本資料は、2017年11月15日 CA World '17にて米CA が発表した情報の抄訳です。
(2017年11月15日、ラスベガス、CA World '17発)
CA Technologies(本社:米国ニューヨーク州、マディソン・アヴェニュー、CEO:マイケル・グレゴア)は本日、CA Acceleratorプログラムによって誕生した最新のイノベーションのひとつであるFreshTracks.ioのベータ・プログラム登録開始を発表しました。このインキュベータには現時点で合計10社のスタートアップが登録されています。CA Acceleratorのインキュベーションは、CA社内のリーン・スタートアップの役割を果たし、社内イノベータが市場で新しい製品アイデアを開発し、テストするためのサポートと資金を提供します。
FreshTracksは、CAのエンジニアが、進化するマイクロサービスを既存のソリューションでモニタリングを試みるという発想から生まれました。FreshTracks.ioは、コンテナ化されたアプリケーションのモニタリングとスケーリングで、実際に経験した問題を解決するために設立されました。FreshTracks.ioチームは、コンテナ分野のCAのノウハウを活かして、既存のレガシー・ツールを利用するのではなく白紙の状態で始め、カスタマ・エクスペリエンスの観点から問題に集中できるようにしました。オープンソース技術を基盤とし、機械学習を重ねて、リアルタイムにインテリジェントなアラートの発行が可能となる自己学習型のモニタリング・システムを構築しました。その結果、コンテナの運用を重視するチーム、とりわけPrometheusとKubernetesを使用しているチームのための費用効果が高く、市場投入期間の短いソリューションを実現しました。
現在のコンテナ・モニタリング・ツールは、アプリケーションの状態に関するメトリックはうまく収集しますが、エンジニアがそうしたメトリックに基づいて対処できるようにする動的な異常検出に関しては不満が残ります。FreshTracks.ioは機械学習を使用して、アプリケーションの可用性を高めるインテリジェント・アラートを出します。このような実用的なアラートにより、エンジニアが本来の仕事により多くの時間を使うことができるようになります。
機械学習と自動化が企業に浸透するにつれて、コンテナ管理技術に対する需要が増大していることから、FreshTracks.ioはCA Acceleratorから生まれた4番目のコンテナ型プロジェクトとなりました。
FreshTracks.io 共同創設者 Bob Cotton氏
「CA Acceleratorの文化は、イノベーションを重視したもので、お客様の課題解決に対する私たち自身の考え方を変えています。自らの経験を通じて、コンテナ・モニタリングの必要性を認識し、同様の課題に直面している他の人々と共有するために独自のソリューションを開発ました。開発業者向けのこの新興分野で市場機会を得られることに興奮しています。FlexTracks.ioを誕生させてくれたのは、まさにAcceleratorプログラムの柔軟性とリソースでした。」
CA Acceleratorプログラム
CA Acceleratorは、ロックインや不完全な想定に起因して機会を逸しやすい長期開発プロジェクトに多額の投資を行うような従来型のイノベーション・モデルに頼るのではなく、成功への道を短期間で駆け上ることができる多くの小さなプロジェクトを育成する方法をとっています。
本プログラムのIncubation Rotationは、CAの従業員がCA Acceleratorに移行するリスクを軽減するのに役立ちます。12ヶ月間のローテーション中、CAの従業員の立場は会社内に保持されるため、従業員は自身の事業を発展させ、創造的アイデアを最大限に追求する自由を得られます。これまでに100名以上の従業員がプログラムに参加してきました。
2016年に誕生したCA Acceleratorは、よりアジャイルかつ革新的な企業文化の推進と育成を支援しています。内部アナリティクス・エンジンであり、CA Acceleratorで最も成功したプロジェクトであるCA Jarvisは、CAのAgile Operations、API Management、Securityの事業に統合されています。CA Jarvisは、CA AcceleratorプログラムがCAの既存のソフトウェア製品を促進し、会社全体の文化的シフトを推進するのを示す一例です。
CA Technologies 最高技術責任者(CTO) Otto Berkes
「昨年、CA Acceleratorプログラムを開始したとき、革新的なアイデアを社内でのみ実現することを目的としていたわけではありません。私たちはCA Acceleratorが、業界内で加速している文化的・技術的変化の中で行くべき道を北極星のように導くことを期待していました。インキュベーション・チームとお客様が密接に協力し合いながら将来の課題を解決する姿を見られるとは、これほど嬉しいことはありません。」
ラスベガスで11月13日~17日に開催される今年のCA World ‘17では、FreshTracks.io、CA Jarvis、Waffle.io、Yipee.io、WhoZoo.ioなどのプロジェクトが展示されます。
詳細については、www.ca.com/acceleratorをご覧ください。FreshTracks.ioベータ・プログラムの詳細については、https://www.freshtracks.io/をご覧ください。
CA Technologiesについて
CA Technologies (NASDAQ: CA) は、ビジネスの変革を推進するソフトウェアを提供し、アプリケーション・エコノミーにおいて企業がビジネス・チャンスをつかめるよう支援します。ソフトウェアはあらゆる業界であらゆるビジネスの中核を担っています。プランニングから開発、管理、セキュリティまで、CAは世界中の企業と協力し、モバイル、プライベート・クラウドやパブリック・クラウド、分散環境、メインフレーム環境にわたって、人々の生活やビジネス、コミュニケーションの方法に変化をもたらしています。CA Technologiesの詳しい情報については、<http://www.ca.com/us.html>(米CA Technologies)、<http://www.ca.com/jp> (日本)をご覧ください。また、ツイッターについては、https://twitter.com/ca_japanをご覧ください。
*本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
