<スポーツシューズ・アパレル市場 調査レポート>
サッカーシューズ 市場規模
30代着用の購入が24%増でオンラインモール購入が最多
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、サッカーシューズ市場に関する分析を4月26日に発表します。
サッカーワールドカップ2018が近づき連日話題のサッカーですが、サッカーシューズ市場をみると、他のスポーツと比較して着用者年代が若者に偏り、購入店舗の業態にも特徴があることが分かりました。
サッカーシューズ市場規模 野球シューズの3倍
『Japan Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査をしています。
サッカーシューズについて最新の直近1年(2017年2月~2018年1月。9歳以下着用目的者を除く)のデータを見ると、市場規模は250億円でスポーツ使用を目的としてつくられたパフォーマンスシューズカテゴリーの中で、ランニングシューズ、ウォーキングシューズに続く第3位です。これはテニスシューズの1.2倍、野球シューズの3倍の大きさです。(図表1)
サッカーシューズ 市場規模
30代着用の購入が24%増でオンラインモール購入が最多
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、サッカーシューズ市場に関する分析を4月26日に発表します。
サッカーワールドカップ2018が近づき連日話題のサッカーですが、サッカーシューズ市場をみると、他のスポーツと比較して着用者年代が若者に偏り、購入店舗の業態にも特徴があることが分かりました。
サッカーシューズ市場規模 野球シューズの3倍
『Japan Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査をしています。
サッカーシューズについて最新の直近1年(2017年2月~2018年1月。9歳以下着用目的者を除く)のデータを見ると、市場規模は250億円でスポーツ使用を目的としてつくられたパフォーマンスシューズカテゴリーの中で、ランニングシューズ、ウォーキングシューズに続く第3位です。これはテニスシューズの1.2倍、野球シューズの3倍の大きさです。(図表1)
サッカーシューズ 30代着用の購入が24%増
サッカーシューズの金額ベース市場規模(9歳以下着用目的を除く)を着用者の年齢別に見てみます。52%は10-19歳が着用する目的で購入されており、パフォーマンスシューズ全体では同年代着用目的の購入シェアが23%であるのと比較すると、大きく若者に偏ったスポーツであることがわかります。(図表2)
もう1つサッカーシューズ市場で注目すべきなのは30代です。10代に偏っているサッカー市場ですが、2番目に大きな30代着用目的市場はパフォーマンスシューズ全体での同年代のシェアを上回る19%です。
主要スポーツシューズカテゴリーの30代成長率を見ると、サッカーシューズが最も大きくなっており、30代のスポーツシューズ市場を考えるにあたりサッカーは重要なカテゴリーです(図表3)
サッカーシューズ 10代着用目的の購入先はスポーツ用品店
30代着用目的の購入先はオンラインモール
金額市場規模が1番大きい10代着用目的の購入先を見てみると、1位はスポーツ用品店で金額ベース市場シェアは53%です。一方、2番目に大きなグループである30代着用目的の購入先は、1位はオンラインモールで金額ベース市場シェアは37%、スポーツ用品店は2位で28%と10代とは大きく異なります。(図表4)
また、サッカーシューズにおいて10代着用と30代着用では、平均購買価格も大きく異なり、30代着用の方が約1,500円高くなっています。(特典データ)
スポーツ観戦では常に高い関心を集めるサッカーですが、シューズ着用目的者の年代から見ると学生世代に大きく偏っています。自由な時間がとりにくい社会人になると、団体スポーツには参加が難しくチームメンバーが集められないのも、サッカーシューズ市場での社会人シェアが小さい理由の1つです。
働き方改革、プライベート重視の若者世代、高齢化社会に伴う健康重視、など社会人のスポーツ参加を推進する要素はそろっています。参加スポーツの選択肢を広げスポーツを推進するためには、社会人の自由な時間確保は大きな鍵となります。
そのような中でも30代がサッカーシューズ市場で比較的重要な位置を占めるのは、今の30代は小中学生だった頃に、Jリーグ開幕(1993年)や日本代表のFIFAワールドカップ初出場(1998年)などサッカーの歴史的出来事を見て育ったことが大きく影響しています。
今後の世代のスポーツ参加を盛んにするために、子供の頃に憧れを持ってスポーツに参加したり観戦した経験を持つことは大切です。
※本内容をご覧の皆様向け特典について(2018年10月末まで)
特典データ「スポーツシューズ市場 年代別平均購入価格(2017年2月~2018年1月計)」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Japan Sports Tracker
スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:河端 香織(かわばた かおり)
〒108-0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email : npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会