2018年09月10日 17:00

ハードリアルタイム、透過分散システムを実現させたザイリンクス社製UltraScale対応SCIOPTAコネクタの販売開始

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年9月10日、ポジティブワンは、透過分散システムを実現させたザイリンクス社製UltraScale対応SCIOPTAコネクタの販売開始します。

ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、ザイリンクス社製UltraScale対応SCIOPTAコネクタの販売開始いたします。

SCIOPTAコネクタは、ザイリンクス社製Zynq Ultrascale MPSoCのARMコアに単一のCPUシステムを利用するかのように分散システムを実現させます。SCIOPTAの同じクリーンメッセージベースのインターフェイスを使用できることによい、プロセッサの境界を越えたメッセージは、プロセスが異なるコアに対しても、送信と受信に同じシステムコールを使用することにより透過分散システムを実現させます。

◆高いリアルタイム性能
を持つSCIOPTAアーキテクチャは、優れたリアルタイム性能と小型サイズを提供するように特別に設計されています。内部データ構造、メモリ管理、プロセス間通信、時間管理は高度に最適化されています。

◆先制型リアルタイムカーネル
SCIOPTAはプリエンプティブなリアルタイムカーネルです。割り込みは、カーネル内部であっても、いつでも処理することができます。

◆市場投入までの時間短縮
SCIOPTAは、メッセージベースのリアルタイムオペレーティングシステムです。リソースを制御するための強力なシステムコールセットが用意されています。標準化されたプロセスとプロセス間通信は明確なシステム設計をもたらし、書き込み、読み込み、および保守が容易です。プロセスが明確に定義されたメッセージと通信し、プロセスをモジュールにまとめることができるため、SCIOPTAシステムは大きなプロジェクトのチーム作業に非常に適しています。市場投入までの時間が大幅に短縮されます。

◆メッセージベースのアーキテクチャ
SCIOPTAは、プロセス間の直接メッセージの受け渡しを可能にするメッセージベースのアーキテクチャで設計されています。メッセージは主にプロセス間通信と同期に使用されます。SCIOPTAメッセージは、メモリプールに保存され、維持されます。カーネルメモリプールマネージャは、高性能を目的として設計されており、メモリの断片化は回避されます。

◆SCIOPTAモジュール
プロセスはSCIOPTAモジュールでグループ化することができ、非常にモジュラーなシステムを設計できます。モジュールは、実行時に全体として静的でも、作成されても、中止されてもかまいません。SCIOPTAは、モジュールは他のモジュールと仲良くすることができます。フレンドモジュールは、いずれかのモジュールシステムリソースへの特権アクセスを持っています。SCIOPTAモジュールは、システムブロック全体(通信スタックなど)をカプセル化し、システム内の他のモジュールからそれらを保護するために使用できます。

◆簡単にデバッグ
SCIOPTAシステムは、中断またはブロッキング状況に達するまで、メッセージをトレースすることによって容易にデバッグすることができます。メッセージトレースは、考えられるシステム状態に先行するメッセージシーケンスを分析することを可能にします。SCIOPTAメッセージには、メッセージデータだけでなく、所有者、送信者、受信者プロセスなどの管理情報も含まれます。したがって、デバッガは、メッセージプールを分析することによって、間違ったプロセスに送信されたメッセージや失われたメッセージをすばやく見つけることができます。

◆評価ボード
・ ザイリンクス Zynq UltraScale+ MPSoC ZCU102 評価キット
・ コンパイラ、GCC利用

【SCIOPTA(スキオプタ)システムズ社について】
SCIOPTAシステムズ社は、スイス・バーゼル=シュタット準州に本社を置くセイフティクリティカル分野、透過分散システムで利用されるメッセージパッシング方式のリアルタイムOSおよびミドルウエアの開発を行っております。ドイツ・ミュンヘンのTUV認証機関から、IEC 61508 SIL 3、EN 50128 SIL 3/4、ISO 26262 ASIL-Dを受けたセイフティクリティカルなリアルタイムOSとして認証を受けております。インフィニオン・テクノロジー社、マイクロチップ・テクノロジー/Atmel社、NXPセミコンダクターズ社、ルネサス エレクトロニクス社、STマイクロエレクトロニクス社、テキサス・インスツルメンツ社、ザイリンクス社の半導体にSCIOPTAリアルタイムOSがサポートされています。ポジティブワンは、日本総代理元として、10年以上、日本市場でのライセンス、BSPおよびシステムの受託開発を行っております。また、新しいプロセッサ、マイコンへのSCIOPTAリアルタイムOSの移植サービスも柔軟的に行っております。

【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
所在地 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6神戸国際会館 22F

URL http://www.positive-one.com

ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションをご提供します。そのために海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるOEMハードウェアや世界標準ISO等に準拠する品質向上のためのツールをご提供します。さらに、システムコンサルティング、エンベデッドからPC、スマートフォン、サーバーを含んだハードウェアからソフトウェアまでのシステム受託開発など、皆様のプロジェクト成功のためのご支援をいたします。

【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933 FAX:03-4360-5301

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
ポジティブワン株式会社(ポジティブワンカブシキカイシャ)
所在地
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
TEL
03-3256-3933
業種
その他IT関連
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
https://www.positive-one.com
IR情報
https://www.positive-one.com
公式ブログ
https://www.yoshin-kan.com

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.