2017年11月06日 09:00

アイリッシュウイスキーが再び世界を制覇!? ――蒸留所の数が7年間で10倍、売上率が毎年2ケタ増という躍進の理由が『ウイスキーガロア』最新号で明らかに!

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日本唯一のウイスキー専門誌『ウイスキーガロア』。最新号Vol.5が2017年10月27日に発売されました。「アイリッシュウイスキーの逆襲」と題した巻頭特集では、アイリッシュが独自の個性と革新性で突き進む姿を現地からレポート。独立紛争や禁酒法、世界大戦の影響で一時は蒸留所が2つだけになったアイリッシュ。しかし、ここ数年で続々と新蒸留所が誕生し、力強く生まれ変わろうとしている様子を徹底解剖します。

その数すでに40近く
躍進するアイリッシュの蒸留所

19世紀後半、世界で販売されるウイスキーの60%近くがアイリッシュウイスキーでした。それはスコッチの1.5倍ほどの量で、アイリッシュウイスキーは我が世の春を謳歌していたのです。
ところが20世紀に入ると、アイルランドの独立戦争が始まり、アメリカの禁酒法で販路が狭まり、続く第1次・第2次世界大戦でアイリッシュウイスキーは壊滅状態となりました。1970年代半ば、残った蒸留所はブッシュミルズとミドルトンの2つだけ。その後、クーリー蒸留所、キルベガン蒸留所ができたものの、2010年頃までは稼働蒸留所はたった4つに過ぎませんでした。
それが、2014年に新生タラモアが創業すると、次々と新しい蒸留所が生まれていきました。現在、計画段階のものも含めると、その数約40ヶ所!
今号の特集では、クーリー、キルベガンという既存の蒸留所と、グレートノーザン、ティーリング、ピアースライオンズ、そして新生タラモアと6つの蒸留所を取り上げていきます。


◆新生タラモア蒸留所

スコッチの名門ブランドのウィリアム・グラント&サンズ社が、60年前に閉鎖されたタラモア蒸留所を再生! そのオープン記念のパーティにアメリカから駆けつけたゲストは、1954年に蒸留所が閉鎖されたときに釜の最後の火を落とし、蒸留所に鍵をかけたスチルマンでした。

ティーリング蒸留所

アイリッシュウイスキー復興の立役者であるジョン・ティーリング氏。彼の2人の息子も、やはりウイスキーの道に飛び込みました。ダブリンに125年ぶりに生まれた蒸留所は、年間観光客が6万人。アイリッシュで一番クールな蒸留所と呼ばれています。

ピアースライオンズ蒸留所

12世紀に建てられた古い教会を、外観はそのままに蒸留所に改造! 窓を飾るステンドグラスにはウイスキー造りの過程が描かれ、祭壇にはスチルがそびえる――。アイリッシュウイスキーの新たな聖地の誕生です。

この他、世界最古で創業260周年を迎えたキルベガン蒸留所や、ティーリング氏がビール工場を改造してオープンしたグレートノーザン蒸留所などを紹介! さらにコラムは、ケルト文化の謎やギネスビール成功の歴史など、アイルランドが気になる方にとっても見逃せない内容です。



その他の特集企画・連載も充実!!

第2特集は、前号に続いてスコッチウイスキー。ハイランドパーク、タリスカー、ロッホローモンド、タリバーディンと、新旧4つの蒸留所の最新事情が分かります。
そして連載企画「コニャックの現場から」はレミーマルタン。一本30万円、至高のコニャックと呼ばれる「ルイ13世」の秘密とは――?
さらに、人気連載「ガロア的酒場歩き」で今回編集長が訪れたのは、釧路と厚岸! 釧路では和商市場の「勝手丼」を堪能し、末広町でバーめぐり。厚岸町ではカキざんまいと、地元に根づいた美味を探して歩きます。
さらに、テイスティング、新商品情報、編集長インタビュー、連載コラムなども必読です。



『ウイスキーガロア』Vol.5(2017年11月号)
本文オールカラー128ページ、価格1,200円+税 隔月刊(偶数月発行)
発行:ウイスキー文化研究所
http://scotchclub.org/

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 飲食、料理

会社概要

商号
株式会社ウイスキー文化研究所(カブシキカイシャウイスキーブンカケンキュウショ)
代表者
土屋 守(ツチヤ マモル)
所在地
〒150-0012
東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル5F
TEL
03-6277-4103
業種
その他
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
https://scotchclub.org/

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