情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2017年8月度のオークネットブランドオークションにおける成約点数および成約金額を集計し、ランキングベスト5をまとめました。
当ランキングは、全国約1,500店のブランド業界会員店様がオークネットブランドオークションを利用し、ご成約頂いた商材について集計したものです。
月間出品点数は新記録、買いも旺盛。買い気配の状況は暫く継続か。
お盆明け以降も活発な取引が展開され、相場の変動はほとんど見られませんでした。特に、月末のオークションでは、新規出品のみで初めて1万点を超え、出品点数は11,569点に達し、また買いも旺盛で高成約率を記録しました。その中、時計の相場安定感は非常に大きく、ブランドや価格に関係なく、毎週ほとんど変わらない相場を展開、高い成約率をキープしています。マーケットは、全体的に買い気配が強く暫くはこの状況が続くものとみられます。
<時計>高額品を中心に活発取引
7月から引き続き多くの応札が入り、各開催で安定した取引が展開されました。7月と比較すると成約平均単価はほぼ同じ結果となりましたが、成約率は前月比で約5ポイント上昇しました。お盆休み明けは出品点数も多く、高額品を中心に活発な取引が展開されました。月末のオークションでは、あらゆるブランドで堅調な価格帯での活発な応札が入り、8月は過去最高に近い高成約率となりました。9月以降の動向も注目されています。
<バック>成約率も安定に推移
お盆休みで1開催オークションを開催しなかった影響もあり、お盆明けのオークションでは数多く出品されました。7月に比較すると、高額品はやや苦戦し成約平均単価は若干下降しましたが、バッグ全体の成約率は約4ポイント上昇しました。ブランド別ではエルメスは、成約平均単価と成約率は下げましたが、ルイ・ヴィトン、シャネルなどは海外バイヤーからの引き合いも多く活発な取引となりました。
<貴金属>低~中価格帯は堅調に推移も高価格帯は苦戦
数カ月厳しい結果が続き、今月も出品点数、成約点数ともにやや弱含みの結果となりました。高額品にも応札が入っていましたが、あと少しで成約に至るケースで流札していた商材も多くありました。しかし低~中価格帯商材は活発に取引され、成約率は前月比で3.5ポイント上昇しました。
<ルース(裸石)>トップは2.263ctダイヤモンド259万円
高額品の引き合いがやや物足りない結果となりました。しかし成約率は大きく上昇し、前月比で約5ポイント上昇しました。ランキングトップは、2.263ct、Eカラー、VS-1、GOOD、評価点Aの内容が評価され、200万円の売りつくしから更に応札を集め、大きく競り上がり最終259万円で成約となりました。2位と3位にも2ctのダイヤモンドがランクインしています。
今後もオークネットは、ブランド品の成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。
<本データに関しては、提供元としてオークネットという企業名を記載の上でご自由に御利用ください。>
本件に関するお問い合わせは 株式会社オークネット
総合企画室 土屋貴幸、吉岡祐二、伊藤慶子
TEL:03-6440-2530 MAIL:request@ns.aucnet.co.jp
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