■導入の背景と経緯 ~“預けて引き取る”宅配ロッカーを、無人で“借りて返す”に応用~
近年、“シェアリングエコノミー”の考え方が広がり、「買うには負担が大きいもの」「使うときが限られるもの」は自分で購入せずに「賢く便利にシェアしたい」というニーズがますます高まっています。伊藤忠都市開発では、このような消費者の意識変化に加え、都心の単身者向き賃貸マンション入居者は収納が少ないことが不満である点にも着目し、家計節約や収納効率向上につながるマンションの付加価値として、一部の家事用品を入居者間で手軽にシェアできる仕組みづくりを検討して参りました。
一方で、再配達削減への対応として近年の新築マンションは通信機能付の宅配ロッカーを設置している点にも着目し、伊藤忠都市開発とフルタイムシステムで協議を重ね、宅配ロッカーを「荷物を預かる→引き取る」だけに留めず、「借りて→返す」 置場に一部転用することで、無人で24時間365日入居者同士が家事用品を手軽にシェアできる仕組みを両社で構築しました。そして、今春竣工した「クレヴィアリグゼ品川シーサイド」では宅配ボックスを23区画設置していたことから、3区画をシェアリング用品の受け渡し用に転用しても宅配物の保管容量への影響は軽微と見込み、本サービスを試験導入することとしました。
今回提供するシェアリング用品は、(1)あると便利だが頻繁には使わない(2)使ってみたいが高価なのでシェアしたい(3)宅配ボックスに格納できるサイズ の3つの観点から、IOT家電である『お掃除ロボット』と『窓拭きロボット』を選定しましたが、今回の試行により、利用状況や傾向、問題点、入居者の意見や要望などを抽出・分析し、シェアリング用品の変更・拡充も含め本サービスがより便利になるよう改善を重ね、物件タイプや入居者の属性・ニーズに合わせ他の物件への展開を図っていく予定です。
■シェアリングサービスの運用管理について
本サービスは、各住戸の非接触キーを使って利用状況の管理を行います。また、フルタイムシステムが運営する24時間365日対応の「FTSコントロールセンター」、及び、空き状況をスマートフォンで確認できる「Web-check system」を利用することで、サービスを管理する人がいなくても、入居者はシェアリングサービスをいつでも自由に利用することができます。
■今後の取組について
近年、インターネット通販をはじめとしたEC市場の拡大から宅配物が増加していることに加え、生活スタイルの変化により、受取人不在の再配達業務が増え、配達員の労働損失や輸送時のCO2排出という環境損失など、社会的損失にもつながっています。
伊藤忠都市開発とフルタイムシステムは、消費者へのラストワンマイルをつなぎ、再配達削減対策の一助を担う宅配ボックスの更なる機能拡充とサービス向上を図り、より快適な生活環境の創出と利便性の向上につながるサービスを提供すべく取り組んで参ります。
■「クレヴィアリグゼ品川シーサイド」 概要
・住所: 東京都品川区東品川4丁目3番1号
・交通: 京急本線「青物横丁」駅徒歩5分、りんかい線「品川シーサイド」駅徒歩6分
・構造・規模: RC造 地上11階建て
・総戸数: 106戸
・間取り: 1K/1R/1LDK/2LDK
・住宅専有面積: 20.06m2~40.01m2
・竣工年月: 2018年3月
・物件ホームページ: http://ipd-chintai.jp/lineup/detail/shinagawaseaside/
<本プレスリリースに関するお問い合わせ先>
伊藤忠都市開発株式会社 広報室 有吉
tel. 03-6811-0221
mail: m-ariyoshi@ipd.co.jp
株式会社フルタイムシステム 総務部 草野
tel. 03-3851-5838
mail: m_kusano@fts.co.jp
近年、“シェアリングエコノミー”の考え方が広がり、「買うには負担が大きいもの」「使うときが限られるもの」は自分で購入せずに「賢く便利にシェアしたい」というニーズがますます高まっています。伊藤忠都市開発では、このような消費者の意識変化に加え、都心の単身者向き賃貸マンション入居者は収納が少ないことが不満である点にも着目し、家計節約や収納効率向上につながるマンションの付加価値として、一部の家事用品を入居者間で手軽にシェアできる仕組みづくりを検討して参りました。
一方で、再配達削減への対応として近年の新築マンションは通信機能付の宅配ロッカーを設置している点にも着目し、伊藤忠都市開発とフルタイムシステムで協議を重ね、宅配ロッカーを「荷物を預かる→引き取る」だけに留めず、「借りて→返す」 置場に一部転用することで、無人で24時間365日入居者同士が家事用品を手軽にシェアできる仕組みを両社で構築しました。そして、今春竣工した「クレヴィアリグゼ品川シーサイド」では宅配ボックスを23区画設置していたことから、3区画をシェアリング用品の受け渡し用に転用しても宅配物の保管容量への影響は軽微と見込み、本サービスを試験導入することとしました。
今回提供するシェアリング用品は、(1)あると便利だが頻繁には使わない(2)使ってみたいが高価なのでシェアしたい(3)宅配ボックスに格納できるサイズ の3つの観点から、IOT家電である『お掃除ロボット』と『窓拭きロボット』を選定しましたが、今回の試行により、利用状況や傾向、問題点、入居者の意見や要望などを抽出・分析し、シェアリング用品の変更・拡充も含め本サービスがより便利になるよう改善を重ね、物件タイプや入居者の属性・ニーズに合わせ他の物件への展開を図っていく予定です。
■シェアリングサービスの運用管理について
本サービスは、各住戸の非接触キーを使って利用状況の管理を行います。また、フルタイムシステムが運営する24時間365日対応の「FTSコントロールセンター」、及び、空き状況をスマートフォンで確認できる「Web-check system」を利用することで、サービスを管理する人がいなくても、入居者はシェアリングサービスをいつでも自由に利用することができます。
■今後の取組について
近年、インターネット通販をはじめとしたEC市場の拡大から宅配物が増加していることに加え、生活スタイルの変化により、受取人不在の再配達業務が増え、配達員の労働損失や輸送時のCO2排出という環境損失など、社会的損失にもつながっています。
伊藤忠都市開発とフルタイムシステムは、消費者へのラストワンマイルをつなぎ、再配達削減対策の一助を担う宅配ボックスの更なる機能拡充とサービス向上を図り、より快適な生活環境の創出と利便性の向上につながるサービスを提供すべく取り組んで参ります。
■「クレヴィアリグゼ品川シーサイド」 概要
・住所: 東京都品川区東品川4丁目3番1号
・交通: 京急本線「青物横丁」駅徒歩5分、りんかい線「品川シーサイド」駅徒歩6分
・構造・規模: RC造 地上11階建て
・総戸数: 106戸
・間取り: 1K/1R/1LDK/2LDK
・住宅専有面積: 20.06m2~40.01m2
・竣工年月: 2018年3月
・物件ホームページ: http://ipd-chintai.jp/lineup/detail/shinagawaseaside/
<本プレスリリースに関するお問い合わせ先>
伊藤忠都市開発株式会社 広報室 有吉
tel. 03-6811-0221
mail: m-ariyoshi@ipd.co.jp
株式会社フルタイムシステム 総務部 草野
tel. 03-3851-5838
mail: m_kusano@fts.co.jp