セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長: 関根 淳、本社: 千葉市美浜区中瀬1-8、TEL:043-273-3111)は、PTP対応の高精度時刻配信装置「Time Server Pro. TS-2950」で、放送業界向けに10MHz信号とブラックバースト(以下 BB)信号の各周波数ソースに対応した2つのモデル、「TS-2950-10」(10MHzモデル)と「TS-2950-20」(BBモデル)を開発し、2018年1月以降、順次販売を開始いたします。
今回開発した「TS-2950-10」(10MHzモデル)と「TS-2950-20」(BBモデル)は、放送業界の既存設備に含まれる高精度な信号を利用することで、現在、放送・金融業界のお客さまを中心にご利用いただいているGNSSの時刻ソースに対応したPTPグランドマスタークロック「Time Server Pro. TS-2950」を補完し、お客さまの導入をさらに容易かつ安価に実現することを目的としております。
TS-2950-10(10MHzモデル)は、放送局内の基準として利用されているルビジウム発振器から出力されている10MHz信号に対応しています。一方、TS-2950-20(BBモデル)はスタジオ内の機器の基準として使用されているBB信号に対応しています。どちらも放送局内の既設環境を可能な限りそのまま利用し、将来のGNSS環境においても継続使用いただくことが可能です。
また、両モデルは、GNSSのほかに標準で2つの時刻ソースに対応しています。一つは、放送局標準時計装置から出力されるシリアル時刻情報(ジャストタイム・フォーマット)を受信して時刻修正を行うToDインターフェース(以下ToD)、もう一つは、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下 NICT)が正式サービス予定の光テレホンJJY(*1)を利用した時刻修正機能(ソフトウエア)です。
これにより、お客様の環境に応じてGNSS、ToD、光テレホンJJYから最適な時刻ソースが選択可能となるほか(*2)、複数の時刻ソースを利用することで障害発生時の冗長性も得ることができ、これまで以上に高可用性モデルとしてご利用いただけます。
なお、今回発表したTS-2950の新モデルは、2017年11月15日から17日に幕張メッセで開催される「2017年国際放送機器展(Inter BEE 2017)」のセイコーソリューションズブースに展示いたします。
(*1)現在の放送局では、放送局用標準時計が設備として導入され、NICTの既存サービスでアナログ電話回線によるテレホンJJYを用いた時刻修正が行われています。光テレホンJJYは、NICTとセイコーソリューションズの共同研究により、NTT(東日本電信電話株式会社/西日本電信電話株式会社)の光電話回線を利用した新たな標準時の供給システムとして開発され、NICTの正式サービス開始に向け実験運用中です。
<Time Server Pro. TS-2950 新モデル 概要>
【製品名】
TS-2950-10(10MHzモデル)、TS-2950-20(BBモデル)
【発売日(予定)】
TS-2950-10:2018年1月、 TS-2950-20:2018年2月
【販売価格】
オープン価格
【主な特長】
・お客さまの環境に応じた、周波数ソース(10MHz信号、BB信号)、時刻ソース(GNSS、ToD、光テレホンJJY)を選択可能(*2)
・現行のTS-2950で好評いただいている、高可用性(電源、FANモジュールのホットスワップ)、拡張性(空き2スロットの拡張スロット)は継続サポート
【諸元】
・3種類の時刻ソース(GNSS、ToD、光テレホンJJY)の優先度をユーザー選択可能(*2)
・周波数ソースは、TS-2950-10は10MHzがプライマリ、TS-2950-20はBBがプライマリで動作。セカンダリに内蔵原子時計を有することで耐障害性の高い運用が可能
今回開発した「TS-2950-10」(10MHzモデル)と「TS-2950-20」(BBモデル)は、放送業界の既存設備に含まれる高精度な信号を利用することで、現在、放送・金融業界のお客さまを中心にご利用いただいているGNSSの時刻ソースに対応したPTPグランドマスタークロック「Time Server Pro. TS-2950」を補完し、お客さまの導入をさらに容易かつ安価に実現することを目的としております。
TS-2950-10(10MHzモデル)は、放送局内の基準として利用されているルビジウム発振器から出力されている10MHz信号に対応しています。一方、TS-2950-20(BBモデル)はスタジオ内の機器の基準として使用されているBB信号に対応しています。どちらも放送局内の既設環境を可能な限りそのまま利用し、将来のGNSS環境においても継続使用いただくことが可能です。
また、両モデルは、GNSSのほかに標準で2つの時刻ソースに対応しています。一つは、放送局標準時計装置から出力されるシリアル時刻情報(ジャストタイム・フォーマット)を受信して時刻修正を行うToDインターフェース(以下ToD)、もう一つは、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下 NICT)が正式サービス予定の光テレホンJJY(*1)を利用した時刻修正機能(ソフトウエア)です。
これにより、お客様の環境に応じてGNSS、ToD、光テレホンJJYから最適な時刻ソースが選択可能となるほか(*2)、複数の時刻ソースを利用することで障害発生時の冗長性も得ることができ、これまで以上に高可用性モデルとしてご利用いただけます。
なお、今回発表したTS-2950の新モデルは、2017年11月15日から17日に幕張メッセで開催される「2017年国際放送機器展(Inter BEE 2017)」のセイコーソリューションズブースに展示いたします。
(*1)現在の放送局では、放送局用標準時計が設備として導入され、NICTの既存サービスでアナログ電話回線によるテレホンJJYを用いた時刻修正が行われています。光テレホンJJYは、NICTとセイコーソリューションズの共同研究により、NTT(東日本電信電話株式会社/西日本電信電話株式会社)の光電話回線を利用した新たな標準時の供給システムとして開発され、NICTの正式サービス開始に向け実験運用中です。
<Time Server Pro. TS-2950 新モデル 概要>
【製品名】
TS-2950-10(10MHzモデル)、TS-2950-20(BBモデル)
【発売日(予定)】
TS-2950-10:2018年1月、 TS-2950-20:2018年2月
【販売価格】
オープン価格
【主な特長】
・お客さまの環境に応じた、周波数ソース(10MHz信号、BB信号)、時刻ソース(GNSS、ToD、光テレホンJJY)を選択可能(*2)
・現行のTS-2950で好評いただいている、高可用性(電源、FANモジュールのホットスワップ)、拡張性(空き2スロットの拡張スロット)は継続サポート
【諸元】
・3種類の時刻ソース(GNSS、ToD、光テレホンJJY)の優先度をユーザー選択可能(*2)
・周波数ソースは、TS-2950-10は10MHzがプライマリ、TS-2950-20はBBがプライマリで動作。セカンダリに内蔵原子時計を有することで耐障害性の高い運用が可能
(*2)TS-2950-20 においてBB 信号を選択した場合、GNSS は利用できません。
※本文中に記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。
お客さまからのお問い合わせ先:
セイコーソリューションズ(株)
ネットワークソリューション本部 ネットワークソリューション統括部 NS 営業技術部
担当:長谷川 tel:043-273-3184 e-mail:support@seiko-sol.co.jp
※本文中に記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。
お客さまからのお問い合わせ先:
セイコーソリューションズ(株)
ネットワークソリューション本部 ネットワークソリューション統括部 NS 営業技術部
担当:長谷川 tel:043-273-3184 e-mail:support@seiko-sol.co.jp