【新任役員就任の背景】
近年ますます脅威が高まるサイバー攻撃は、国際的に組織された複数の犯罪グループによって手口が巧妙になり、情報セキュリティ対策においてもグローバル思考なソリューション開発・提供の重要性が高まりつつあります。特に、近年急速な成長を見せるアジア地域では、中国におけるC2C決済の拡大等FinTech市場において非連続的な変化が発生しており、結果としてかつては考えられもしなかったサイバー空間における新たな脅威が日々発見されています。
上記のような背景を踏まえ、Uber・RosettaStone・SurveyMonkeyなど数々のグローバル企業の日本法人立ち上げを経験しスタートアップのグローバル展開に関して多くの経験を有する塩濱剛治、元ソニーグループCEOで日本・アジアにおける多数のグローバル企業での社外取締役経験を有する出井伸之の2名を役員に迎え入れ、製品開発・新規市場開拓・海外企業とのパートナーシップ等においてグローバル展開の強化を図ります。
【新任役員の略歴および就任に際してのコメント】
■塩濱剛治/しおはま・たけじ(株式会社カウリス 取締役副社長)
シェアリングエコノミーの代表格であるUber、オンライン語学学習の先駆企業RosettaStone、クラウド型サーベイプラットフォームを提供するSurveyMonkeyなど、数々のグローバルリーダー企業の日本法人代表として各社の日本国内での礎を築く。以前はA.T.カーニーやアクセンチュアなどの戦略コンサルティングファーム、SAP、アスクル、レブロン等、日米欧の企業にてマネジメントリーダーとして活躍。現在では(株)インベスターズクラウド、(株)アップルにて社外取締役を務める。シカゴ大学ブーススクールMBA。
■塩濱剛治のコメント
日本初で独自のサイバーセキュリティ・プラットフォームの提供を目指すカウリスには、その趣旨に賛同し創業当初から取締役として経営に参画してきました。その後、ソニー様、電通国際情報サービス様からご出資をいただき、資金面・事業展開面でもより強固な体制となり、銀行・証券・クレジットカード・e-コマース・携帯キャリア・インフラ産業など多くの優良企業からカウリスの主力製品であるFraudAlert導入をご検討いただいている状況で、国内市場においては順調に事業が立ち上がりつつあります。スタートアップとして今後も着実に成長を進めるためには、社内のマネジメント体制の構築・確立が欠かせません。さらに成長を加速していくためには、グローバル市場での展開も同時に進めていくことが必要になってきます。そこに私のこれまでの経験や知識を活用しようと代表の島津と合意し、取締役副社長としてカウリス事業の成長発展に寄与すべく、取り組むことに致しました。
■出井伸之/いでい・のぶゆき(クオンタムリープ株式会社ファウンダー・CEO、株式会社カウリス 社外取締役)
1995年ソニー社長就任し、以後約10年にわたりSONY経営のトップを担った。退任後、2006年9月クオンタムリープ株式会社設立。同社のファウンダー&CEOとして、大企業変革支援やベンチャー企業の育成支援活動を行っている。他にレノボグループ、マネックスグループ、フリービット、ストライプインターナショナルで社外取締役などを務める。
■出井伸之のコメント
サイバーセキュリティの重要性については、2000年ごろのIT戦略会議で議長を務めていたときから高く関心を持っていました。一方、現在は全てのデバイスがインターネットでつながる、IoT時代の入り口。サイバーセキュリティの概念そのものが転換点に立っていることを感じています。これまでのサイバーセキュリティは、いわばPCのセキュリティ。マイクロソフトのような大手ITベンダーによって、ある程度保障される世界でした。しかし、IoT時代において、実は私たちを守ってくれるプレイヤーは近くにいません。私たちは気づかぬうちに、丸裸にされていっているのです。私自身はサイバーセキュリティに関する、専門的な知識人ではではありません。しかし、テクノロジーの進化がますます速くなる現在において、サイバーセキュリティがそのすべての根底に必要なOSになることは間違いないと思います。カウリスの非常に前向きでユニークな経営チームと、海外に対してもいち早くアクションをとる積極的な姿勢に好感を持ち、彼らと共にセキュリティの世界に身を投じてみたいと思い、この度カウリスの社外取締役就任をする運びとなりました。日本発の世界に誇るサービスとして成長していってほしいと考えており、自身もその一翼を担えればと考えております。
【今後のグローバル戦略】
