スリーシェルズは「ドラえもん」の音楽の聴きどころを作曲家 木下紀子が紹介する動画を10月16日に公開した。
11月11日に渋谷で演奏する「ドラえもん」組曲からの紹介である。
菊池俊輔を語る上でかかせない傑作であり、作曲活動55年、生誕86年の記念コンサートとして必ず聴きたい。
ドラえもんの音楽について 作曲家 木下紀子がピアノを弾いて紹介
組曲ではどのような音楽が演奏されるか、部分的にピアノで作曲家が紹介しているので、オーケストラで演奏されるとどうなるか、是非ともコンサートで確認して頂きたい。
https://youtu.be/kk3dMwzbhRg
ドラえもん組曲(木下紀子 復元・編曲)について 木下紀子
テレビアニメ『ドラえもん』で聴くことのできる音楽は、ユーモアに溢れており、人々の温かさを感じられる、そんな不思議な力を持っている。編曲者自身、譜に起こすために音楽を聴いていると、物語の情景と登場人物の台詞や表情までくっきりと思い出し、何度もニヤリとしてしまったほどである!
菊池氏は、それぞれのキャラクターや場面に合うよう、楽器の持つ個性的な音色や演奏方法を選び抜き、色鮮やかに描いている。本日演奏される組曲の中でも、特にお気に入りなのが、スネ夫のテーマ(最近では「スネ夫が自慢話をするときに流れる曲」と呼ばれることもある)である。ドラムスとパーカッションで刻まれるリズムを取り出してみると、細かな音価で作られていてピリッと緊張感のあるものになっているが、あの印象的なシンセサイザーの音、その前奏に続いて歌い始めるクラリネットのメロディとの対比が効果的である。とぼけた雰囲気のメロディに、もしも他の楽器を充てるなら何が良いかと考えたが、モサモサとした音色、人の地声に近い音域であることを鑑みると、やはりクラリネット一択になるだろう。主旋律は1オクターブ以内に留められ、簡単にハミングや口笛で真似ることができる。こういった点にも、菊池氏のユーモラスな工夫が見られる。
作曲家のこだわりは、楽器の使い分けだけではない。
例えば、皆に愛されている主題歌『ドラえもんのうた』は、ドラえもんやのび太たちの明るく楽しい日常の始まりに相応しい。その秘密について、菊池俊輔の言葉によれば「聴いた人がウキウキした気分」になれるよう、3連符を用いたという。このやり方は主題歌だけに留まらず、劇中BGM、次回予告の音楽、エンディングテーマにも3連符が用いられており、メロディから伴奏、ドラムスまで統一する(1曲を通して3連符が一貫している)ことで、弾むような軽快さがドラえもんのお話の間じゅう持続される。また、主題歌とエンディングテーマには歌詞があるが、言葉のイントネーションに沿って自然に3連符のリズムに乗せているため、記憶に残りやすく、何度口ずさんでも飽きの来ないテーマソングとなっている。
ドラえもん組曲に向き合う中で、作曲家の仕事への情熱に圧倒された。菊池氏は素朴で親しみやすいうえに、説得力のある音楽を見事に作り上げている。これは、難解な専門用語を並べたてて長大な文章を作るより、小さな子どもにも伝わる言葉で簡潔に説明するほうがずっと試行錯誤するのと同じだと考えられる。作曲を学んでいる身として常に神経を研ぎ澄ましているつもりではいるが、いつも余計に飾り付ける嫌いがあり、中々うまくいかないので頭を悩ませている…。
この演奏会を通して、先述した楽器それぞれの音色に注目していただきたい。お気に入りのメロディや楽器がきっと見つかるはずだ。また、普段あまりオーケストラの生演奏に触れることがないという方にも、テレビで聴く以上の迫力、生演奏でなければ聴きとれない繊細さを味わっていただきたい。
選曲構成は下記のようになっている。
ドラえもん組曲(菊池俊輔作曲、木下紀子復元・編曲)
主題歌「ドラえもんのうた」
サブタイトル
スネ夫の自慢話テーマ
しずかちゃんのテーマ
のび太のスキップ
ジャイアンのテーマ
困ったな~
のび太の足取り重く
ひみつ道具登場!
