※本リリースは、OpenText Corporationが2018年2月27日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。
EIM(エンタープライズ情報管理)ソリューションのリーダーである、OpenText(本社:加オンタリオ州ウォータールー、NASDAQ:OTEX、TSX:OTC、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:萩野武志、以下オープンテキスト)は本日、マレーシア・エアポーツ(Malaysia Airports)社と協業し、第2ターミナル(KLIA2)を含むクアラルンプール国際空港(KLIA)の乗客向けに、インテリジェントな自動化機能、予測型分析機能など、広範囲なデジタルサービスを開発することを発表しました。マレーシア・エアポーツ社の5カ年事業計画では、トータルエアポートエクスペリエンス(TAE)を戦略的な柱と定めています。今回のプロジェクトは、ビッグデータ分析とデジタルプラットフォームを通じてこのTAEに寄与するものであり、段階的に実行される予定です。
マレーシア・エアポーツ社は、この統合デジタルプラットフォームの開発によって、顧客・乗客とのエンゲージメントの差別化を図り、経営効率を高め、生産性と乗客のエクスペリエンスを高める一方、既存の収益を確保しつつ、新規の収益を開拓できます。既存の各種システムからデジタルプラットフォームに送られるデータは、機械学習と人工知能を駆使して分析されます。そこで得られた洞察をより効果的な意思決定に役立てることで、乗客のエクスペリエンスを強化し、卓越したビジネスとオペレーション業務を実現できます。
テクノロジーパートナーであるオープンテキストは、コンテンツ/ビッグデータ管理、サービス品質管理、カスタマーエクスペリエンス管理、資産管理などで構成される統合型ソフトウェアスイート製品によって、デジタル機能と分析機能を提供していきます。
マレーシア・エアポーツ社の最高戦略責任者であるAzli Mohamed氏は、次のように述べています。「分析主導型のデジタル変革を進める上で、当社が求めていたのは、持続可能な統合型ソリューションを提供してくれるテクノロジーパートナーでした。統合デジタルプラットフォーム(UDP)を活用することで、今後は乗客の皆様にメリットを提供できる、効果的な管理と全面的な経営効率化を実現していきます」
プロジェクトの皮切りとして、乗客のトラベルプランに役立つモバイルアプリも提供されます。乗客はこのアプリを利用することで、フライト状況、混雑度、予定到着時間、旅のオプションに関する通知をリアルタイムで受け取り、セルフチェックイン/セルフバッグドロップ施設などの空港サービスを利用できます。今後のアプリのアップデートでは、オンラインで商品を購入し、搭乗ゲートで受け取り可能な「クリック&コレクト」サービスへの対応も予定しています。
オープンテキストの取締役副会長兼CEO兼CTOであるMark J. Barrenecheaは、次のように述べています。「当社は、業界をリードするEIMプラットフォーム/サービスを基盤とした、大規模なデジタル変革プログラムの実行について優れた実績を持っています。今回の協業で、マレーシア・エアポーツ社にこれからの時代に欠くことのできない変革戦略を支援することができます。世界的な商業ハブであるクアラルンプール国際空港は、未来の空港としての進歩的なモデルを採用しようとしており、その中で私たちオープンテキストが大きな役割を果たせることを非常に嬉しく思います」
今回のデジタル変革プロジェクトは、航空会社や小売業者といった、マレーシア・エアポーツ社の商業パートナーのみならず、入国管理局などの空港関係者にもメリットをもたらします。航空会社は、自社のチェックインデータと乗客のドキュメントを電子的に照合することで、保安区域に入る前に乗客の身元確認を行うことができます。航空会社には、チェックイン後の乗客の居場所もリアルタイムで通知されるため、空港・航空会社のオペレーション全体の効率化に役立ちます。
本プロジェクトは、マレーシア・エアポーツ社とマレーシア入国管理局との協力体制を推し進めるものであり、デジタルエスカレーションプロセスによって、待ち行列の効率的な管理とインシデント管理を保証しつつ、乗客の流れや人数の予測型分析に基づき、リソースの配分を行うことで、シームレスな出入国手続をサポートします。さらに、最新のセキュリティスキャン施設と搭乗ゲートリーダーの導入により、乗客にとっては、シームレスかつ包括的なエクスペリエンスが保証されます。
オープンテキストとマレーシア・エアポーツ社は今後、マレーシア・エアポーツ社の施設内にあるデジタル空港の総合研究拠点(センター・オブ・エクセレンス)でも協力していく予定です。同研究拠点では、変革の機会を特定し、新たなイニシアチブの影響を評価し、乗客の意見を基に未来のイニシアチブを特定することを中核的なテーマに掲げ、変革の推進に取り組んでいます。
■オープンテキストについて
オープンテキストは、企業や組織におけるクラウドまたはオンプレミスでの情報活用を適切な方法で支援し、新たなデジタル社会を実現することを目標としています。オープンテキスト国内グループとしては、ECMおよびBPM製品を中心に国内におけるエンタープライズ情報管理(EIM)ソリューションの販売やサービスを提供しているオープンテキスト株式会社、EIMの重要な要素の1つであるクラウドサービスの分野において、クラウド型メッセージングサービスを提供するEasyLink社(日本法人:エクスパダイト株式会社)、B2Bインテグレーションサービス/EDIを展開するGXS社(日本法人:GXS株式会社)、組み込み型BIとビッグデータ分析を提供するOpenText Actuate事業、および顧客エンゲージメントソリューションを提供するカスタマーエクスペリエンス・ソフトウェア事業において、各事業間の相乗効果を高めながら、日本のお客様に価値あるソリューションを提供しています。
オープンテキスト株式会社 http://www.opentext.co.jp
