2018年02月16日 11:00

オスとメスの繁殖戦略の違いによって生じる「性的対立」を、昆虫学の目で問い直す!『したがるオスと嫌がるメスの生物学 昆虫学者が明かす「愛」の限界』(宮竹貴久・著)が集英社新書より2月16日(金)に発売!

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近年、進化生物学界で大注目のテーマ「性的対立」。この分野の国内第一人者である著者が、四半世紀以上の長きにわたる自身の研究成果を紹介しながら、進化生物学の初歩から驚きの最新知見まで明らかにする。私たち人間の求愛や恋愛成就のヒントも満載。

精子はたくらみ、ヴァギナは出し抜く。ムシの交尾が教える「男と女」の宿命
近年、世界中で新発見が相次ぎ、進化生物学界で論文が急増中のテーマ「性的対立」。この分野の国内第一人者である昆虫学者が、四半世紀以上の長きにわたる自身の研究成果を紹介しながら、進化生物学の初歩から驚きの最新知見まで明らかにする。より多くの精子をより効率的にばら撒きたいオスと、より質の良い精子を厳選したいメス。そんな繁殖戦略の違いによって生じる「性的対立」と「対抗進化」の世界を、著者は昆虫学の目で問い直す。受精、つまり〝愛の成就〟に最も重要な決まり手とは何か。われわれ人類の求愛への示唆にも富んだ、目から鱗が落ちる一冊。

『したがるオスと嫌がるメスの生物学 昆虫学者が明かす「愛」の限界』
著者 宮竹貴久(みやたけ たかひさ)
定価:本体760円+税
ISBN 978-4-08-721021-7 
http://shinsho.shueisha.co.jp/



はじめに
第1章 ドーパミンが生き方と求愛を決める
第2章 がんばるオス
第3章 オスががんばるとメスはどうなってしまうのか?
第4章 そして「性的対立」が生じる
第5章 愛の最終決定権を握っているのはメスである
第6章 愛はタイミングで決まる
第7章 オスとメスの決別
終章  性的対立とは何か
おわりに
著者プロフィール
宮竹貴久(みやたけ たかひさ)
1962年、大阪府生まれ。岡山大学大学院環境生命科学研究科教授。理学博士(九州大学大学院理学研究院生物学科)。ロンドン大学(UCL)生物学部客員研究員を経て現職。Society for the Study of Evolution, Animal Behavior Society 終身会員。受賞歴に日本生態学会宮地賞、日本応用動物昆虫学会賞、日本動物行動学会日高賞など。主な著書に『恋するオスが進化する』『「先送り」は生物学的に正しい』など



【本件に関するお問い合わせ先】  
株式会社集英社広報部 Tel :03-3230-6314

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商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
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新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
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従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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