ひみつ道具大行進
タケコプターで大空を
大きく広がる青い空
・・・と思ったら大失敗
失敗続く
トボトボと
美しい思い出
ひみつ道具登場その2
ひみつ道具の解説
街をキレイにしよう!
ピンチ!
失敗!逃げるしかない
ドラえも~ん(泣)
平和な街
次回の予告
エンディング「青い空はポケットさ」
(Mナンバーもタイトルも不明なため、使用されたシーンより便宜的なタイトルをつけた)
菊池俊輔音楽祭 演奏曲予定より
ドラえもん「スネ夫のテーマ」についての考察(音楽評論 西耕一)
まずはテーマを聴いて頂こう
https://www.youtube.com/watch?v=8F6LHoA7ODY
皆さん御存知、ひたすら自慢話を聞かされるあのシーンに流れる音楽である。
何の気なしに聞いてしまう音楽であるが、実は菊池俊輔の天才が発揮された神曲なのである。
一体何処が「神」なのか。
それはたった1曲、1分の曲に3つの視点の音楽が入っており、非常にシンプルな繰り返しと、楽器の音色の巧みな使い方で表現されているからである。
3つの視点とは
(1)スネ夫のウキウキワクワク
(2)のび太のウンザリ
(3)「まーたやってるよ」とツッコミも入るお茶の間のホンワカ感
これらがたった1分の曲に込められた非常に内容の濃い、なのにホンワカと聴けてしまう神曲なのである。
普通の作曲家であれば自慢話のBGMなんて、どんな音楽をつければいいかと悩んでしまうはず。批判的、嘲笑的に音楽をつけても、ドラえもんのお茶の間のイメージ、コメディ、ギャグアニメのイメージにも合わない。
しかし、菊池俊輔は、楽器の音色を活かして、単純だけれども、天才的な隠し味で「スネ夫のテーマ」を完成させた。
クラリネットのとぼけた素朴な音色、エレクトーンの特徴的なユーモア抜群の音色、ストリングスの弾むようなツッコミのピツィカートなどなど。
たった1分のテーマだけれども、延々と何時間演奏しても続けられそうな、そしてどんなシーンにも合わせることが可能な(BGMとして完璧!)、加えて、ギャグアニメとしての楽しみとおかしみを持った神曲なのである。
コンサートチケットはカンフェティにて販売中。
カンフェティチケットセンター
質問窓口:03-6228-1630(営業時間:平日10時~18時)
チケット購入:0120-240-540(営業時間:平日10時~18時)
web販売(24時間 セブンイレブンなどでの発券が可能です)
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=40985
宣伝動画
菊池俊輔音楽祭について その2
https://youtu.be/uPoPr7CblYA
菊池俊輔音楽祭について その1
https://youtu.be/ut8Hiua5QQA
菊池俊輔音楽祭について
ドラえもん、ドラゴンボール、ゲッターロボ、バビル2世、仮面ライダー、暴れん坊将軍などの音楽を作った作曲家。アニメ・特撮・映画音楽の世界的巨匠である菊池俊輔。まさに日本音楽界の伝説といえましょう。その作曲活動55周年・生誕86年を祝う記念のオーケストラコンサートが渋谷で開催されます。「ゲッターロボ」「ドラえもん」「ドラゴンボールZ」「バビル2世」などアニメ音楽の傑作BGMと代表作のテーマや主題歌をオーケストラで上演します。
音楽祭の狙い
誰もが知る主題歌だけでなく、BGMにも焦点をあてて、ダイナミックでカラフルなサウンドとメロディーの美しさを聴けます。普段、意識していなくても「あ!この曲知っている!」というBGMをプロオーケストラの迫力ある演奏でお届けします。
組曲について
BGMには数分、数秒の曲がいくつもありますが音楽的な流れやストーリーをイメージできるよう違和感のない「組曲」として演奏します。オーケストラのコンサートに馴染みがなくても、楽しめる内容をめざしています。バトルシーンの盛り上がり、平和な街の叙情音楽。感動・感涙のラスト音楽など、聴くだけでアニメの映像が浮かんでくる懐かしさがあり、一般でも楽しめるコンサートです。
