「健康志向」に関連して語られる「無糖」、「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「微糖」という言葉は、どのように認識されているのか、また、その認識に差異があるのか?について比較考察しレポート致します。
株式会社バズグラフ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:西本 光治)は自社のソーシャルリスニングソリューション「BuzzGraph」を使用し、ブログ、Twitter、ネットニュース記事中、「無糖」、「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「微糖」の記述がある38,519記事について調査を実施しました。
調査キーワード:「無糖」、「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「微糖」
記事が書かれた期間:2017年10月29日~2018年4月28日(6ヶ月間)
ブログ記事数:29,690(無糖10,632、ノンカフェイン10,534、糖質ゼロ5,617、微糖2,907)
Twitter記事数:8,773(無糖4,874、ノンカフェイン1,861、糖質ゼロ1,184、微糖854)
ニュース記事数:78 (無糖37、ノンカフェイン15、糖質ゼロ 13、微糖13)
【考察】
Twitterは速報性が強いメディアでニュース記事に連動するケースが良く見られます。ブログでは「ノンカフェイン」が「無糖」とほぼ同数の出現数となっており、ニュース記事やTwitterとは異なる出現比率となっています。ブログは書き手の意思がより反映される傾向にあるため「ノンカフェイン」に対する関心の高さが出現数に現れていると考えることができます。
■各キーワードのピーク出現数との相関は?
(2017年11月2日 ノンカフェイン 206件)ミニストップのTwitterプロモーション
“RT @ministop_fan: \フォロー&RTで当たる!/明日からの #贅沢ベルギーチョコソフト
新発売を記念してフォロー&RTで特茶ジャスミンか特茶カフェインゼロ
どちらかの無料券が合計8,000名さまに当たるミミ!フォロー&RTしたら
応募はコチラから♪⇒…“
(2018年3月15日 無糖 791件)タリーズのTwitterプロモーション
“RT @Tullys_cup: \なんと先着170,610名様に!/
3月12日新発売のPET「smoothtasteLATTE無糖」を1本その場でプレゼント!“
株式会社バズグラフ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:西本 光治)は自社のソーシャルリスニングソリューション「BuzzGraph」を使用し、ブログ、Twitter、ネットニュース記事中、「無糖」、「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「微糖」の記述がある38,519記事について調査を実施しました。
調査キーワード:「無糖」、「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「微糖」
記事が書かれた期間:2017年10月29日~2018年4月28日(6ヶ月間)
ブログ記事数:29,690(無糖10,632、ノンカフェイン10,534、糖質ゼロ5,617、微糖2,907)
Twitter記事数:8,773(無糖4,874、ノンカフェイン1,861、糖質ゼロ1,184、微糖854)
ニュース記事数:78 (無糖37、ノンカフェイン15、糖質ゼロ 13、微糖13)
【考察】
Twitterは速報性が強いメディアでニュース記事に連動するケースが良く見られます。ブログでは「ノンカフェイン」が「無糖」とほぼ同数の出現数となっており、ニュース記事やTwitterとは異なる出現比率となっています。ブログは書き手の意思がより反映される傾向にあるため「ノンカフェイン」に対する関心の高さが出現数に現れていると考えることができます。
■各キーワードのピーク出現数との相関は?
