日本マイクロソフトは、企業ミッション「地球上のすべての個人と組織が、より多くのことを達成できるようにする」に基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」という企業像を目指しています。
日本マイクロソフトの経営の柱として「働き方改革の推進」を位置づけ、「個人と組織が持つポテンシャルを最大限発揮できる環境づくり」に様々な形で取り組んでいます。その中で、ダイバーシティー&インクルージョン(D&I)との連動を重視しており、「女性の就労選択肢の拡大」に向けた活動に注力しています。
[マイクロソフト フィランソロピー] Working for a change: 新しい働き方で変わる景色
https://www.youtube.com/watch?v=z16urRI4APQ
当社が2010年より認定NPO法人育て上げネット様と連携して取り組んでいる、ITを活用した若者就労支援プロジェクト「若者UP」において、ITスキル講習とキャリアアドバイスの受講後、企業のテレワーク型インターンに参加され、Webデザイナーを目指されている女性もいらっしゃいます。
「ウーマンテレワーク体験プログラム」を新たに実施
このたび、女性の就労の選択肢拡大を支援し、且つ企業の人材獲得の選択肢の拡大を支援する取組として、地域の支援団体および自治体と連携し、働く意思がありながらも何らかの事情で職に就けていない地方在住の女性に、新しい働き方としての「テレワーク」のスキル習得・体験をしていただくための「ウーマンテレワーク体験プログラム」を開始します。
第一弾として、千葉県流山市において、市の施設を活用し、シェアサテライトオフィスを運営するTrist http://trist-japan.com/ と連携し、3月13日(火)から4月6 日(金)までの約4週間、実施します。主な活動内容は、以下の通りです。
●女性向け:テレワーカーとしてのキャリア構築検証
・マインドセット講習、ダイバーシティー講習、キャリアコンサルティング講習、IT講習、テレワーク実施向けスキル習得、実際の企業でのテレワーク型インターンの実施(約4週間)
・最大20名の女性(定員)
●企業向け:テレワーカー人材獲得検証
・労務管理講習、業務の切り出し講習、ダイバーシティー講習など、テレワーカーを受け入れる企業としてのスキルをオンラインで習得
今回、流山会場は、Trist-2(所在地:千葉県流山市南流山3-6-7)で開催し、講師はTristをはじめ多数の組織・団体が担当し、テレワークに必要となるITスキルだけではなく、マインドセットやキャリアの棚卸、ダイバーシティーの考え方やメリットなど、幅広い分野のスキル講座を集合型・オンラインを組み合わせて女性向け、企業向けに無償で提供します。
日本マイクロソフトは本プログラムの事務局として、参加いただく女性、企業、講師向けに、テレワーク環境を実現するクラウド基盤としてMicrosoft 365の無償トライアル環境やSurface Hub、Surface Proなどのデバイス貸し出しを実施します。また、協賛パートナー様からのパソコン端末も貸し出し予定です。
本年4月から5月にかけて佐賀県佐賀市、群馬県みなかみ町、愛知県岡崎市においても、本プログラムを順次、展開する予定です。(詳細は、決定後公開します)
本プログラムを通して、地方在住の女性が「テレワーカー」という手段で離れた地域の企業で就労できる可能性を実証し、また、全国で人材獲得に悩む企業が「テレワーカー」という雇用の形を検証して、地方創生につなげていくことを目的としています。
リターンシッププログラムの展開
日本マイクロソフトでは、様々な事情により、現在キャリアを中断・離職している女性のキャリア再開・職場復帰を支援する活動として、「リターンシッププログラム」 https://news.microsoft.com/ja-jp/2018/02/27/180227-information/ を本年1月より開始しました。現在、インターン参加の人材募集・選定を行っており、3月24日(土)に第二回目の説明会を開催します。
出産、育児、介護、配偶者の転勤など様々な理由で、現在正社員として就業されていない女性を対象に、日本マイクロソフトにおいて3~6カ月間の有給インターンシップを実施します。専門領域のプロフェッショナルとしての正社員就業を前提とした準備期間として、インターンシップに参加頂き、修了後にはインタビューなどを経て日本マイクロソフトの正社員採用を検討します。また、本プログラムを「フルタイムのポジションへ復帰する環境の整備」という社会貢献としても位置付けており、インターンシップ後、日本マイクロソフト以外で就業されるケースも想定しています。