11月11日に渋谷で演奏する「ドラえもん」組曲からの紹介である。
菊池俊輔を語る上でかかせない傑作であり、作曲活動55年、生誕86年の記念コンサートとして必ず聴きたい。
ドラえもんの音楽について 作曲家 木下紀子がピアノを弾いて紹介
組曲ではどのような音楽が演奏されるか、部分的にピアノで作曲家が紹介しているので、オーケストラで演奏されるとどうなるか、是非ともコンサートで確認して頂きたい。
https://youtu.be/kk3dMwzbhRg
ドラえもん組曲(木下紀子 復元・編曲)について 木下紀子
テレビアニメ『ドラえもん』で聴くことのできる音楽は、ユーモアに溢れており、人々の温かさを感じられる、そんな不思議な力を持っている。編曲者自身、譜に起こすために音楽を聴いていると、物語の情景と登場人物の台詞や表情までくっきりと思い出し、何度もニヤリとしてしまったほどである!
菊池氏は、それぞれのキャラクターや場面に合うよう、楽器の持つ個性的な音色や演奏方法を選び抜き、色鮮やかに描いている。本日演奏される組曲の中でも、特にお気に入りなのが、スネ夫のテーマ(最近では「スネ夫が自慢話をするときに流れる曲」と呼ばれることもある)である。ドラムスとパーカッションで刻まれるリズムを取り出してみると、細かな音価で作られていてピリッと緊張感のあるものになっているが、あの印象的なシンセサイザーの音、その前奏に続いて歌い始めるクラリネットのメロディとの対比が効果的である。とぼけた雰囲気のメロディに、もしも他の楽器を充てるなら何が良いかと考えたが、モサモサとした音色、人の地声に近い音域であることを鑑みると、やはりクラリネット一択になるだろう。主旋律は1オクターブ以内に留められ、簡単にハミングや口笛で真似ることができる。こういった点にも、菊池氏のユーモラスな工夫が見られる。
作曲家のこだわりは、楽器の使い分けだけではない。
例えば、皆に愛されている主題歌『ドラえもんのうた』は、ドラえもんやのび太たちの明るく楽しい日常の始まりに相応しい。その秘密について、菊池俊輔の言葉によれば「聴いた人がウキウキした気分」になれるよう、3連符を用いたという。このやり方は主題歌だけに留まらず、劇中BGM、次回予告の音楽、エンディングテーマにも3連符が用いられており、メロディから伴奏、ドラムスまで統一する(1曲を通して3連符が一貫している)ことで、弾むような軽快さがドラえもんのお話の間じゅう持続される。また、主題歌とエンディングテーマには歌詞があるが、言葉のイントネーションに沿って自然に3連符のリズムに乗せているため、記憶に残りやすく、何度口ずさんでも飽きの来ないテーマソングとなっている。
ドラえもん組曲に向き合う中で、作曲家の仕事への情熱に圧倒された。菊池氏は素朴で親しみやすいうえに、説得力のある音楽を見事に作り上げている。これは、難解な専門用語を並べたてて長大な文章を作るより、小さな子どもにも伝わる言葉で簡潔に説明するほうがずっと試行錯誤するのと同じだと考えられる。作曲を学んでいる身として常に神経を研ぎ澄ましているつもりではいるが、いつも余計に飾り付ける嫌いがあり、中々うまくいかないので頭を悩ませている…。
この演奏会を通して、先述した楽器それぞれの音色に注目していただきたい。お気に入りのメロディや楽器がきっと見つかるはずだ。また、普段あまりオーケストラの生演奏に触れることがないという方にも、テレビで聴く以上の迫力、生演奏でなければ聴きとれない繊細さを味わっていただきたい。
選曲構成は下記のようになっている。
ドラえもん組曲(菊池俊輔作曲、木下紀子復元・編曲)
主題歌「ドラえもんのうた」
サブタイトル
スネ夫の自慢話テーマ
しずかちゃんのテーマ
のび太のスキップ
ジャイアンのテーマ
困ったな~
のび太の足取り重く
ひみつ道具登場!