ここ数年においてインターネット人口が急増しているアジア太平洋地域を最初のフォーカスとして、今後の海外展開を積極的に進めます。具体的には、アジアにおけるFintechハブとして名高いシンガポールもしくは香港へ来年中に海外拠点を設立し、現地政府や販売パートナーの支援を得ながら金融機関をはじめとする地場企業への導入に向けた取り組みを進めます。また今後において人口増、モバイルインターネットの普及、キャッシュレス化の進展によりますます市場拡大が期待される中国・インド・インドネシア等の地域を重要マーケットと定め、各地域でのジョイント・ベンチャー設立も視野に入れた現地企業とのパートナーシップを進めて参ります。現在までに、Singapore Fintech Festival、Hong Kong Fintech Weekをはじめとする主要Fintechイベント出展ならびに現地キーパーソンとのリレーション作りを進展中。今後、現地アクセラレーター参加等を通じて銀行との実証実験などの取り組みを進めていく予定です。
【株式会社カウリスについて】
カウリスは、法人向け不正アクセス検知サービスを展開するスタートアップ企業です。2016年10月に提供を開始したFraudAlertは、ユーザーのIPアドレスや位置情報など50以上※の要素を「その人らしさ」や「ふるまい」として機械学習によりパターン化し、アクセスが行われた際にリアルタイムで照合することで不正なアクセスを検知するサービスです。不正が疑われるアクセスに対してのみ追加の認証を促すことで、一般のユーザーに対するユーザビリティを損なわずにセキュリティを強化することが可能です。すでに大手通信事業者やECサイト運営事業者等に採用され、対象アカウント数は全国で約7,000万※に上ります。
※いずれも2017年10月末現在。
会社名 株式会社カウリス
代表者 代表取締役 島津敦好
本社所在地 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F FINOLAB
設立 2015年12月
資本金 45,500,000円(資本準備金含む)
事業内容 情報セキュリティ製品の開発・提供、コンサルティング等
URL https://caulis.jp
【本リリースに関するお問合せ先】
株式会社カウリス
経営企画室 森下 TEL: 03-4520-7975 E-Mail: pr@caulis.jp
近年ますます脅威が高まるサイバー攻撃は、国際的に組織された複数の犯罪グループによって手口が巧妙になり、情報セキュリティ対策においてもグローバル思考なソリューション開発・提供の重要性が高まりつつあります。特に、近年急速な成長を見せるアジア地域では、中国におけるC2C決済の拡大等FinTech市場において非連続的な変化が発生しており、結果としてかつては考えられもしなかったサイバー空間における新たな脅威が日々発見されています。
上記のような背景を踏まえ、Uber・RosettaStone・SurveyMonkeyなど数々のグローバル企業の日本法人立ち上げを経験しスタートアップのグローバル展開に関して多くの経験を有する塩濱剛治、元ソニーグループCEOで日本・アジアにおける多数のグローバル企業での社外取締役経験を有する出井伸之の2名を役員に迎え入れ、製品開発・新規市場開拓・海外企業とのパートナーシップ等においてグローバル展開の強化を図ります。
【新任役員の略歴および就任に際してのコメント】
■塩濱剛治/しおはま・たけじ(株式会社カウリス 取締役副社長)
シェアリングエコノミーの代表格であるUber、オンライン語学学習の先駆企業RosettaStone、クラウド型サーベイプラットフォームを提供するSurveyMonkeyなど、数々のグローバルリーダー企業の日本法人代表として各社の日本国内での礎を築く。以前はA.T.カーニーやアクセンチュアなどの戦略コンサルティングファーム、SAP、アスクル、レブロン等、日米欧の企業にてマネジメントリーダーとして活躍。現在では(株)インベスターズクラウド、(株)アップルにて社外取締役を務める。シカゴ大学ブーススクールMBA。
■塩濱剛治のコメント
日本初で独自のサイバーセキュリティ・プラットフォームの提供を目指すカウリスには、その趣旨に賛同し創業当初から取締役として経営に参画してきました。その後、ソニー様、電通国際情報サービス様からご出資をいただき、資金面・事業展開面でもより強固な体制となり、銀行・証券・クレジットカード・e-コマース・携帯キャリア・インフラ産業など多くの優良企業からカウリスの主力製品であるFraudAlert導入をご検討いただいている状況で、国内市場においては順調に事業が立ち上がりつつあります。スタートアップとして今後も着実に成長を進めるためには、社内のマネジメント体制の構築・確立が欠かせません。さらに成長を加速していくためには、グローバル市場での展開も同時に進めていくことが必要になってきます。そこに私のこれまでの経験や知識を活用しようと代表の島津と合意し、取締役副社長としてカウリス事業の成長発展に寄与すべく、取り組むことに致しました。
