2017年11月17日 17:30

TPCマーケティングリサーチ株式会社、化粧品企業のR&D戦略について調査結果を発表

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2016年度の化粧品市場は、前年度比1.4%増の2兆3,194億円となった。2016年度以降、市場のインバウンド需要が落ち着きをみせていることから、各社は研究開発部門への投資を積極的に行い、一層の効率化とスピードアップ化を図っている。当資料は、主要化粧品企業のR&D戦略を、組織体制、R&D費・人員、注力テーマ等から分析。さらに、海外市場への対応や新規事業の取り組みについてもレポートしている。

概要
◆2016年度の化粧品市場は、前年度比1.4%増の2兆3,194億円となっている。同市場は、2014年10月に化粧品が免税対象となったことから、近年は外国人観光客によるインバウンド需要によって市場が活性化。しかし2016年度以降、インバウンド需要は徐々に落ち着きをみせており、今後も大きな成長は見込みにくくなっている。

◆このため各社は、研究開発部門への投資を積極的に行い、新たな研究所を設立して最新研究機器・技術の導入や外部機関と連携。イノベーションの発揮のみならず、一層の効率化とスピードアップ化を図っている。

◆研究開発面では、消費者が求める(1)安心・安全性、(2)機能性、(3)感性・官能性の三位一体が必須テーマとなっていることから、各社は安全性や有効性、感性をより正確に、確実に測定することを目的に評価・解析などの技術の向上に注力している。

◆具体的に(1)については、生体に近い培養皮膚や皮膚モデルを活用し、より質の高い安全性評価を行っている。(2)については、抗老化、美白製品に対する消費者の関心が依然として高いことから、引き続きこの二大テーマを中心とした研究が進む見込み。これらの分野では、新たな技術・手法を用いて老化やシミなどのメカニズムの解明や有効成分の探索などの研究を深めていく考えである。

◆(3)については近年、“他人にどう見られているか”といった『見た目』『印象』に関する研究に注力する企業が増加。各社は第三者による評価調査のほか、画像解析技術の向上やシミュレーションシステムを開発することでこれまで以上に同研究を加速させ、今後はより一層の成果を求めていく構えである。

◆このほか、化粧品業界でもIT化が進んでいることから、近年はデジタル機器を開発する企業が増加している。これらの企業では、デジタル技術を持つ企業の買収やハードウエア開発支援施設とスポンサー契約を結ぶなど、専門知識のある企業との連携を強化している。

◆当資料では、主要化粧品企業のR&D戦略を、組織体制、R&D費・人員、注力テーマ、特許、産学官との提携状況などから多角的に分析。さらに、海外市場への対応や新規事業の取り組みについても取り上げ、主要各社の今後の展望についてレポートしている。


TPC市場調査レポート
「2017年 化粧品企業のR&D戦略」
―評価・解析技術の向上:加速する『見た目』『印象』研究―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr210170379
資料体裁:A4判 168頁
発刊日:2017年11月16日
頒価:87,000円(税別)


【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
フリーダイヤル:0120-30-6531

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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会社概要

TPCマーケティングリサーチ株式会社
商号
TPCマーケティングリサーチ株式会社(ティーピーシーマーケティングリサーチカブシキガイシャ)
代表者
松本 竜馬(マツモト リョウマ)
所在地
〒550-0013
大阪府大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
TEL
06-6538-5358
業種
リサーチ
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
http://tpc-cop.co.jp/
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