(2017年11月15日、ラスベガス、CA World '17発)
CA Technologies(本社:米国ニューヨーク州、マディソン・アヴェニュー、CEO:マイケル・グレゴア)は本日、CA Acceleratorプログラムによって誕生した最新のイノベーションのひとつであるFreshTracks.ioのベータ・プログラム登録開始を発表しました。このインキュベータには現時点で合計10社のスタートアップが登録されています。CA Acceleratorのインキュベーションは、CA社内のリーン・スタートアップの役割を果たし、社内イノベータが市場で新しい製品アイデアを開発し、テストするためのサポートと資金を提供します。
FreshTracksは、CAのエンジニアが、進化するマイクロサービスを既存のソリューションでモニタリングを試みるという発想から生まれました。FreshTracks.ioは、コンテナ化されたアプリケーションのモニタリングとスケーリングで、実際に経験した問題を解決するために設立されました。FreshTracks.ioチームは、コンテナ分野のCAのノウハウを活かして、既存のレガシー・ツールを利用するのではなく白紙の状態で始め、カスタマ・エクスペリエンスの観点から問題に集中できるようにしました。オープンソース技術を基盤とし、機械学習を重ねて、リアルタイムにインテリジェントなアラートの発行が可能となる自己学習型のモニタリング・システムを構築しました。その結果、コンテナの運用を重視するチーム、とりわけPrometheusとKubernetesを使用しているチームのための費用効果が高く、市場投入期間の短いソリューションを実現しました。
現在のコンテナ・モニタリング・ツールは、アプリケーションの状態に関するメトリックはうまく収集しますが、エンジニアがそうしたメトリックに基づいて対処できるようにする動的な異常検出に関しては不満が残ります。FreshTracks.ioは機械学習を使用して、アプリケーションの可用性を高めるインテリジェント・アラートを出します。このような実用的なアラートにより、エンジニアが本来の仕事により多くの時間を使うことができるようになります。
機械学習と自動化が企業に浸透するにつれて、コンテナ管理技術に対する需要が増大していることから、FreshTracks.ioはCA Acceleratorから生まれた4番目のコンテナ型プロジェクトとなりました。
FreshTracks.io 共同創設者 Bob Cotton氏
「CA Acceleratorの文化は、イノベーションを重視したもので、お客様の課題解決に対する私たち自身の考え方を変えています。自らの経験を通じて、コンテナ・モニタリングの必要性を認識し、同様の課題に直面している他の人々と共有するために独自のソリューションを開発ました。開発業者向けのこの新興分野で市場機会を得られることに興奮しています。FlexTracks.ioを誕生させてくれたのは、まさにAcceleratorプログラムの柔軟性とリソースでした。」
CA Acceleratorプログラム
CA Acceleratorは、ロックインや不完全な想定に起因して機会を逸しやすい長期開発プロジェクトに多額の投資を行うような従来型のイノベーション・モデルに頼るのではなく、成功への道を短期間で駆け上ることができる多くの小さなプロジェクトを育成する方法をとっています。
本プログラムのIncubation Rotationは、CAの従業員がCA Acceleratorに移行するリスクを軽減するのに役立ちます。12ヶ月間のローテーション中、CAの従業員の立場は会社内に保持されるため、従業員は自身の事業を発展させ、創造的アイデアを最大限に追求する自由を得られます。これまでに100名以上の従業員がプログラムに参加してきました。
2016年に誕生したCA Acceleratorは、よりアジャイルかつ革新的な企業文化の推進と育成を支援しています。内部アナリティクス・エンジンであり、CA Acceleratorで最も成功したプロジェクトであるCA Jarvisは、CAのAgile Operations、API Management、Securityの事業に統合されています。CA Jarvisは、CA AcceleratorプログラムがCAの既存のソフトウェア製品を促進し、会社全体の文化的シフトを推進するのを示す一例です。
CA Technologies 最高技術責任者(CTO) Otto Berkes
「昨年、CA Acceleratorプログラムを開始したとき、革新的なアイデアを社内でのみ実現することを目的としていたわけではありません。私たちはCA Acceleratorが、業界内で加速している文化的・技術的変化の中で行くべき道を北極星のように導くことを期待していました。インキュベーション・チームとお客様が密接に協力し合いながら将来の課題を解決する姿を見られるとは、これほど嬉しいことはありません。」
ラスベガスで11月13日~17日に開催される今年のCA World ‘17では、FreshTracks.io、CA Jarvis、Waffle.io、Yipee.io、WhoZoo.ioなどのプロジェクトが展示されます。
詳細については、www.ca.com/acceleratorをご覧ください。FreshTracks.ioベータ・プログラムの詳細については、https://www.freshtracks.io/をご覧ください。
CA Technologiesについて
CA Technologies (NASDAQ: CA) は、ビジネスの変革を推進するソフトウェアを提供し、アプリケーション・エコノミーにおいて企業がビジネス・チャンスをつかめるよう支援します。ソフトウェアはあらゆる業界であらゆるビジネスの中核を担っています。プランニングから開発、管理、セキュリティまで、CAは世界中の企業と協力し、モバイル、プライベート・クラウドやパブリック・クラウド、分散環境、メインフレーム環境にわたって、人々の生活やビジネス、コミュニケーションの方法に変化をもたらしています。CA Technologiesの詳しい情報については、<http://www.ca.com/us.html>(米CA Technologies)、<http://www.ca.com/jp> (日本)をご覧ください。また、ツイッターについては、https://twitter.com/ca_japanをご覧ください。
*本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。