<スポーツシューズ・アパレル市場 調査レポート>
ランニングシューズ市場規模、成長率急落
4人に1人のランナーがランニングシューズ以外でランニング
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、ランニングシューズ市場に関する分析を6月27日に発表します。
直近1年計(2017年5月~2018年6月)のランニングシューズ市場規模(着用者0-12歳を除く、金額単位)は対前年同期比+3%成長でスポーツシューズ市場の成長をけん引しています。しかし、以前と比べ成長率は鈍化してきています。本分析では、今後の成長の可能性がどこにあるのかを検証します。
ランニングシューズ市場規模は1210億円 成長率は急落
『Japan Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査しています。
ランニングシューズ(着用者0-12歳を除く、金額単位)について最新の直近1年(2017年5月~2018年4月)のデータを見ると、市場規模は1210億円でスポーツ使用を目的としてつくられたパフォーマンスシューズカテゴリーの中で最大です。直近1年計(2017年5月~2018年4月)の前年同期比は+3%で依然プラス成長ですが、過去2年の同期間は2桁成長を続けており、成長は鈍化しています(図表1)。
ランニングシューズ市場規模、成長率急落
4人に1人のランナーがランニングシューズ以外でランニング
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、ランニングシューズ市場に関する分析を6月27日に発表します。
直近1年計(2017年5月~2018年6月)のランニングシューズ市場規模(着用者0-12歳を除く、金額単位)は対前年同期比+3%成長でスポーツシューズ市場の成長をけん引しています。しかし、以前と比べ成長率は鈍化してきています。本分析では、今後の成長の可能性がどこにあるのかを検証します。
ランニングシューズ市場規模は1210億円 成長率は急落
『Japan Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査しています。
ランニングシューズ(着用者0-12歳を除く、金額単位)について最新の直近1年(2017年5月~2018年4月)のデータを見ると、市場規模は1210億円でスポーツ使用を目的としてつくられたパフォーマンスシューズカテゴリーの中で最大です。直近1年計(2017年5月~2018年4月)の前年同期比は+3%で依然プラス成長ですが、過去2年の同期間は2桁成長を続けており、成長は鈍化しています(図表1)。
26%がランニングシューズ以外をランニング用に購入
スポーツシューズ市場で「ランニング目的で購入したシューズ」のカテゴリーを見てみるとランニングシューズは74%で、残り1/4以上の人がランニングシューズ以外を購入していることが分かりました(図表2)。
ランニングシューズ以外の内訳は、ウォーキングシューズが10% 、カジュアルシューズが6%、その他のスポーツシューズが10%でした。
各カテゴリーの平均価格を見るとランニングシューズが最も高く7,625円で、カジュアルシューズの6,357円よりも+20%高くなっています。
週2回以下ランニングが成長の鍵
ランニング使用目的で購入したスポーツシューズの使用頻度を見てみると、週3回以上着用が41%、週2回以下が59%です。週3回以上の着用者でランニングシューズ以外を着用しているのは22%であるのに対し、週2回以下では8pt高い30%です(図表3)。
購入の際、最も重視したことについては、週3回以上の着用者では履き心地・クッション性・フィット感など機能に関することが上位3位を占め、デザインについては4位、低価格/プロモーションについては5位です。
週2回以下の着用では、1位は履き心地ですが、3位がデザイン、低価格/プロモーションが4位となっています(特典データ)。
ランニング市場の拡大を考えるならば、ランニング人口増加への取り組みと共に、ランナーにより正しいシューズ選びをしてもらうことも大切です。
適切なシューズ選びは、良いタイムやフルマラソンを目指すハイレベルなランナーだけの問題ではありません。ケガを防ぎランニングを楽しむために全てのランナーにとって大切な問題です。
メーカーや店舗では、ランナーのレベルに合わせた商品を開発し販売しています。しかし今回の結果をみると、ハイレベルランナーに比べると、それ以外のランナーはランニングのためにつくられたシューズを選ぶ傾向が低いようです。またハイレベルランナーに比べると、デザインや低価格/プロモーションを重視しています。
全てのランナーにとって適切なシューズを選ぶことが大切であることを理解してもらい、レベル毎の重視することも考慮にいれていくことが、今後のランニングシューズ市場を開拓する上で必要となってきます。
※本内容をご覧の皆様向け特典について(2018年12月末まで)
特典データ「スポーツシューズ市場ランニングシューズ 購入の際重視すること(2017年5月~2018年4月計)」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Japan Sports Tracker スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:河端 香織(かわばた かおり)
〒108-0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email : npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会