(2017年11月2日 ノンカフェイン 206件)ミニストップのTwitterプロモーション
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■「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「無糖」、「微糖」の周辺語をランキング、トップ15位を比較してみる
(1)「無糖」「ノンカフェイン」「糖質ゼロ」は“健康”とともに語られている。
(2)「無糖」の代表的食品飲料は“ヨーグルト”、“コラーゲンドリンク”、“コーヒー”の順となる。
(3)「ノンカフェイン」の代表的な食品飲料は“お茶”、“コーヒー”の順。
(4)「糖質ゼロ」の代表的な食品は“コラーゲンドリンク”、“麺”の順。
(5)「微糖」の代表的な食品飲料は“コーヒー”、“缶コーヒー”。
(6)「無糖」、「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「微糖」いずれも“ダイエット”と共に語られている。
(7)「無糖」、「ノンカフェイン」は共に出現の占有率が高い。
(8)「無糖」、「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「微糖」いずれも“おいしい”と共に語られている。
(1)「無糖」「ノンカフェイン」「糖質ゼロ」は“健康”とともに語られている。
(2)「無糖」の代表的食品飲料は“ヨーグルト”、“コラーゲンドリンク”、“コーヒー”の順となる。
(3)「ノンカフェイン」の代表的な食品飲料は“お茶”、“コーヒー”の順。
(4)「糖質ゼロ」の代表的な食品は“コラーゲンドリンク”、“麺”の順。
(5)「微糖」の代表的な食品飲料は“コーヒー”、“缶コーヒー”。
(6)「無糖」、「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「微糖」いずれも“ダイエット”と共に語られている。
(7)「無糖」、「ノンカフェイン」は共に出現の占有率が高い。
(8)「無糖」、「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「微糖」いずれも“おいしい”と共に語られている。
【考察】
以上のことから、
1.「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「無糖」、「微糖」は“おいしい”、“ダイエット”というイメージが定着している。
2.具体的な食品飲料として「無糖」、「糖質ゼロ」においては“コラーゲンドリング”が、「ノンカフェイン」においては“ルイボスティー”が話題になっている。
3.「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「無糖」については“おいしい”“ダイエット”“健康”というイメージが定着している感があり、今後もこの分野の市場は拡大して行くと考えられる。
■「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「無糖」、「微糖」の周辺語をランキング36位~50位を比較考察してみる
(1)「無糖」の周辺語として“紅茶”が登場する。
(2)「ノンカフェイン」では“酵素ドリンク”“ハーブティー”など特徴的な飲料が登場。また、“安心する”“妊娠”“女性”“赤ちゃん”という一連の語が興味深い。
以上のことから、
1.「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「無糖」、「微糖」は“おいしい”、“ダイエット”というイメージが定着している。
2.具体的な食品飲料として「無糖」、「糖質ゼロ」においては“コラーゲンドリング”が、「ノンカフェイン」においては“ルイボスティー”が話題になっている。
3.「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「無糖」については“おいしい”“ダイエット”“健康”というイメージが定着している感があり、今後もこの分野の市場は拡大して行くと考えられる。
■「ノンカフェイン」、「糖質ゼロ」、「無糖」、「微糖」の周辺語をランキング36位~50位を比較考察してみる
(1)「無糖」の周辺語として“紅茶”が登場する。
(2)「ノンカフェイン」では“酵素ドリンク”“ハーブティー”など特徴的な飲料が登場。また、“安心する”“妊娠”“女性”“赤ちゃん”という一連の語が興味深い。
【考察】