ひみつ道具大行進
タケコプターで大空を
大きく広がる青い空
・・・と思ったら大失敗
失敗続く
トボトボと
美しい思い出
ひみつ道具登場その2
ひみつ道具の解説
街をキレイにしよう!
ピンチ!
失敗!逃げるしかない
ドラえも~ん(泣)
平和な街
次回の予告
エンディング「青い空はポケットさ」
(Mナンバーもタイトルも不明なため、使用されたシーンより便宜的なタイトルをつけた)
菊池俊輔音楽祭 演奏曲予定より
ドラえもん「スネ夫のテーマ」についての考察(音楽評論 西耕一)
まずはテーマを聴いて頂こう
https://www.youtube.com/watch?v=8F6LHoA7ODY
皆さん御存知、ひたすら自慢話を聞かされるあのシーンに流れる音楽である。
何の気なしに聞いてしまう音楽であるが、実は菊池俊輔の天才が発揮された神曲なのである。
一体何処が「神」なのか。
それはたった1曲、1分の曲に3つの視点の音楽が入っており、非常にシンプルな繰り返しと、楽器の音色の巧みな使い方で表現されているからである。
3つの視点とは
(1)スネ夫のウキウキワクワク
(2)のび太のウンザリ
(3)「まーたやってるよ」とツッコミも入るお茶の間のホンワカ感
これらがたった1分の曲に込められた非常に内容の濃い、なのにホンワカと聴けてしまう神曲なのである。
普通の作曲家であれば自慢話のBGMなんて、どんな音楽をつければいいかと悩んでしまうはず。批判的、嘲笑的に音楽をつけても、ドラえもんのお茶の間のイメージ、コメディ、ギャグアニメのイメージにも合わない。
しかし、菊池俊輔は、楽器の音色を活かして、単純だけれども、天才的な隠し味で「スネ夫のテーマ」を完成させた。
クラリネットのとぼけた素朴な音色、エレクトーンの特徴的なユーモア抜群の音色、ストリングスの弾むようなツッコミのピツィカートなどなど。
たった1分のテーマだけれども、延々と何時間演奏しても続けられそうな、そしてどんなシーンにも合わせることが可能な(BGMとして完璧!)、加えて、ギャグアニメとしての楽しみとおかしみを持った神曲なのである。
コンサートチケットはカンフェティにて販売中。
カンフェティチケットセンター
質問窓口:03-6228-1630(営業時間:平日10時~18時)
チケット購入:0120-240-540(営業時間:平日10時~18時)
web販売(24時間 セブンイレブンなどでの発券が可能です)
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=40985
宣伝動画
菊池俊輔音楽祭について その2
https://youtu.be/uPoPr7CblYA
菊池俊輔音楽祭について その1
https://youtu.be/ut8Hiua5QQA
菊池俊輔音楽祭について
ドラえもん、ドラゴンボール、ゲッターロボ、バビル2世、仮面ライダー、暴れん坊将軍などの音楽を作った作曲家。アニメ・特撮・映画音楽の世界的巨匠である菊池俊輔。まさに日本音楽界の伝説といえましょう。その作曲活動55周年・生誕86年を祝う記念のオーケストラコンサートが渋谷で開催されます。「ゲッターロボ」「ドラえもん」「ドラゴンボールZ」「バビル2世」などアニメ音楽の傑作BGMと代表作のテーマや主題歌をオーケストラで上演します。
音楽祭の狙い
誰もが知る主題歌だけでなく、BGMにも焦点をあてて、ダイナミックでカラフルなサウンドとメロディーの美しさを聴けます。普段、意識していなくても「あ!この曲知っている!」というBGMをプロオーケストラの迫力ある演奏でお届けします。
組曲について
BGMには数分、数秒の曲がいくつもありますが音楽的な流れやストーリーをイメージできるよう違和感のない「組曲」として演奏します。オーケストラのコンサートに馴染みがなくても、楽しめる内容をめざしています。バトルシーンの盛り上がり、平和な街の叙情音楽。感動・感涙のラスト音楽など、聴くだけでアニメの映像が浮かんでくる懐かしさがあり、一般でも楽しめるコンサートです。
