建築物の金属製内外装工事を手がける菊川工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:宇津野嘉彦、以下菊川)は、伝統工芸である槌目模様を、金属建材の化粧仕上げとして、銅及び銅合金やアルミに施す工法をこの度開発しました。「槌目」仕上げを菊川の新たな仕上げラインアップに加え、2018年3月12日より販売を開始します。
「槌目」は、職人技でひとつひとつ模様を打ち出す手法はそのままに、菊川独自の工法で製作することで効率化をはかったもので、クラシカルで高級感のある仕上げでありながら、従来の価格より大幅なコストダウンを実現したものです。
今回、営業活動に用いるため、大きさの異なる基本的な槌目模様と筋目模様のそれぞれを、配置の調整で違いが分かる8種類のパターンを掲載したサンプル帳を用意しました。施主をはじめ設計事務所・デザイナーなどの顧客からの採用を目指し、今後展開してまいります。
「槌目」は、職人技でひとつひとつ模様を打ち出す手法はそのままに、菊川独自の工法で製作することで効率化をはかったもので、クラシカルで高級感のある仕上げでありながら、従来の価格より大幅なコストダウンを実現したものです。
今回、営業活動に用いるため、大きさの異なる基本的な槌目模様と筋目模様のそれぞれを、配置の調整で違いが分かる8種類のパターンを掲載したサンプル帳を用意しました。施主をはじめ設計事務所・デザイナーなどの顧客からの採用を目指し、今後展開してまいります。
■ 「槌目」サンプルラインアップ
●スタンダードタイプ(TM)
ひとつひとつの打ち出しを重ねた、基本的な槌目模様。目の大きさの選択が可能。
●ギャップタイプ(TMG)
模様同士の間隔を開けることで、密度を薄くしたタイプ。配置を調整することが可能。
●ストライプタイプ(TMS)
オリジナル開発した筋目が出る模様を打ち出し。目の大きさ、配置とも調整可能。
■ 「槌目」概要
・仕上名:槌目(Tsuchime)
・対応材質:銅・銅合金(丹銅・真鍮など)・アルミ
・可能板厚:~3.0mm
・可能寸法:W1000mm × L2500mm 以下
・トップコート:対応材質により、選択可能
○銅・銅合金:ミガキ、硫化イブシ+クリアーなど
○アルミ:アルマイト、塗装など
・パターン:目の大きさ・ピッチ、筋目有無の組合せ自由
(サンプル帳以外のパターンも対応可)
※対応材質や板厚・寸法が上記適用外の場合は応相談
■ 「槌目」開発の経緯
槌目仕上げは、従来職人がハンマーでたたき出すことで、その風合を出していましたが、納期とコストがかかるものでした。また、機械的に柄を出す規格品もありますが、可能寸法がW220mm × L1000mm 以下であり、模様の自由度も限定的でした。
コストが限られるなか、デザインのオリジナル性や加工制限の拡大を求めるクライアントに対応するため、菊川の「槌目」は、職人技はそのままに、効率的に製作できる菊川独自の工法を開発。コストも規格品と比較しても、大幅に改善することができました。
■ 「槌目」の狙いと展望
菊川の開発した「槌目」は、その工法からラインアップした仕上げ以外でも、様々な要望に柔軟に対応することが可能です。材料費が比較的安価なアルミにも対応できるため、デザイナーや設計事務所などの選択の幅を広げて頂くことを狙いとし、特に、重厚感や高級感、装飾的なアクセントを出したい内装工事をターゲットとしています。
また、海外のクライアントに対しては、アルファベットもそのまま「Tsuchime」として、和風な特徴を前面に押し出し、展開します。
■ 菊川工業会社概要
菊川工業は1933年創業のオーダーメイドの金属建材メーカーです。創業以来、時代をリードする国内外の建築物に果敢に挑戦しており、昨年はブルームバーグ欧州本社屋のブロンズ工事や、世界遺産「薬師寺」の食堂(じきどう)復興工事の化粧天井などにも参画しています。2017年からはOSSシステムとして、内装・インテリア工事にも取り組むなど、常に新しい課題に挑み続けています。
<施工例> 東京スカイツリー/展望台パネル、東京駅丸の内駅舎/柱型、渋谷ヒカリエ/シアター外装、東急プラザ表参道/万華鏡パネル、刀剣博物館/ステンレス壁パネルなど、海外物件を含め多数