「無糖」の周辺で語られる食品飲料は“ヨーグルト”“コラーゲンドリンク”“コーヒー”に加えて“紅茶”が登場、健康志向の高まりから、「無糖」市場は拡大して行く様相。無糖炭酸水へのニーズも高まっています。また、「ノンカフェイン」の周辺語として“安心する”“妊娠”“女性”“赤ちゃん”という一連のキーワードは、非常に興味深く、他者に与えたい安心な食品飲料という独自の市場が拡大していくことが予想されます。
■「ノンカフェイン」、「無糖」、「糖質ゼロ」、「微糖」に対する書き込みの男女比率をみてみる
「ノンカフェイン」男性 10.6% 女性 89.4% 「無糖」 男性 17.0% 女性83.0%
「糖質ゼロ」男性 29.0% 女性 71.0% 「微糖」男性 48.4% 女性 51.6%
【考察】
「ノンカフェイン」の書き込み比率は圧倒的に女性が高く、女性の関心がいかに強いかが分かる。「無糖」についても女性の関心は強く男性の書き込み比率を大きく上回っている。「ノンカフェイン」→「無糖」→「糖質ゼロ」→「微糖」と徐々に男性の書き込み比率が増えているのが興味深く、「糖質ゼロ」を謳っている商品がビール、「微糖」は缶コーヒーということも影響していると思われます。
■次に逆方向、つまり「健康」と共に語られる周辺語をランキングしてみる
(1) 「健康」の周辺語として“ノンカフェイン”“無糖”“糖質ゼロ”がトップ10に入っている
(2)“茶”“ダイエット”“ルイボスティー”がトップ10に入っているのも興味深い
【考察】
「健康」の周辺語でもっとも数が多い「茶」「お茶」の書き込みを読むと“ナタマメ茶”“韃靼そば茶”“杜仲茶”“甘茶”“ノンカフェイン茶”などなど、いわゆる『健康茶』と呼ばれる様々な“茶”についての書き込みがみられます。市場は、常に新しい『健康茶』を探し、そして、拡大して行くと思われます。
■直近1ヶ月、3月29日~4月28日「ノンカフェイン」「無糖」「糖質ゼロ」について関係図を使っての考察
(1)「糖質ゼロ」と最も強い繋がりを示すのは“麺”“ビール”“アルコール”。また、“カロリーゼロ”“カロリー0”“低カロリー”という言葉が現れているのが特徴。
(2)「無糖」と強い繋がりを示すのは“ヨーグルト”“炭酸水”“コーヒー”“紅茶”。ブランドとして“おいしい”→“午後の紅茶”→“キリン”が強いつながりとして現れている。無糖ブランドしての“午後の紅茶”が定着している。
(3)「ノンカフェイン」との強い繋がりとしては“お茶”“コーヒー”。その他に“嬉しい”“優しい”“無添加”“安心する”という語が現れているのは非常に特徴的。また、“妊婦”“妊娠中”という言葉が現れているのも興味深い。
「無糖」の周辺で語られる食品飲料は“ヨーグルト”“コラーゲンドリンク”“コーヒー”に加えて“紅茶”が登場、健康志向の高まりから、「無糖」市場は拡大して行く様相。無糖炭酸水へのニーズも高まっています。また、「ノンカフェイン」の周辺語として“安心する”“妊娠”“女性”“赤ちゃん”という一連のキーワードは、非常に興味深く、他者に与えたい安心な食品飲料という独自の市場が拡大していくことが予想されます。
■「ノンカフェイン」、「無糖」、「糖質ゼロ」、「微糖」に対する書き込みの男女比率をみてみる
「ノンカフェイン」男性 10.6% 女性 89.4% 「無糖」 男性 17.0% 女性83.0%
「糖質ゼロ」男性 29.0% 女性 71.0% 「微糖」男性 48.4% 女性 51.6%
【考察】
「ノンカフェイン」の書き込み比率は圧倒的に女性が高く、女性の関心がいかに強いかが分かる。「無糖」についても女性の関心は強く男性の書き込み比率を大きく上回っている。「ノンカフェイン」→「無糖」→「糖質ゼロ」→「微糖」と徐々に男性の書き込み比率が増えているのが興味深く、「糖質ゼロ」を謳っている商品がビール、「微糖」は缶コーヒーということも影響していると思われます。
■次に逆方向、つまり「健康」と共に語られる周辺語をランキングしてみる
(1) 「健康」の周辺語として“ノンカフェイン”“無糖”“糖質ゼロ”がトップ10に入っている
(2)“茶”“ダイエット”“ルイボスティー”がトップ10に入っているのも興味深い
【考察】
「健康」の周辺語でもっとも数が多い「茶」「お茶」の書き込みを読むと“ナタマメ茶”“韃靼そば茶”“杜仲茶”“甘茶”“ノンカフェイン茶”などなど、いわゆる『健康茶』と呼ばれる様々な“茶”についての書き込みがみられます。市場は、常に新しい『健康茶』を探し、そして、拡大して行くと思われます。
■直近1ヶ月、3月29日~4月28日「ノンカフェイン」「無糖」「糖質ゼロ」について関係図を使っての考察
(1)「糖質ゼロ」と最も強い繋がりを示すのは“麺”“ビール”“アルコール”。また、“カロリーゼロ”“カロリー0”“低カロリー”という言葉が現れているのが特徴。