コンサート詳細
菊池俊輔音楽祭
2017年11月11日(土)開演14:00(開場13:30)
渋谷区総合文化センター大和田4階さくらホール
(渋谷駅から徒歩5分 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21)
演奏予定曲目
暴れん坊将軍op+立ち回り(1978)
仮面ライダー(1971)
仮面ライダーV3(1973)
新造人間キャシャーン(1973)
UFOロボグレンダイザー(1975)
宇宙パトロールホッパ(1965)
ゲッターロボ 組曲(約12分)
バビル2世 組曲(約12分)
ドラえもん 組曲(約17分)
ドラゴンボール 組曲(約20分)
指揮:山﨑滋
オーケストラ・トリプティーク
構成・復元:青島佳祐、木下紀子、今堀拓也
SS席(前売):8000円
S席(前売):7000円
A席(前売):6000円
B席(売り切れ):4000円(税込)
(当日は1000円増し)
https://www.3s-cd.net/concert/jpn/sk/
カンフェティチケットセンター
(質問窓口:03-6228-1630、チケット購入:0120-240-540 営業時間:平日10時~18時)
web販売(24時間 セブンイレブンなどでの発券が可能です)
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=40985
協力: 菊池俊輔、貴日ワタリ
主催:菊池俊輔音楽祭実行委員会
企画:スリーシェルズ
制作:ジャパニーズ・コンポーザー・アーカイヴズ
協賛:NCネットワーク、日本電子
詳細な情報はスリーシェルズのサイトで公開している。
https://www.3s-cd.net/concert/jpn/sk/
カンフェティチケットセンター
質問窓口:03-6228-1630(営業時間:平日10時~18時)
チケット購入:0120-240-540(営業時間:平日10時~18時)
web販売(24時間 セブンイレブンなどでの発券が可能です)
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=40985
学生券・親子席については スリーシェルズ( jcacon@gmail.com)プロフィール
菊池俊輔(作曲 きくち・しゅんすけ)
1931(昭和6)年11月1日、青森県弘前市出身。日本大学芸術学部音楽学科(作曲専攻)卒業。
1961(昭和36)年、佐藤肇監督作品『八人目の敵』(東映)でデビュー。その後、東映を中心に、松竹、大映などで数多くの映画音楽を手がける。テレビ音楽デビューは、1963(昭和38)年のNHKドラマ『野菊の墓』。その後、『キイハンター』から『Gメン'75』などのTBS系放映の東映アクション・ドラマ、『赤い疑惑』をはじめとする「赤い」シリーズ、『スチュワーデス物語』『スクール☆ウォーズ』などの大映テレビ作品、『暴れん坊将軍』など、数多くのジャンルで活躍。アニメーションは、1965(昭和40)年の『宇宙パトロールホッパ』を皮切りに、『タイガーマスク』『バビル2世』『ドカベン』など、1971(昭和46)年『仮面ライダー』から続く同シリーズや、2011(平成23)年に映画化で音楽もリメイクされた『電人ザボーガー』(1974)をはじめとする数多くの特撮ヒーロー番組、子供向けドラマの主題歌、挿入歌、BGMを担当。手がけた作品は、大ヒットによって長寿となるものが多い。
オーケストラ・トリプティーク