エクスパダイト株式会社 http://xpe-opentext.jp/
GXS株式会社 http://www.gxs.co.jp
EIM(エンタープライズ情報管理)ソリューションのリーダーである、OpenText(本社:加オンタリオ州ウォータールー、NASDAQ:OTEX、TSX:OTC、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:萩野武志、以下オープンテキスト)は本日、マレーシア・エアポーツ(Malaysia Airports)社と協業し、第2ターミナル(KLIA2)を含むクアラルンプール国際空港(KLIA)の乗客向けに、インテリジェントな自動化機能、予測型分析機能など、広範囲なデジタルサービスを開発することを発表しました。マレーシア・エアポーツ社の5カ年事業計画では、トータルエアポートエクスペリエンス(TAE)を戦略的な柱と定めています。今回のプロジェクトは、ビッグデータ分析とデジタルプラットフォームを通じてこのTAEに寄与するものであり、段階的に実行される予定です。
マレーシア・エアポーツ社は、この統合デジタルプラットフォームの開発によって、顧客・乗客とのエンゲージメントの差別化を図り、経営効率を高め、生産性と乗客のエクスペリエンスを高める一方、既存の収益を確保しつつ、新規の収益を開拓できます。既存の各種システムからデジタルプラットフォームに送られるデータは、機械学習と人工知能を駆使して分析されます。そこで得られた洞察をより効果的な意思決定に役立てることで、乗客のエクスペリエンスを強化し、卓越したビジネスとオペレーション業務を実現できます。
テクノロジーパートナーであるオープンテキストは、コンテンツ/ビッグデータ管理、サービス品質管理、カスタマーエクスペリエンス管理、資産管理などで構成される統合型ソフトウェアスイート製品によって、デジタル機能と分析機能を提供していきます。
マレーシア・エアポーツ社の最高戦略責任者であるAzli Mohamed氏は、次のように述べています。「分析主導型のデジタル変革を進める上で、当社が求めていたのは、持続可能な統合型ソリューションを提供してくれるテクノロジーパートナーでした。統合デジタルプラットフォーム(UDP)を活用することで、今後は乗客の皆様にメリットを提供できる、効果的な管理と全面的な経営効率化を実現していきます」
プロジェクトの皮切りとして、乗客のトラベルプランに役立つモバイルアプリも提供されます。乗客はこのアプリを利用することで、フライト状況、混雑度、予定到着時間、旅のオプションに関する通知をリアルタイムで受け取り、セルフチェックイン/セルフバッグドロップ施設などの空港サービスを利用できます。今後のアプリのアップデートでは、オンラインで商品を購入し、搭乗ゲートで受け取り可能な「クリック&コレクト」サービスへの対応も予定しています。
オープンテキストの取締役副会長兼CEO兼CTOであるMark J. Barrenecheaは、次のように述べています。「当社は、業界をリードするEIMプラットフォーム/サービスを基盤とした、大規模なデジタル変革プログラムの実行について優れた実績を持っています。今回の協業で、マレーシア・エアポーツ社にこれからの時代に欠くことのできない変革戦略を支援することができます。世界的な商業ハブであるクアラルンプール国際空港は、未来の空港としての進歩的なモデルを採用しようとしており、その中で私たちオープンテキストが大きな役割を果たせることを非常に嬉しく思います」
今回のデジタル変革プロジェクトは、航空会社や小売業者といった、マレーシア・エアポーツ社の商業パートナーのみならず、入国管理局などの空港関係者にもメリットをもたらします。航空会社は、自社のチェックインデータと乗客のドキュメントを電子的に照合することで、保安区域に入る前に乗客の身元確認を行うことができます。航空会社には、チェックイン後の乗客の居場所もリアルタイムで通知されるため、空港・航空会社のオペレーション全体の効率化に役立ちます。
本プロジェクトは、マレーシア・エアポーツ社とマレーシア入国管理局との協力体制を推し進めるものであり、デジタルエスカレーションプロセスによって、待ち行列の効率的な管理とインシデント管理を保証しつつ、乗客の流れや人数の予測型分析に基づき、リソースの配分を行うことで、シームレスな出入国手続をサポートします。さらに、最新のセキュリティスキャン施設と搭乗ゲートリーダーの導入により、乗客にとっては、シームレスかつ包括的なエクスペリエンスが保証されます。
オープンテキストとマレーシア・エアポーツ社は今後、マレーシア・エアポーツ社の施設内にあるデジタル空港の総合研究拠点(センター・オブ・エクセレンス)でも協力していく予定です。同研究拠点では、変革の機会を特定し、新たなイニシアチブの影響を評価し、乗客の意見を基に未来のイニシアチブを特定することを中核的なテーマに掲げ、変革の推進に取り組んでいます。
■オープンテキストについて
オープンテキストは、企業や組織におけるクラウドまたはオンプレミスでの情報活用を適切な方法で支援し、新たなデジタル社会を実現することを目標としています。オープンテキスト国内グループとしては、ECMおよびBPM製品を中心に国内におけるエンタープライズ情報管理(EIM)ソリューションの販売やサービスを提供しているオープンテキスト株式会社、EIMの重要な要素の1つであるクラウドサービスの分野において、クラウド型メッセージングサービスを提供するEasyLink社(日本法人:エクスパダイト株式会社)、B2Bインテグレーションサービス/EDIを展開するGXS社(日本法人:GXS株式会社)、組み込み型BIとビッグデータ分析を提供するOpenText Actuate事業、および顧客エンゲージメントソリューションを提供するカスタマーエクスペリエンス・ソフトウェア事業において、各事業間の相乗効果を高めながら、日本のお客様に価値あるソリューションを提供しています。
オープンテキスト株式会社 http://www.opentext.co.jp
エクスパダイト株式会社 http://xpe-opentext.jp/
GXS株式会社 http://www.gxs.co.jp