(2)「無糖」と強い繋がりを示すのは“ヨーグルト”“炭酸水”“コーヒー”“紅茶”。ブランドとして“おいしい”→“午後の紅茶”→“キリン”が強いつながりとして現れている。無糖ブランドしての“午後の紅茶”が定着している。
(3)「ノンカフェイン」との強い繋がりとしては“お茶”“コーヒー”。その他に“嬉しい”“優しい”“無添加”“安心する”という語が現れているのは非常に特徴的。また、“妊婦”“妊娠中”という言葉が現れているのも興味深い。
【全体の考察】
「糖質ゼロ」は“カロリーゼロ”“低カロリー”などの語が特徴的で、“健康”を気にする人にアピール。「無糖」は“おいしい”という言葉との強いつながりから、“味”+“健康”という人にアピール。また、「微糖」との関係で言うと、「微糖」は味覚の変化の過程であり、よりナチュラルな味が今後は求められて行くと考えられます。最後に「ノンカフェイン」は“優しい”“嬉しい”“無添加”“安心する”という言葉とのつながりから女性中心に安全や安心、カラダに優しい、嬉しいという観点から健康を考える人たちにアピールし、健康志向においても独自の市場を形成、拡大して行くと考えられます。
(各キーワードのまとめ)
「ノンカフェイン」は“健康”+“安心”“優しい”
周辺語として“安心する”“妊娠”“女性”“赤ちゃん”という一連のキーワードは、非常に特徴的で、女性を中心とした市場が今後も、拡大していくことが予想されます。
「無糖」は“健康”+“おいしい”
周辺で語られる食品飲料は“ヨーグルト”“コラーゲンドリンク”“コーヒー”に加えて“紅茶”が登場、健康志向の高まりから、「無糖」を謳った商品に今後も注目が集まって行くだろう。無糖炭酸水へのニーズも高まっている。ただ、商品のバリエーションが増えて行く中で『おいしい』がキーワードとなることは間違いないでしょう。
「糖質ゼロ」は“健康”+“低カロリー”
健康を気にする層にアピールするという意味ではビールという商品がシンボリック。アルコールは不健康だが、その中に健康を求めるという心理。男性からの支持が高い理由もそこにあると思われます。
「微糖」は“健康”+“味覚の過程”
健康は気になるが「無糖」は苦手という層に支持されている。缶コーヒーという商品が中心になっていることも、男性からの支持が高い理由。今後はよりナチュラルな味、「おいしい無糖」などに移行して行くと考えられます。
■調査レポートについてのお問い合わせ先
会社名:株式会社バズグラフ (サイネックスグループ)
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3 麹町中田ビル7F
サイネックス東京本部内
担当者:西本 光治(にしもと みつはる)
E-Mail:support@buzzgraph.net
URL:http://www.buzzgraph.net
TEL:03-3556-0157
「糖質ゼロ」は“カロリーゼロ”“低カロリー”などの語が特徴的で、“健康”を気にする人にアピール。「無糖」は“おいしい”という言葉との強いつながりから、“味”+“健康”という人にアピール。また、「微糖」との関係で言うと、「微糖」は味覚の変化の過程であり、よりナチュラルな味が今後は求められて行くと考えられます。最後に「ノンカフェイン」は“優しい”“嬉しい”“無添加”“安心する”という言葉とのつながりから女性中心に安全や安心、カラダに優しい、嬉しいという観点から健康を考える人たちにアピールし、健康志向においても独自の市場を形成、拡大して行くと考えられます。
(各キーワードのまとめ)
「ノンカフェイン」は“健康”+“安心”“優しい”
周辺語として“安心する”“妊娠”“女性”“赤ちゃん”という一連のキーワードは、非常に特徴的で、女性を中心とした市場が今後も、拡大していくことが予想されます。
「無糖」は“健康”+“おいしい”
周辺で語られる食品飲料は“ヨーグルト”“コラーゲンドリンク”“コーヒー”に加えて“紅茶”が登場、健康志向の高まりから、「無糖」を謳った商品に今後も注目が集まって行くだろう。無糖炭酸水へのニーズも高まっている。ただ、商品のバリエーションが増えて行く中で『おいしい』がキーワードとなることは間違いないでしょう。
「糖質ゼロ」は“健康”+“低カロリー”
健康を気にする層にアピールするという意味ではビールという商品がシンボリック。アルコールは不健康だが、その中に健康を求めるという心理。男性からの支持が高い理由もそこにあると思われます。
「微糖」は“健康”+“味覚の過程”
健康は気になるが「無糖」は苦手という層に支持されている。缶コーヒーという商品が中心になっていることも、男性からの支持が高い理由。今後はよりナチュラルな味、「おいしい無糖」などに移行して行くと考えられます。
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