日本の作曲家を専門に演奏するオーケストラとして、35歳以下を中心としたプロ奏者により2012年結成。2014年は伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして、NHKや新聞の取材も受け、3回の公演を成功に導く。これまでに浜離宮朝日ホール(朝日新聞社内)や旧奏楽堂(上野公園内)にてコンサートを行い、音楽雑誌他で好評を得る。リリースされたCDは6枚。タワー・レコードやamazonのチャートで1位も記録している。
トリプティークは三連画。前衛、近現代音楽、映像音楽という三本の柱を持ち活動する意思表示でもある。
http://3s-ca.jimdo.com/
三宅政弘(みやけまさひろ コンサートマスター)
兵庫県立西宮高等学校音楽科卒業。東京音楽大学卒業。全日本学生音楽コンクールヴァイオリン部門大阪大会高校の部 第一位。江藤俊哉ヴァイオリンコンクールヤングアーティスト部門第三位。東京音楽大学コンクール第三位。桐朋祭超絶技巧選手権ヴァイオリン部門グランプリ受賞。2009年9月、2011年1月にソロリサイタルを開催し、好評を博す。これまでに、竹本洋、後藤維都江、山本彰、辻井淳、東儀幸、田中千香士、海野義雄、横山俊朗の各氏に師事。
今堀拓也(楽譜復元・編曲 いまほりたくや)
1978年横浜生まれ。2001年にガウデアムス賞(オランダ)受賞。IRCAM(フランス)、スイス・ジュネーヴ高等音楽院修了、2017年イタリア国立ローマ・アカデミア・サンタチェチーリア研究科課程作曲専攻を最高位評価で修了。ならびにミラノ市立クラウディオ・アバド音楽学校指揮予備科で指揮を学ぶ。 ドナウエッシンゲン音楽祭(ドイツ)、ラジオフランス・プレザンス音楽祭、横浜みなとみらいホール委嘱、ベルリン・ブランデンブルク放送、ニコシア・ファロス国際現代音楽祭(キプロス)、ジュネーヴ・アルシペル音楽祭(スイス)、ヴェネツィア・ビエンナーレ(イタリア)などで作品が演奏されている。ヴィスビー国際作曲家センター(スウェーデン)2012年および2015年レジデント作曲家。
http://takuyaimahori.strikingly.com/
木下紀子(楽譜復元・編曲 きのしたのりこ)
埼玉県出身。国立音楽大学附属高校普通科卒業後、東京藝術大学に在学中。
作曲を田渕大次郎、野平一郎の各氏に師事。
青島佳祐(楽譜復元・編曲、ライブラリアン)
静岡県出身、東京藝術大学作曲科卒業。これまでに渡会美帆、有馬禮子、野平一郎に師事。大学在学時、木曜コンサートに弦楽四重奏が推薦、演奏された。第20回東京国際室内楽作曲コンクールで入選。第12、14回弘前桜の園作曲コンクール一般の部で共に2位。第85回日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽)にて入選。軽井沢国際音楽祭ライブラリアン。スリーシェルズ所属。
山﨑滋(やまざき・しげる 指揮)
東京生まれ。東京藝術大学指揮科に学ぶ。指揮を金子登、佐藤功太郎に、ピアノを竹尾聆子、ヴァイオリンを山岡耕筰、スコアリ-ディングをH.ピュイグ=ロジェ、チェンバロをD.ヘルマンに師事。在学中より二期会オペラの合唱指揮者、副指揮者として活動を始め、小澤征爾、若杉弘等のアシスタントを多く務める。日本合唱協会第104回定期演奏会でプロデビュー。バロック音楽にも造詣が深く、マタイ研究会管弦楽団・同合唱団を指揮した「バッハ・マタイ受難曲」のCDが1992年に発売され好評を博す。新国立劇場(オペラハウス)の開場に伴い、バイロイト音楽祭に派遣されN.バラッチェのもと研鑚を積む。新国立劇場の開場記念公演「ローエングリン」(1997年、ヴォルフガング・ワーグナー演出)ではアシスタントを務めた。2000年より同劇場の専属を務める。2009年より日本合唱協会の指揮者に就任する。2015年に室内合唱団日唱代表および一般社団法人日本合唱協会の理事長に就任。日本指揮者協会会員。
