ams(日本法人:amsジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、スマートラベル用NFCセンサータグおよびデータロガーIC、AS39513を発表しました。これは、食料品、医薬品、およびヘルスケア製品といった商品の保存および移送時における状態のモニタリングをより効率的かつ正確に行うことを可能にするものです。
この新しいデバイスはNFCフロントエンドを含む完全なデジタルセンサで、簡単にスマートラベルに組み込むことができます。固有のIDおよび温度ログや内部メモリに保存したその他のデータは、スマートフォンやタブレットなど、認可済みのNFCリーダーでの読み取りが可能です。
AS39513を基盤とするスマートラベルにより、製造者、出荷担当者、および小売店は、出荷ごとの個別のパッケージに関する詳細な記録データを検査し、生鮮食品など、傷みやすい商品が完璧な状態での納入が行われているかを把握することができます。
AS39513は、温度のモニタリングとNFCコネクティビティのための完全なソリューションとともに、NFCフロントエンド、温度センサおよび外部センサへのアナログインターフェースを提供します。AS39513にはこの他にも、リアルタイム・クロック、10ビットADC、設定可能なデータ記録エンジン、パスワード保護された9kbit EEPROM、および外部のマイコンに接続するシリアル・ペリフェラル・インタフェース(SPI)が組み込まれています。AS39513はバンプダイ、またはわずか0.3mmの高さのチップスケールパッケージが用意されています。
AS39513は単一の電池(通常は1.5V)、または2つの電池(3V)で電力が供給され、1,020回までのタイムスタンプ付きセンサ測定値を保存することができます。ISO15693およびNFC-V(T5T)規格に完全に適合しており、NFC対応の携帯電話使用で数センチの範囲での読取が可能です。専用のISO15693リーダーを使用すれば、読取範囲を1mから2mまで延長することができます。この場合では戸棚や冷蔵室内にある複数のAS39513タグを同時に読み取ることができます。
最新のAS39513は、amsのSL13Aセンサータグからの置き換えが可能で、さらに高性能の温度センサを備えているので-20から10の重要な温度範囲では±0.5の精度を、さらに広い-20から55の範囲では±1の精度を保証します。
AS39513の統合型温度センサは、食料品、医薬品、およびヘルスケアの部門で使用されるコールドチェーン(低温輸送)モニタリング製品での使用に最適です。また、amsのCool-LogTMエンジンによって、記録モードとタイミングを完全に管理および設定することが可能です。温度の測定値は、特定の間隔や温度が設定閾値を超えたとき、あるいは外部デバイスからの信号を受けたときに取得することが可能です。
Cool-Logエンジンは、AS39513で採用した中核的な革新技術の一つで、マイクロコントローラを使用せずに柔軟性の高い動作と極めて低い電力消費量を実現します。AS39513のスタンバイ電流はたった2uAの消費で、30mAhの電池1つで1年以上にわたり温度データを自律的に記録することができます。[1]この優れた電力性能により、より小型で安価な電池を使用することができ、産地から消費者に至るまで一貫した商品のタグ表示が可能となります。AS39513はパッシブモードで動作し、読取装置のRF(無線周波数)フィールドからエネルギーの供給を受け、外部回路へ1.8V時で最大3mAの電流を供給します。
ams、ワイヤレス・センサ・ノード事業のマーケティング担当者、ジャンカルロ・クートリネッリ(Giancarlo Cutrignelli)は次のようにコメントしています。「AS39513は完全統合型のスマート・ワイヤレス・センサで、製造者、出荷担当者、および小売店は医薬品、食料品、およびその他の製品が適切に保存および輸送されていることを確認することができます。これにより、彼らは個々のパッケージの周辺温度やその他の条件に関する詳細な記録を取得することができますし、必要なときは出荷を拒否することも可能となります。さらに、印刷電池と共に最新のRFID組立プロセスを使用することで、当社の顧客は製造コストを削減し、RoHS、REACH、およびEU指令2006/66/ECといった環境保護に関する最も厳格な規制への適合性を確保することができるのです。このように、スマート・センサ・タグは本当の意味で使い捨てが可能で地球環境にも優しい技術であるといえます」
