世界最大のサーモン養殖企業Marine Harvest社が
インフォアの食品・飲料業界向けクラウドERPに移行
~ クラウドファーストのデジタル戦略の一環として
グローバルでクラウドERPプラットフォームを採用 ~
インフォアの食品・飲料業界向けクラウドERPに移行
~ クラウドファーストのデジタル戦略の一環として
グローバルでクラウドERPプラットフォームを採用 ~
デザイン性の高い業界特化型ビジネスアプリケーションをクラウド上で展開する米インフォアは、世界最大のサーモン養殖企業であるMarine Harvest社が、インフォアの食品飲料業界向けのクラウドERP「Infor CloudSuiteTM Food & Beverage」へ移行したことを発表します。本クラウドアプリケーションは、インフォアのオンプレミスのプロセス製造業向けのERP、Infor M3をベースに作られています。同社はデジタル化戦略の基盤としてInfor CloudSuite Food & Beverage をグローバルに展開し、共通のプラットフォーム上で標準化されたプロセスの実現を目指します。
Marine Harvest社は、すでにいくつかの事業部でInfor M3を利用していましたが、同アプリケーションをクラウド上でグローバルに展開することで、複雑性を解消し、ひとつのプラットフォームで将来にわたって組織の成長を支えることを望んでいました。まずはスコットランドでInfor CloudSuite Food & Beverageへのパイロット移行が行われ、その後、米国、カナダ、アジア、欧州の国々で2018年末までに本稼働が行われる予定です。導入効果として同社は、プロセスが標準化および改善されることで、トランザクション数の低減とグローバルでのトレーサビリティの強化がなされることを期待しています。
Marine Harvest社のグループITアプリケーションマネージャであるJørn I. Berg氏は、次のように述べています。
「実質的な成長を続けている当社の事業にとって、強固かつ安定した基盤を構築し、新たなチャンスを追い求め、デジタル化に取り組むことが最重要課題です。Marine HarvestのIT戦略としては、すべての業務アプリケーションおよびインフラストラクチャ関連製品に“クラウドファースト”を推進しています。オンプレミスのInfor M3からクラウドへの移行は、ビジネス価値を生み出す数多くのデジタルイニシアチブと並んで、包括的なデジタル化戦略のビジョンのひとつです。すでに基幹業務システムの一部はクラウドに移行しましたが、コストやライセンス、業務量、柔軟性、セキュリティといった点で素晴らしい成果を発揮しています。また、さらに大きなメリットとして、情報のサイロ化が解消されたことで、業務をグローバルレベルで合理化し、コーディネートできるようになり、ビジネス全体の生産性とコラボレーションを改善することができています。」
米国インフォア、プロセス製造業界マーケティング担当ディレクターのマイク・イジェット(Mike Edgett)は、次のように述べています。
「サーモンの養殖業は、絶え間なく変化するグローバルな需要、変動するプロセスや環境要因が、供給を脅かしており、非常に複雑な課題に直面しています。意思決定のために組織全体を完全に可視化し、柔軟かつ拡張性の高い適正なプラットフォームを確立することで利鞘を確保することが、これからのデジタル時代に不可欠です。世界最大級のサーモン養殖企業であるMarine Harvest社は、こうした変化への対応力で他社をリードしています。Infor CloudSuite Food & Beverageを使うことで、今後も確かな成長を続けるために必要なイノベーションを取り入れられるでしょう。」
※当リリースは2017年11月30日に米国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています。
< https://www.infor.com/company/news/pressroom/pressreleases/marine-harvest-infor-cloudsuite-food-and-beverage/ >
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