菊池俊輔音楽祭
2017年11月11日(土)開演14:00(開場13:30)
渋谷区総合文化センター大和田4階さくらホール
(渋谷駅から徒歩5分 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21)
演奏予定曲目
暴れん坊将軍op+立ち回り(1978)
仮面ライダー(1971)
仮面ライダーV3(1973)
新造人間キャシャーン(1973)
UFOロボグレンダイザー(1975)
宇宙パトロールホッパ(1965)
ゲッターロボ 組曲(約12分)
バビル2世 組曲(約12分)
ドラえもん 組曲(約17分)
ドラゴンボール 組曲(約20分)
指揮:山﨑滋
オーケストラ・トリプティーク
構成・復元:青島佳祐、木下紀子、今堀拓也
SS席(前売):8000円
S席(前売):7000円
A席(前売):6000円
B席(売り切れ):4000円(税込)
(当日は1000円増し)
https://www.3s-cd.net/concert/jpn/sk/
カンフェティチケットセンター
(質問窓口:03-6228-1630、チケット購入:0120-240-540 営業時間:平日10時~18時)
web販売(24時間 セブンイレブンなどでの発券が可能です)
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=40985
協力: 菊池俊輔、貴日ワタリ
主催:菊池俊輔音楽祭実行委員会
企画:スリーシェルズ
制作:ジャパニーズ・コンポーザー・アーカイヴズ
協賛:NCネットワーク、日本電子
詳細な情報はスリーシェルズのサイトで公開している。
https://www.3s-cd.net/concert/jpn/sk/
カンフェティチケットセンター
質問窓口:03-6228-1630(営業時間:平日10時~18時)
チケット購入:0120-240-540(営業時間:平日10時~18時)
web販売(24時間 セブンイレブンなどでの発券が可能です)
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=40985
学生券・親子席については スリーシェルズ( jcacon@gmail.com)プロフィール
菊池俊輔(作曲 きくち・しゅんすけ)
1931(昭和6)年11月1日、青森県弘前市出身。日本大学芸術学部音楽学科(作曲専攻)卒業。
1961(昭和36)年、佐藤肇監督作品『八人目の敵』(東映)でデビュー。その後、東映を中心に、松竹、大映などで数多くの映画音楽を手がける。テレビ音楽デビューは、1963(昭和38)年のNHKドラマ『野菊の墓』。その後、『キイハンター』から『Gメン'75』などのTBS系放映の東映アクション・ドラマ、『赤い疑惑』をはじめとする「赤い」シリーズ、『スチュワーデス物語』『スクール☆ウォーズ』などの大映テレビ作品、『暴れん坊将軍』など、数多くのジャンルで活躍。アニメーションは、1965(昭和40)年の『宇宙パトロールホッパ』を皮切りに、『タイガーマスク』『バビル2世』『ドカベン』など、1971(昭和46)年『仮面ライダー』から続く同シリーズや、2011(平成23)年に映画化で音楽もリメイクされた『電人ザボーガー』(1974)をはじめとする数多くの特撮ヒーロー番組、子供向けドラマの主題歌、挿入歌、BGMを担当。手がけた作品は、大ヒットによって長寿となるものが多い。
オーケストラ・トリプティーク