AS39513は現在、量産中です。価格につきましては、当社代理店までお問い合わせください。発注数量は5,000ユニット単位です。評価ボードおよびAndroidTMのOSで動作するデバイス用サンプル・アプリを含むデモ用キットは、amsのICdirectオンライン・ショップから取り寄せることができます。詳細な技術情報とサンプルはこちらのサイトをご覧ください。www.ams.com/NFC-Sensor-Tag/AS39513
[1]タグの実際の寿命は、測定定格、バッテリとの相性、および放熱条件により変動します。
AS39513を基盤とするスマートラベルにより、製造者、出荷担当者、および小売店は、出荷ごとの個別のパッケージに関する詳細な記録データを検査し、生鮮食品など、傷みやすい商品が完璧な状態での納入が行われているかを把握することができます。
AS39513は、温度のモニタリングとNFCコネクティビティのための完全なソリューションとともに、NFCフロントエンド、温度センサおよび外部センサへのアナログインターフェースを提供します。AS39513にはこの他にも、リアルタイム・クロック、10ビットADC、設定可能なデータ記録エンジン、パスワード保護された9kbit EEPROM、および外部のマイコンに接続するシリアル・ペリフェラル・インタフェース(SPI)が組み込まれています。AS39513はバンプダイ、またはわずか0.3mmの高さのチップスケールパッケージが用意されています。
AS39513は単一の電池(通常は1.5V)、または2つの電池(3V)で電力が供給され、1,020回までのタイムスタンプ付きセンサ測定値を保存することができます。ISO15693およびNFC-V(T5T)規格に完全に適合しており、NFC対応の携帯電話使用で数センチの範囲での読取が可能です。専用のISO15693リーダーを使用すれば、読取範囲を1mから2mまで延長することができます。この場合では戸棚や冷蔵室内にある複数のAS39513タグを同時に読み取ることができます。
最新のAS39513は、amsのSL13Aセンサータグからの置き換えが可能で、さらに高性能の温度センサを備えているので-20から10の重要な温度範囲では±0.5の精度を、さらに広い-20から55の範囲では±1の精度を保証します。
AS39513の統合型温度センサは、食料品、医薬品、およびヘルスケアの部門で使用されるコールドチェーン(低温輸送)モニタリング製品での使用に最適です。また、amsのCool-LogTMエンジンによって、記録モードとタイミングを完全に管理および設定することが可能です。温度の測定値は、特定の間隔や温度が設定閾値を超えたとき、あるいは外部デバイスからの信号を受けたときに取得することが可能です。
Cool-Logエンジンは、AS39513で採用した中核的な革新技術の一つで、マイクロコントローラを使用せずに柔軟性の高い動作と極めて低い電力消費量を実現します。AS39513のスタンバイ電流はたった2uAの消費で、30mAhの電池1つで1年以上にわたり温度データを自律的に記録することができます。[1]この優れた電力性能により、より小型で安価な電池を使用することができ、産地から消費者に至るまで一貫した商品のタグ表示が可能となります。AS39513はパッシブモードで動作し、読取装置のRF(無線周波数)フィールドからエネルギーの供給を受け、外部回路へ1.8V時で最大3mAの電流を供給します。
ams、ワイヤレス・センサ・ノード事業のマーケティング担当者、ジャンカルロ・クートリネッリ(Giancarlo Cutrignelli)は次のようにコメントしています。「AS39513は完全統合型のスマート・ワイヤレス・センサで、製造者、出荷担当者、および小売店は医薬品、食料品、およびその他の製品が適切に保存および輸送されていることを確認することができます。これにより、彼らは個々のパッケージの周辺温度やその他の条件に関する詳細な記録を取得することができますし、必要なときは出荷を拒否することも可能となります。さらに、印刷電池と共に最新のRFID組立プロセスを使用することで、当社の顧客は製造コストを削減し、RoHS、REACH、およびEU指令2006/66/ECといった環境保護に関する最も厳格な規制への適合性を確保することができるのです。このように、スマート・センサ・タグは本当の意味で使い捨てが可能で地球環境にも優しい技術であるといえます」
AS39513は現在、量産中です。価格につきましては、当社代理店までお問い合わせください。発注数量は5,000ユニット単位です。評価ボードおよびAndroidTMのOSで動作するデバイス用サンプル・アプリを含むデモ用キットは、amsのICdirectオンライン・ショップから取り寄せることができます。詳細な技術情報とサンプルはこちらのサイトをご覧ください。www.ams.com/NFC-Sensor-Tag/AS39513
[1]タグの実際の寿命は、測定定格、バッテリとの相性、および放熱条件により変動します。