企業からオファーが届く就活サービス「OfferBox」を運営する株式会社i-plug(大阪市、代表 中野智哉)は2018年1月、2019年卒の学生向けに「働き方」に関する意識調査を実施し、結果を2018年3月1日に発表しました。
長時間労働の問題や、副業を歓迎する企業の取り組み、政府によるテレワークの推奨など、一昨年から「働き方」をめぐる話題が取りざたされる場面が多くなりました。本日3月1日、2019年卒向けの採用広報活動解禁しましたが、就職活動に臨む学生は「働き方」をどのように考えているのか、それが会社選びにどのように影響するのかを調査しました。
【調査概要】
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査内容:就活生の「働き方」に関する意識調査アンケート
対象者:2019年卒予定の学生(男性291名、女性257名、その他3名、計551名)
実施期間:2018年1月25日(木)~2月1日(木)
実施機関:株式会社i-plug
1.どのような企業に魅力を感じるか(複数回答)
長時間労働の問題や、副業を歓迎する企業の取り組み、政府によるテレワークの推奨など、一昨年から「働き方」をめぐる話題が取りざたされる場面が多くなりました。本日3月1日、2019年卒向けの採用広報活動解禁しましたが、就職活動に臨む学生は「働き方」をどのように考えているのか、それが会社選びにどのように影響するのかを調査しました。
【調査概要】
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査内容:就活生の「働き方」に関する意識調査アンケート
対象者:2019年卒予定の学生(男性291名、女性257名、その他3名、計551名)
実施期間:2018年1月25日(木)~2月1日(木)
実施機関:株式会社i-plug
1.どのような企業に魅力を感じるか(複数回答)
社内の雰囲気が良い 456人 82.8%
成長できる環境がある 372人 67.5%
将来性がある 332人 60.3%
給与が高い 313人 56.8%
理念・ビジョンに共感できる 243人 44.1%
教育・研修に力を入れている 224人 40.7%
新しいことにチャレンジしている 223人 40.5%
多様な働き方の制度が整っている 216人 39.2%
安定した事業を続けている 206人 37.4%
社会貢献度が高い 205人 37.2%
商品やサービスに好感が持てる 195人 35.4%
実力次第で昇進のチャンスがある 167人 30.3%
産休育休後の復職率が高い 155人 28.1%
若いうちから重要な仕事を任せてもらえる 124人 22.5%
経営陣に魅力がある 117人 21.2%
海外で働けるチャンスがある 116人 21.1%
知名度がある 115人 20.9%
高い技術力を持っている 113人 20.5%
その他 3人 20.5%
「将来性がある」を選んだ人は昨年の55.2%から60.3%にアップしました。「安定した事業を続けている」を選んだ人は、昨年の45.0%から37.4%にダウン。安定よりも将来性を重視する傾向強まっていることがうかがえます。「産休育休後の復職率」と回答しているのは女性のみであると考えられることから、実態は28.1%の倍程度の割合であると推測できます(回答者:男性52.8%、女性46.6%、その他0.5%)。「多様な働き方の制度が整っている」と回答した学生は39.2%という結果になりました。
2.働き方について気にしているポイント(複数回答)
成長できる環境がある 372人 67.5%
将来性がある 332人 60.3%
給与が高い 313人 56.8%
理念・ビジョンに共感できる 243人 44.1%
教育・研修に力を入れている 224人 40.7%
新しいことにチャレンジしている 223人 40.5%
多様な働き方の制度が整っている 216人 39.2%
安定した事業を続けている 206人 37.4%
社会貢献度が高い 205人 37.2%
商品やサービスに好感が持てる 195人 35.4%
実力次第で昇進のチャンスがある 167人 30.3%
産休育休後の復職率が高い 155人 28.1%
若いうちから重要な仕事を任せてもらえる 124人 22.5%
経営陣に魅力がある 117人 21.2%
海外で働けるチャンスがある 116人 21.1%
知名度がある 115人 20.9%
高い技術力を持っている 113人 20.5%
その他 3人 20.5%
「将来性がある」を選んだ人は昨年の55.2%から60.3%にアップしました。「安定した事業を続けている」を選んだ人は、昨年の45.0%から37.4%にダウン。安定よりも将来性を重視する傾向強まっていることがうかがえます。「産休育休後の復職率」と回答しているのは女性のみであると考えられることから、実態は28.1%の倍程度の割合であると推測できます(回答者:男性52.8%、女性46.6%、その他0.5%)。「多様な働き方の制度が整っている」と回答した学生は39.2%という結果になりました。
2.働き方について気にしているポイント(複数回答)
長時間労働やサービス残業があるか 355人 64.4%
有給休暇が取得しやすいか 305人 55.4%
結婚後の待遇、働き方を考慮してくれるか 240人 43.6%
時短・リモートワーク・副業OKなど柔軟な制度があるか 138人 25.0%
今は気にしないが、のちのちは働き方も重視したい 110人 20.0%
がむしゃらに働くことも厭わないので、特に気にしない 39人 7.1%