日本の作曲家を専門に演奏するオーケストラとして、35歳以下を中心としたプロ奏者により2012年結成。2014年は伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして、NHKや新聞の取材も受け、3回の公演を成功に導く。これまでに浜離宮朝日ホール(朝日新聞社内)や旧奏楽堂(上野公園内)にてコンサートを行い、音楽雑誌他で好評を得る。リリースされたCDは6枚。タワー・レコードやamazonのチャートで1位も記録している。
トリプティークは三連画。前衛、近現代音楽、映像音楽という三本の柱を持ち活動する意思表示でもある。
http://3s-ca.jimdo.com/
三宅政弘(みやけまさひろ コンサートマスター)
兵庫県立西宮高等学校音楽科卒業。東京音楽大学卒業。全日本学生音楽コンクールヴァイオリン部門大阪大会高校の部 第一位。江藤俊哉ヴァイオリンコンクールヤングアーティスト部門第三位。東京音楽大学コンクール第三位。桐朋祭超絶技巧選手権ヴァイオリン部門グランプリ受賞。2009年9月、2011年1月にソロリサイタルを開催し、好評を博す。これまでに、竹本洋、後藤維都江、山本彰、辻井淳、東儀幸、田中千香士、海野義雄、横山俊朗の各氏に師事。
今堀拓也(楽譜復元・編曲 いまほりたくや)
1978年横浜生まれ。2001年にガウデアムス賞(オランダ)受賞。IRCAM(フランス)、スイス・ジュネーヴ高等音楽院修了、2017年イタリア国立ローマ・アカデミア・サンタチェチーリア研究科課程作曲専攻を最高位評価で修了。ならびにミラノ市立クラウディオ・アバド音楽学校指揮予備科で指揮を学ぶ。 ドナウエッシンゲン音楽祭(ドイツ)、ラジオフランス・プレザンス音楽祭、横浜みなとみらいホール委嘱、ベルリン・ブランデンブルク放送、ニコシア・ファロス国際現代音楽祭(キプロス)、ジュネーヴ・アルシペル音楽祭(スイス)、ヴェネツィア・ビエンナーレ(イタリア)などで作品が演奏されている。ヴィスビー国際作曲家センター(スウェーデン)2012年および2015年レジデント作曲家。
http://takuyaimahori.strikingly.com/
木下紀子(楽譜復元・編曲 きのしたのりこ)
埼玉県出身。国立音楽大学附属高校普通科卒業後、東京藝術大学に在学中。
作曲を田渕大次郎、野平一郎の各氏に師事。
青島佳祐(楽譜復元・編曲、ライブラリアン)
静岡県出身、東京藝術大学作曲科卒業。これまでに渡会美帆、有馬禮子、野平一郎に師事。大学在学時、木曜コンサートに弦楽四重奏が推薦、演奏された。第20回東京国際室内楽作曲コンクールで入選。第12、14回弘前桜の園作曲コンクール一般の部で共に2位。第85回日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽)にて入選。軽井沢国際音楽祭ライブラリアン。スリーシェルズ所属。
山﨑滋(やまざき・しげる 指揮)
東京生まれ。東京藝術大学指揮科に学ぶ。指揮を金子登、佐藤功太郎に、ピアノを竹尾聆子、ヴァイオリンを山岡耕筰、スコアリ-ディングをH.ピュイグ=ロジェ、チェンバロをD.ヘルマンに師事。在学中より二期会オペラの合唱指揮者、副指揮者として活動を始め、小澤征爾、若杉弘等のアシスタントを多く務める。日本合唱協会第104回定期演奏会でプロデビュー。バロック音楽にも造詣が深く、マタイ研究会管弦楽団・同合唱団を指揮した「バッハ・マタイ受難曲」のCDが1992年に発売され好評を博す。新国立劇場(オペラハウス)の開場に伴い、バイロイト音楽祭に派遣されN.バラッチェのもと研鑚を積む。新国立劇場の開場記念公演「ローエングリン」(1997年、ヴォルフガング・ワーグナー演出)ではアシスタントを務めた。2000年より同劇場の専属を務める。2009年より日本合唱協会の指揮者に就任する。2015年に室内合唱団日唱代表および一般社団法人日本合唱協会の理事長に就任。日本指揮者協会会員。
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