株式会社パテント・リザルトは2018年6月12日、独自に分類した化学業界の企業を対象に、2017年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された件数を企業別に集計した「化学業界 他社牽制力ランキング2017」をまとめ、ランキングデータの販売を開始しました。
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2017年に最も引用された企業は、富士フイルム、次いで三菱ケミカル、花王となりました。
1位富士フイルムの最も引用された特許は、「薄膜トランジスタ」に関する特許(特許第5497417号)です。本特許は昨年の集計において富士フイルムにおいて引用された回数が2番目に多いもので、後発の特許25件に審査の過程で拒絶理由として引用されています。本特許に加え富士フイルムにおける被引用件数の上位4件が薄膜トランジスタに関するもので、後発の特許に合計68件引用され、うち67件が半導体エネルギー研究所によるものとなっています。
2017年に、富士フイルムの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はキヤノン(330件)、次いで、大日本印刷(161件)、セイコーエプソン(149件)となっています。
2位三菱ケミカルの最も引用された特許は、「配線基板」(特願2010-267411)で、後発の特許9件に審査の過程で拒絶理由として引用されており、そのうち8件が太陽ホールディングスによるものとなっています。このほかには「バイオマス資源由来ポリエステル製フィルム」に関する特許(特許第5600861号)や、「白色LED」に関する特許(特願2010-279901)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2017年に、三菱ケミカルの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は大日本印刷(58件)、次いで、旭化成(38件)、及び日亜化学工業(38件)となっています。
3位花王の最も引用された特許は、「吸収性物品」(特許第5102119号)で、後発の特許6件に審査の過程で拒絶理由として引用されており、うち4件がリブドゥコーポレーションによるものとなっています。このほかには「伸縮部材」に関する特許(特許第3883530号)や、「カテキン含有緑茶抽出物」に関する特許(特許第5081028号)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2017年に、花王の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はP&G(88件)、次いで、ユニ・チャーム(82件)、大王製紙(48件)となっています。
本分析の詳細については、「化学 特許資産規模ランキング2017」にてご覧いただけます。
■価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2018/06/fcitchem.html
<<特許・技術調査レポートについて>>
http://www.patentresult.co.jp/report/index.html
<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/
<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5802-6580、Fax:03-5802-8271
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2017年に最も引用された企業は、富士フイルム、次いで三菱ケミカル、花王となりました。
1位富士フイルムの最も引用された特許は、「薄膜トランジスタ」に関する特許(特許第5497417号)です。本特許は昨年の集計において富士フイルムにおいて引用された回数が2番目に多いもので、後発の特許25件に審査の過程で拒絶理由として引用されています。本特許に加え富士フイルムにおける被引用件数の上位4件が薄膜トランジスタに関するもので、後発の特許に合計68件引用され、うち67件が半導体エネルギー研究所によるものとなっています。
2017年に、富士フイルムの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はキヤノン(330件)、次いで、大日本印刷(161件)、セイコーエプソン(149件)となっています。
2位三菱ケミカルの最も引用された特許は、「配線基板」(特願2010-267411)で、後発の特許9件に審査の過程で拒絶理由として引用されており、そのうち8件が太陽ホールディングスによるものとなっています。このほかには「バイオマス資源由来ポリエステル製フィルム」に関する特許(特許第5600861号)や、「白色LED」に関する特許(特願2010-279901)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2017年に、三菱ケミカルの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は大日本印刷(58件)、次いで、旭化成(38件)、及び日亜化学工業(38件)となっています。
3位花王の最も引用された特許は、「吸収性物品」(特許第5102119号)で、後発の特許6件に審査の過程で拒絶理由として引用されており、うち4件がリブドゥコーポレーションによるものとなっています。このほかには「伸縮部材」に関する特許(特許第3883530号)や、「カテキン含有緑茶抽出物」に関する特許(特許第5081028号)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2017年に、花王の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はP&G(88件)、次いで、ユニ・チャーム(82件)、大王製紙(48件)となっています。
本分析の詳細については、「化学 特許資産規模ランキング2017」にてご覧いただけます。
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お申し込みは下記URLをご参照ください。
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Tel:03-5802-6580、Fax:03-5802-8271
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