その他 1人 0.2%
半数以上の学生が「長時間労働やサービス残業があるか」(64.4%) 、「有給休暇が取得しやすいか」(55.4%)を気にすると回答。さらに具体的な項目である「結婚後の待遇、働き方を考慮してくれるか」については43.6%が、「時短・リモートワーク・副業OKなど柔軟な制度があるか」の項目に関しては25.0%が気にすると回答しています。「がむしゃらに働くので働き方は気にしない」に関しては、昨年の調査で11.8%でしたが、今年の調査では7.1%とダウンした結果となりました。
3.2.で選択肢を選んだ理由(自由回答/抜粋)
〈長時間労働やサービス残業があるか〉
・ プライベートも重視したいから(複数)。
・ 仕事も頑張りたいけど、自分の生活をないがしろにしたくないから。
・ 長時間労働が当たり前の企業では、いつ過労死する社員が出てもおかしくないと思うから。
・ 企業選びの際、ワークライフバランスを重視しているため。
・ 近年特に問題視されている事だと思った。この問題に対し取り組んでいるかどうかも企業の将来性に繋がると思ったため。
〈結婚後の待遇働き方を考慮してくれるか/時短・リモートワーク・副業OKなど柔軟な制度があるか〉
・ 自分が女性なので母親としても働ける状況なのかは気になるため。
・ 結婚、または出産後もずっと働き続けたいと考えるから。
・ 家族との時間を大切にしたいから。
〈時短・リモートワーク・副業OKなどの制度があるか〉
・ 自分の生活や望みが変化しても、職場を変える必要がない方が望ましいから。
・ 自由な働き方がしたいから
・ 本職以外の仕事も経験して、キャリアアップしたいから。
〈がむしゃらに働くので気にしない/今は気にしないが将来的には重視したい〉
・ 20代は圧倒的にスキルをつけたいので熱狂して働く必要があるから。
・ 今は将来性などを重視しているので。
・ やりがいのある仕事なら働き方はあまり重要ではないと感じているから。
4.将来的に転職もありだと思うか(単一回答)
あり 337人 61.2%
なし 42人 7.6%
まだわからない 171人 31.0%
その他 1人 0.2%
5.4.で「あり」または「なし」を選択した理由(複数選択)
有給休暇が取得しやすいか 305人 55.4%
結婚後の待遇、働き方を考慮してくれるか 240人 43.6%
時短・リモートワーク・副業OKなど柔軟な制度があるか 138人 25.0%
今は気にしないが、のちのちは働き方も重視したい 110人 20.0%
がむしゃらに働くことも厭わないので、特に気にしない 39人 7.1%
その他 1人 0.2%
半数以上の学生が「長時間労働やサービス残業があるか」(64.4%) 、「有給休暇が取得しやすいか」(55.4%)を気にすると回答。さらに具体的な項目である「結婚後の待遇、働き方を考慮してくれるか」については43.6%が、「時短・リモートワーク・副業OKなど柔軟な制度があるか」の項目に関しては25.0%が気にすると回答しています。「がむしゃらに働くので働き方は気にしない」に関しては、昨年の調査で11.8%でしたが、今年の調査では7.1%とダウンした結果となりました。
3.2.で選択肢を選んだ理由(自由回答/抜粋)
〈長時間労働やサービス残業があるか〉
・ プライベートも重視したいから(複数)。
・ 仕事も頑張りたいけど、自分の生活をないがしろにしたくないから。
・ 長時間労働が当たり前の企業では、いつ過労死する社員が出てもおかしくないと思うから。
・ 企業選びの際、ワークライフバランスを重視しているため。
・ 近年特に問題視されている事だと思った。この問題に対し取り組んでいるかどうかも企業の将来性に繋がると思ったため。
〈結婚後の待遇働き方を考慮してくれるか/時短・リモートワーク・副業OKなど柔軟な制度があるか〉
・ 自分が女性なので母親としても働ける状況なのかは気になるため。
・ 結婚、または出産後もずっと働き続けたいと考えるから。
・ 家族との時間を大切にしたいから。
〈時短・リモートワーク・副業OKなどの制度があるか〉
・ 自分の生活や望みが変化しても、職場を変える必要がない方が望ましいから。
・ 自由な働き方がしたいから
・ 本職以外の仕事も経験して、キャリアアップしたいから。
〈がむしゃらに働くので気にしない/今は気にしないが将来的には重視したい〉
・ 20代は圧倒的にスキルをつけたいので熱狂して働く必要があるから。
・ 今は将来性などを重視しているので。
・ やりがいのある仕事なら働き方はあまり重要ではないと感じているから。
4.将来的に転職もありだと思うか(単一回答)
あり 337人 61.2%
なし 42人 7.6%
まだわからない 171人 31.0%
その他 1人 0.2%
5.4.で「あり」または「なし」を選択した理由(複数選択)
キャリアアップのため 197人
自分のやりたいことを重視するから 181人
人間関係が合うかどうかが大事だから 113人
将来やりたいことがあるから 64人
入社する会社で上を目指したいから 48人
先のことはまだわからない 41人
起業を考えているから 37人
いずれは働き方を変えたいから 25人
6.自分のやりたいことと、入社後の活躍・評価について(単一回答)
自分のやりたいことを重視するから 181人
人間関係が合うかどうかが大事だから 113人
将来やりたいことがあるから 64人
入社する会社で上を目指したいから 48人
先のことはまだわからない 41人
起業を考えているから 37人
いずれは働き方を変えたいから 25人