■出井伸之/いでい・のぶゆき(クオンタムリープ株式会社ファウンダー・CEO、株式会社カウリス 社外取締役)
1995年ソニー社長就任し、以後約10年にわたりSONY経営のトップを担った。退任後、2006年9月クオンタムリープ株式会社設立。同社のファウンダー&CEOとして、大企業変革支援やベンチャー企業の育成支援活動を行っている。他にレノボグループ、マネックスグループ、フリービット、ストライプインターナショナルで社外取締役などを務める。
■出井伸之のコメント
サイバーセキュリティの重要性については、2000年ごろのIT戦略会議で議長を務めていたときから高く関心を持っていました。一方、現在は全てのデバイスがインターネットでつながる、IoT時代の入り口。サイバーセキュリティの概念そのものが転換点に立っていることを感じています。これまでのサイバーセキュリティは、いわばPCのセキュリティ。マイクロソフトのような大手ITベンダーによって、ある程度保障される世界でした。しかし、IoT時代において、実は私たちを守ってくれるプレイヤーは近くにいません。私たちは気づかぬうちに、丸裸にされていっているのです。私自身はサイバーセキュリティに関する、専門的な知識人ではではありません。しかし、テクノロジーの進化がますます速くなる現在において、サイバーセキュリティがそのすべての根底に必要なOSになることは間違いないと思います。カウリスの非常に前向きでユニークな経営チームと、海外に対してもいち早くアクションをとる積極的な姿勢に好感を持ち、彼らと共にセキュリティの世界に身を投じてみたいと思い、この度カウリスの社外取締役就任をする運びとなりました。日本発の世界に誇るサービスとして成長していってほしいと考えており、自身もその一翼を担えればと考えております。
【今後のグローバル戦略】
ここ数年においてインターネット人口が急増しているアジア太平洋地域を最初のフォーカスとして、今後の海外展開を積極的に進めます。具体的には、アジアにおけるFintechハブとして名高いシンガポールもしくは香港へ来年中に海外拠点を設立し、現地政府や販売パートナーの支援を得ながら金融機関をはじめとする地場企業への導入に向けた取り組みを進めます。また今後において人口増、モバイルインターネットの普及、キャッシュレス化の進展によりますます市場拡大が期待される中国・インド・インドネシア等の地域を重要マーケットと定め、各地域でのジョイント・ベンチャー設立も視野に入れた現地企業とのパートナーシップを進めて参ります。現在までに、Singapore Fintech Festival、Hong Kong Fintech Weekをはじめとする主要Fintechイベント出展ならびに現地キーパーソンとのリレーション作りを進展中。今後、現地アクセラレーター参加等を通じて銀行との実証実験などの取り組みを進めていく予定です。
【株式会社カウリスについて】
カウリスは、法人向け不正アクセス検知サービスを展開するスタートアップ企業です。2016年10月に提供を開始したFraudAlertは、ユーザーのIPアドレスや位置情報など50以上※の要素を「その人らしさ」や「ふるまい」として機械学習によりパターン化し、アクセスが行われた際にリアルタイムで照合することで不正なアクセスを検知するサービスです。不正が疑われるアクセスに対してのみ追加の認証を促すことで、一般のユーザーに対するユーザビリティを損なわずにセキュリティを強化することが可能です。すでに大手通信事業者やECサイト運営事業者等に採用され、対象アカウント数は全国で約7,000万※に上ります。
※いずれも2017年10月末現在。
会社名 株式会社カウリス
代表者 代表取締役 島津敦好
本社所在地 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F FINOLAB
設立 2015年12月
資本金 45,500,000円(資本準備金含む)
事業内容 情報セキュリティ製品の開発・提供、コンサルティング等
URL https://caulis.jp
【本リリースに関するお問合せ先】
株式会社カウリス
経営企画室 森下 TEL: 03-4520-7975 E-Mail: pr@caulis.jp