社会福祉法人 聖隷福祉事業団(法人本部:静岡県浜松市/理事長:山本敏博 以下、聖隷) が運営する聖隷横浜病院(所在地:神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町215/代表者:院長 林 泰広)は、8月19日(日)と10月21日(日)に乳腺科の専門医による乳がん検診を実施します。
日本の女性における、乳がんの罹患率が増加しています。考えられる原因としては、食生活の欧米化、女性の社会進出があります。女性ホルモンの1つである、エストロゲン(卵胞ホルモン)は乳がんのがん細胞を増殖させることが知られており、女性の社会進出の増加によって、妊娠・出産を経験する人が減少し、月経の回数が多くなり、月経中はエストロゲンが多量に分泌されるため、発生と進行に影響を及ぼしている可能性があります。
子育て・介護・仕事などで検査が受診できない女性たちのために当院では、ジャパン・マンモグラフィーサンデー(JMS)が行っている「10月第3日曜日に全国どこでもマンモグラフィー検査が受診できる環境作り」に先立ち、2ヶ月前の8月にも実施いたします。今後は、予約状況などから10月以降の検診も検討をしていきます。
マンモグラフィーサンデー 詳細概要
8月19日(日)8:30~11:30・10月21日(日)9:30~12:30の予約方法
◆お電話の場合:045-715-3158
◆ご来院の場合:ドック・健診科受付(1F)※予約・詳細についてのお問合せ
【月~金曜 13:00~16:30】
◆検診内容:(1)乳がん専門医による視触診 (2)マンモグラフィー撮影 (3)乳房エコー検診(オプション)
※横浜市在住の方は、「横浜市乳がん検診」を利用することもできます。
◆検診費用:横浜市乳がん検診対象の方… 1,370円(税込)
上記70歳以上の方… 無料
自費の方 視触診 ・ マンモグラフィー… 5,400円(税込)
乳腺エコー… 4,320円(税込)
ジャパン・マンモグラフィーサンデー(JMS)とは…
「ジャパン・マンモグラフィーサンデー(J.M.Sプログラム)」は2009年より開始し今年で10回目を迎えます。子育て・介護・仕事など多忙な平日を過ごす女性のために、認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)が全国の医療機関や自治体の検診担当部門に呼びかけた 「10月第3日曜日に全国どこでもマンモグラフィー検査が受診できる環境作り」 への日本で初めての取組みです。
【聖隷横浜病院 マンモグラフィーサンデー 担当紹介】
乳腺科専門医の私たちが診察します!
■8月19日(日)診察担当
乳腺センター長:徳田 裕
1978年慶應義塾大学医学部卒
2004年東海大学医学部外科学系乳腺内分泌外科学教授
指導医及び専門医資格
・日本外科学会指導医・専門医
・日本乳癌学会乳腺専門医
・日本臨床腫瘍学会暫定指導医
・がん治療認定医
・健診マンモグラフィ- 読影認定医
■10月21日(日)診察担当
乳腺科部長:劉 孟娟
1994年富山大学医学部卒
指導医及び専門医資格
・日本外科学会指導医・専門医
・日本乳癌学会乳腺専門医
検査日当日は“女性” スタッフが対応します!!
●乳がん相談担当看護師:がん看護専門看護師
がん患者の身体的・精神的な苦痛を理解し、患者やその家族に対してQOL(生活の質)の視点に立った水準の高い看護を提供する看護師です。
●乳腺超音波検査担当:超音波検査士
公益社団法人日本超音波医学会の超音波検査士制度委員会規定に定める、超音波検査士制度委員会の審査により付与される認定資格です。
●マンモグラフィー担当:検診マンモグラフィー撮影認定診療放射線技師
マンモグラフィー撮影に関して、一定基準以上の知識・技術があると認められた放射線技師に与えられる認定証明です。
●予約・受付担当:ピンクリボンアドバイザー
乳がん、検診、治療についての正しい知識を学び、乳がんの早期発見に向けて乳がん検診受診を勧め、働きかける役割を持つ認定証明です。
マンモグラフィー撮影に関して、一定基準以上の知識・技術があると認められた放射線技師に与えられる認定証明です。
●予約・受付担当:ピンクリボンアドバイザー
乳がん、検診、治療についての正しい知識を学び、乳がんの早期発見に向けて乳がん検診受診を勧め、働きかける役割を持つ認定証明です。