、その理由として母親自身が「学生時代(中学・高校)にとくに取り組みたかった、もしくは習いたかったスポーツである」からというよりも、「学生時代に、最も注力して取り組んでいたスポーツ」だからということのほうが若干影響を及ぼしているようであるが、今後の更なる追跡調査が必要である。"

本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせいただきたい。
(コズレ子育てマーケティング研究所 飯野)

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TEL
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業種
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