情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2017年11月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングベスト5をまとめました。
当ランキングは、全国約4,400店のバイク販売店が、販売プロセスの一環であるオークネット バイクオークションを利用し、ご成約頂いた車両について、排気量別に分けて集計したものです。
<50cc~125ccクラス>
50ccスクーターの動きは日増しに鈍くなってきているようです。小売が芳しくないことが要因で、評価3点車でも2万円台が厳しいケースまで出ています。小売回復の兆しが出るまでは現状が続きそうです。そのような中、YB-1(ヤマハ)の評価3点中中※で733Kmが7.4万円と健闘し、125ccクラスはシグナス125X(ヤマハ)の評価2点下劣※は4.4万円で輸出向けに堅調でした。トリシティ(ヤマハ)は評価3点中中※の2.4万Kmで22万円の値付けて人気ぶりを発揮したのが目立ちました。
<250ccクラス>
基本的には現行の高年式車は高値がつきますが、それ以外は冬相場に押されて値を下げているケースが目立ちます。セロー225W(ヤマハ)の評価3点下中※で1.8万Kmは9.2万円で安定感があります。VTR250型式NC33(ホンダ)は評価3点中中※の2.3万Kmで14.8万円としっかりとした値つきです。フリーウエイ(ホンダ)は評価3点中下※で11.4万円は、輸出向けに高値をつけています。一方、CBR250R(ホンダ)初期の型式MC41は評価3点中中※の1.4万Kmでも12.0万円と堅調です。
<400ccクラス>
マーケットをリードしてきた400ccネイキッドモデルにも陰りが目立ち、相場は一段落の様相が強まっています。鉄板のCB400SF(ホンダ)も例外ではなく、10年落は20万円台が大半を占めるようになり、通常相場に戻りました。アメリカンタイプは、シーズンオフですが、程度良いものは堅調です。ドラッグスター400(ホンダ)の24年評価4点上優※ 3,9千Kmは32.4万円まで上昇しています。イントルーダー(スズキ)のH25年、評価4点上上※は52万円の高値をつけました。
<401ccクラス>
全体的に相場は一部を除いて一段落の様相が強まっています。不人気車は、安値追いの状況にある690デューク(KTM)のH22年、評価4点上上※が9.6万円で驚きの成約でした。GSX1000R(スズキ)のH25年評価4点上上中※は5千Kmで88.6万円としっかりとした値をつけました。ハーレーダビッドソンの人気FLHX103のH26年、2.7千Kmクロの評価4点上上※は150.4万円と落札しやすくなっています。めずらしいところでは、カンナムスパイダーF3SPLモデル(カンナム)のH29年が149.0万円と151万円で成約、だいぶ相場を下げています。
※評価について
「総合・外装・機能」の順番で表記。
・総合:10段階評価、(9~0点)
・外装:5段階評価、(優・上・中・下・劣)
・機能:5段階評価、(優・上・中・下・劣)
今後もオークネットでは、モーターサイクル市場での成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。
※本データに関しては、提供元としてオークネットという企業名を記載の上でご自由にご利用ください。
■本件に関するお問い合わせは 株式会社オークネット
総合企画室 土屋貴幸、久野文彦、伊藤慶子
TEL:03-6440-2530 MAIL:request@ns.aucnet.co.jp
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