――早速ですが、藤原さんが最初に手に入れたヴィンテージGジャンは何ですか?
リーバイスの70505です。1970年代のいわゆる“3rd”と呼ばれるタイプの後期型。それを高校2年生の時に頑張って25,000円で買いました。
――当時はどんな着こなしをしていましたか?
90年代はGジャンとデニムをセットアップで着るっていうのがまだアリだったので上下合わせて、それに足元はエンジニアブーツを履いたりして、高校生ながらにハードな感じで着こなしてましたね。当時は雑誌でリーバイスのGジャンに1st、2nd、3rdモデルがあるっていうのを見て「いつか欲しいな……」と思ってました。当時でも20万円ぐらいして、憧れの存在でしたね。
――1stは背中の部分が“T”に見えるというモデルですよね。
サイズが大きくて横幅が足りないから後ろにハギを入れたことで“T”に見えるっていう。僕は元々“セパレート”って言ってたんですけど、10年ぐらい前にファッション誌の取材で「後ろがTに見えるのがかっこいいんですよ」って言ったらライターの方が“Tバック”って書いちゃったのがはじまりです。17、8年前ぐらいは「こんなデカいサイズは売れないですよ」って言われてたんですけど、その希少性が徐々に注目されて、今やすごいプレミアがついてますね。
タイトなパンツ×ファットなGジャンがトレンド
――最近のGジャンファッションのトレンドはありますか?
Gジャンに限らずサイジングの話で言うと、細めのパンツに上はダボっと着るのがまさに今っぽいですよね。その流れがヴィンテージGジャンにもきていて、その魅力や価値に“みんな気付きはじめちゃった”という印象です。このリーバイスの1stとかは、今では100万円ぐらいの値が付くと思います。
――Gジャンファッションのスタイリングのポイントは?
スキニーパンツなどタイトなシルエットが定着したと思うので、例えばトップスはスウェットやフリースにしてその上に着られるぐらいのサイジングが良いかと。女性の場合、普通だと32や34のサイズのところを40ぐらいで着てみるとか。あとはGジャンの後ろにアジャスターがあるものを少し絞って、シルエットに丸みを出すのも良いかもしれません。僕の場合、下はジャストサイズのパンツにして、Gジャンもジャストサイズの42を選びます。ヴィンテージは縮むので少し大きめのサイズで着ています。そのサイズ感はずっと変わらないですね。
“THE・定番”であり続ける、ティンバーランド
――藤原さんはティンバーランドにどのような印象をお持ちですか?
ティンバーランドはやっぱりHIPHOPのイメージがあるので、僕自身が履いたのは割と前になります。ただ、ずっと”THE・定番”という感じですよね。ビームスで働いていた同い年の友人が、タイト目の薄い501のジーンズにティンバーランド合わせていて、そういう着こなしもかっこいいなと思いました。
――今回の復刻モデルを履いてみた感想はいかがですか?
編み上げのブーツの中でも長さというか高さがあって、足首のあたりのホールド感がありますね。これまでティンバーランドのブーツを中古で扱う古着屋はほとんどなかったと思うんですよ。ヴィンテージは“Made in U.S.Aだから”とか“タグが変更していったから”とか、そういったウンチクがファンの心をくすぐるので、ティンバーランドのこのモデルも、何かをキッカケにヴィンテージファンの中でも人気に火がつきそうですよね。
【DOOR by ABC-MART(ドア・バイ・エービーシーマート)について】
『DOOR by ABC-MART』は、従来の広告手法とは異なるメディアとしてユーザーとの新しい接点を生み出します。我々のサービスや商品を、ユーザーが興味関心を持つテーマを通じて理解していただき、ABC-MARTのファンを増やすことがミッションです。
ターゲットは本来であればABC-MARTの顧客になり得る属性を持つが、何かしらの理由や障壁でABC-MARTを認知していない人々です。彼・彼女らとの接点を生み出すこと、自身がアンバサダーになってもらうこと、そして生涯顧客になってもらうために良質なコンテンツを作り出します。
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