2017年10月02日 17:30

TPCマーケティングリサーチ株式会社、デリケートゾーントラブルの実態と商品ニーズについて調査結果を発表

今回、1年以内に「かゆみ」「かぶれ」「ニオイ」のトラブルに対して何らかの対策をした20代～60代女性を対象に、デリケートゾーンのトラブル実態と商品ニーズに関する調査を実施。その結果、「かゆみ」のトラブルは再発率が高く、OTC利用者は5割弱にのぼることが分かった。また、「ニオイ」対策におけるデリケート用のソープや石鹸の利用者は3割程度と少なく、これら商品の使用感の訴求が今後の課題となっている。

概要
調査趣旨
◆今回、デリケートゾーンのトラブル実態と商品ニーズを探るべく調査を実施した。対象は、この1年以内に「かゆみ」「かぶれ」「ニオイ」が気になり、いずれかのトラブルに対して何らかの対策をした20代～60代女性620名である。

◆その結果、トラブルの中でも「かゆみ」の再発率が高く、罹患期間が長くなっている。また、「かゆみ」に対してOTC利用者が5割弱ともっとも多く、ブランドでは、「フェミニーナ」の利用が7割にのぼる。さらに、利用者の8割の女性が効果を感じている一方で、再発する女性が6割弱にのぼっている。同ブランドの不満点としては、「（すぐ）再発する」、「デリケート部位がベトつく」、「即効性がない」ことが上位となっている。

◆また、「ニオイ」は半数の女性がソープや石鹸で対策しているものの、「デリケート用」を使っている女性は31.2％に過ぎない。しかし、使用者の7割が満足としており、一般のボディソープと比べると30ポイントも高くなっている。さらに、ソープで洗う際にデリケート部位の「小陰唇」や「膣口」（粘膜）にも利用しており、ボディソープの使用でデリケート部位がヒリヒリしたり刺激が強い不満が明らかになっている。なお、デリケート用ソープブランドは「コラージュフルフル石鹸」の利用率が3割弱でトップである。

◆今後のデリケート専用商品の意向は高く、「かゆみ」、「かぶれ」はOTC、「ニオイ」はソープでの意向が強い。また、OTCについては効果度が高いとしながらも、「再発」してしまうことや、「デリケート部位や手のベトつき」などを考慮した商品開発が求められる。また、ソープについては、「あまり店頭で見かけない」ことで商機を逃している可能性が高い。また、一般のボディソープでは「刺激の強さ」や「デリケート部位がヒリヒリ」するため、デリケート専用ソープの使用感の良さの訴求により、今後デリケート専用ソープの受容拡大が見込まれる。

【調査内容】
1. デリケートゾーントラブルの実態
2. ソープの評価
3. OTCの評価
4. 処方薬の評価
5. 専用商品のニーズ

TPCコンシューマーレポートNo.247
「デリケートゾーントラブルの実態と商品ニーズ」
―再発率が高いデリケートゾーントラブル！求められる専用商品の開発ポイントを提案―
詳細はこちら＞＞http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/cr220170344
報告書体裁：A4判カラーコピー製本89頁+CD-ROM版（分析編・集計編・データ編）
発刊日：2017年9月29日
定　価：360,000円（税抜）

【会社概要】
会社名：TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地：大阪市西区新町2-4-2　なにわ筋SIAビル
事業内容：マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト：http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」：http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号：IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
フリーダイヤル：0120-30-6531

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