6.自分のやりたいことと、入社後の活躍・評価について(単一回答)
自分が活躍でき社内外から評価される仕事ならば、自分のやりたい仕事でなくても良い 252人 45.8%
活躍し評価されるかどうかではなく、自分がやりたいことにチャレンジしたい 226人 41.1%
まだやりたいことがわからない 63人 11.5%
その他 9人 1.6%
仕事をすることで得るものとして「やりたいことをする」ことに対する充実感よりも、「活躍したい」「認められたい」と他者からの評価を重視する傾向にあることが見てとれます。
7.2019年卒学生が企業を選ぶポイント
報道の影響などを大きく受け、昨年よりも“安定”を求める学生が減り、 “将来性”を重視する学生が増えました。また“長時間労働の有無”や“有給休暇の取得しやすさ”を気にする学生が増え、“がむしゃらに働くことも厭わない”と回答した学生は減っています。ライフスタイルや働く環境を重視し、プライベートと両立しつつ、仕事でも成長を求める傾向があります。
そして「自分のやりたいことにチャレンジしたい」を選択した人よりも、「活躍し評価されるならば自分のやりたいことでなくても良い」を選んだ人が上回ったことは、企業にとっても注視すべき点です。その企業で活躍できるかどうかということが入社前にわかれば、会社選びの新たな軸になる可能性があると考えます。
採用する企業側は、社員が働きやすい環境、活躍できる仕事、そのための採用・配置・教育・制度など、これまで以上に社員に定着してもらうための変革が求められていくと予想します。
※ 調査結果の詳細は、ホームページで公開しています。
■今年の調査結果(2019年卒向け)
http://offerbox.jp/company/wp-content/uploads/2018/02/2019recruiting_report_workstyleOfferBoxver1.1.pdf
■昨年の調査結果(2018年卒向け)
http://offerbox.jp/company/wp-content/uploads/2017/01/2018recruiting_report_workstyleOfferBox.pdf
【株式会社i-plugについて】
株式会社i-plug(アイプラグ) http://i-plug.co.jp/
代表取締役:中野智哉 設立:2012年4月
所在地:大阪市淀川区西中島1-9-20 新中島ビル4F
事業内容:新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」運営
2012年9月にサービスをリリース。約200人の学生、約100社の企業の声から生まれた、新しい就活サービス。サービス提供開始から5周年目を迎え、1学年6万9,000人以上(2018年卒実績)、およそ7人に1人の学生が利用し、3,400社を超える企業に導入されています。
活躍し評価されるかどうかではなく、自分がやりたいことにチャレンジしたい 226人 41.1%
まだやりたいことがわからない 63人 11.5%
その他 9人 1.6%
仕事をすることで得るものとして「やりたいことをする」ことに対する充実感よりも、「活躍したい」「認められたい」と他者からの評価を重視する傾向にあることが見てとれます。
7.2019年卒学生が企業を選ぶポイント
報道の影響などを大きく受け、昨年よりも“安定”を求める学生が減り、 “将来性”を重視する学生が増えました。また“長時間労働の有無”や“有給休暇の取得しやすさ”を気にする学生が増え、“がむしゃらに働くことも厭わない”と回答した学生は減っています。ライフスタイルや働く環境を重視し、プライベートと両立しつつ、仕事でも成長を求める傾向があります。
そして「自分のやりたいことにチャレンジしたい」を選択した人よりも、「活躍し評価されるならば自分のやりたいことでなくても良い」を選んだ人が上回ったことは、企業にとっても注視すべき点です。その企業で活躍できるかどうかということが入社前にわかれば、会社選びの新たな軸になる可能性があると考えます。
採用する企業側は、社員が働きやすい環境、活躍できる仕事、そのための採用・配置・教育・制度など、これまで以上に社員に定着してもらうための変革が求められていくと予想します。
※ 調査結果の詳細は、ホームページで公開しています。
■今年の調査結果(2019年卒向け)
http://offerbox.jp/company/wp-content/uploads/2018/02/2019recruiting_report_workstyleOfferBoxver1.1.pdf
■昨年の調査結果(2018年卒向け)
http://offerbox.jp/company/wp-content/uploads/2017/01/2018recruiting_report_workstyleOfferBox.pdf
【株式会社i-plugについて】
株式会社i-plug(アイプラグ) http://i-plug.co.jp/
代表取締役:中野智哉 設立:2012年4月
所在地:大阪市淀川区西中島1-9-20 新中島ビル4F
事業内容:新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」運営
2012年9月にサービスをリリース。約200人の学生、約100社の企業の声から生まれた、新しい就活サービス。サービス提供開始から5周年目を迎え、1学年6万9,000人以上(2018年卒実績)、およそ7人に1人の学生が利用し、3,400社を超える企業に導入されています。