[社名] 菊川工業株式会社
[代表者] 宇津野 嘉彦 (うつの・よしひこ)
[所在地] 本社:東京都墨田区菊川2-18-12
工場(キクカワテクノプラザ):千葉県白井市中98-15
[設立] 1933年11月1日
[資本金] 1億円
[従業員数] 192名(2017年12月20日現在)
[URL] http://www.kikukawa.com/
[関連会社] キクカワタクト株式会社
<本件に関するお問合せは下記までお願いいたします>
菊川工業株式会社 広報室Webチーム 担当 田部井、中村
TEL:047-492-0144
E-mail:web@kikukawa.com
●スタンダードタイプ(TM)
ひとつひとつの打ち出しを重ねた、基本的な槌目模様。目の大きさの選択が可能。
●ギャップタイプ(TMG)
模様同士の間隔を開けることで、密度を薄くしたタイプ。配置を調整することが可能。
●ストライプタイプ(TMS)
オリジナル開発した筋目が出る模様を打ち出し。目の大きさ、配置とも調整可能。
■ 「槌目」概要
・仕上名:槌目(Tsuchime)
・対応材質:銅・銅合金(丹銅・真鍮など)・アルミ
・可能板厚:~3.0mm
・可能寸法:W1000mm × L2500mm 以下
・トップコート:対応材質により、選択可能
○銅・銅合金:ミガキ、硫化イブシ+クリアーなど
○アルミ:アルマイト、塗装など
・パターン:目の大きさ・ピッチ、筋目有無の組合せ自由
(サンプル帳以外のパターンも対応可)
※対応材質や板厚・寸法が上記適用外の場合は応相談
■ 「槌目」開発の経緯
槌目仕上げは、従来職人がハンマーでたたき出すことで、その風合を出していましたが、納期とコストがかかるものでした。また、機械的に柄を出す規格品もありますが、可能寸法がW220mm × L1000mm 以下であり、模様の自由度も限定的でした。
コストが限られるなか、デザインのオリジナル性や加工制限の拡大を求めるクライアントに対応するため、菊川の「槌目」は、職人技はそのままに、効率的に製作できる菊川独自の工法を開発。コストも規格品と比較しても、大幅に改善することができました。
■ 「槌目」の狙いと展望
菊川の開発した「槌目」は、その工法からラインアップした仕上げ以外でも、様々な要望に柔軟に対応することが可能です。材料費が比較的安価なアルミにも対応できるため、デザイナーや設計事務所などの選択の幅を広げて頂くことを狙いとし、特に、重厚感や高級感、装飾的なアクセントを出したい内装工事をターゲットとしています。
また、海外のクライアントに対しては、アルファベットもそのまま「Tsuchime」として、和風な特徴を前面に押し出し、展開します。
■ 菊川工業会社概要
菊川工業は1933年創業のオーダーメイドの金属建材メーカーです。創業以来、時代をリードする国内外の建築物に果敢に挑戦しており、昨年はブルームバーグ欧州本社屋のブロンズ工事や、世界遺産「薬師寺」の食堂(じきどう)復興工事の化粧天井などにも参画しています。2017年からはOSSシステムとして、内装・インテリア工事にも取り組むなど、常に新しい課題に挑み続けています。
<施工例> 東京スカイツリー/展望台パネル、東京駅丸の内駅舎/柱型、渋谷ヒカリエ/シアター外装、東急プラザ表参道/万華鏡パネル、刀剣博物館/ステンレス壁パネルなど、海外物件を含め多数
[社名] 菊川工業株式会社
[代表者] 宇津野 嘉彦 (うつの・よしひこ)
[所在地] 本社:東京都墨田区菊川2-18-12
工場(キクカワテクノプラザ):千葉県白井市中98-15
[設立] 1933年11月1日
[資本金] 1億円
[従業員数] 192名(2017年12月20日現在)
[URL] http://www.kikukawa.com/
[関連会社] キクカワタクト株式会社
<本件に関するお問合せは下記までお願いいたします>
菊川工業株式会社 広報室Webチーム 担当 田部井、中村
TEL:047-492-0144
E-mail:web@kikukawa.com