本セミナーは、現在ビジネスになっております極低温及び超電導の代表的な分野並びにビジネスになりつつある分野に注目して、ビジネス成功の要件、基幹技術の選択や開発の勘所、克服すべき課題等につきまして、その分野の講師の方々と起業を目指す又は興味や関心がある聴講者が同一目線で意見交換できる場を提供したいと思います。今回は好評を博した第1回に続いて、ビジネス展開されている「計測技術」をテーマに掲げ開催します。企業の開発及び営業に従事されている皆様、大学・研究機関で関心をお持ちの多くの方々に奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。
テーマ:極低温及び超電導の計測技術とビジネス
日 時:2017年10月4日(水) 13:30~17:30
会 場:高橋ビル会議室(東宝土地(株)貸し会議室)
(東京都千代田区神田神保町3-2 髙橋ビル)
URL:http://www.toho-tochi.co.jp/mtg_rooms-for_rent/
主 催:公益社団法人 低温工学・超電導学会
参加費:10,000円(学会員、賛助会員)、20,000円(非学会員、非賛助会員)
プログラム
13:30~13:35 開会挨拶 副会長 山本俊二
13:35~14:30 核磁気共鳴装置(NMR)と超電導磁石・冷凍機;
(株)JEOL RESONANCE 取締役 末松浩人
14:30~15:25 液体ヘリウム再凝縮装置(ATL)に関する技術紹介とビジネス展開;
日本カンタム・デザイン(株) 事業開発本部長 大田剛司
15:25~15:35 休憩
15:35~16:30 希釈冷凍機のビジネス ;
大陽日酸(株) つくば研究所 超低温技術部 技術課長 山中良浩
16:30~17:25 極低温温度計測器とその周辺機器ビジネス;
(株)東陽テクニカ 理化学計測部 山口 政紀
17:25~17:30 閉会挨拶 専務理事 浅野克彦
定 員:35名 (申し込み順とし、定員に到達次第で締め切ります)
申 込:(1)氏名、(2)所属、(3)電話番号、(4)電子メールアドレス、(5)会員/非会員の別を
下記まで電子メールでお送りください。申込締切は9月25日(月)とします。
公益社団法人 低温工学・超電導学会
Email:cssj@csj.or.jp
事前振込;申し込み後に折り返し、請求書をお送りしますので、10月2日(月)までに
お振込みください。
問合せ:公益社団法人 低温工学・超電導学会 齊藤事務局長
Tel:03-3818-4539 Fax:03-3818-4573 Email:cssj@csj.or.jp
講演概要
講演1.「核磁気共鳴装置(NMR)と超電導磁石・冷凍機」
(株)JEOL RESONANCE 取締役 末松浩人
核磁気共鳴装置NMR(Nuclear Magnetic Resonance)は、簡便な前処理で、原子レベルの分析ができる分析機器である。従来の用途であった、医薬や化学、食品の研究開発における構造解析への利用にとどまらず、近年では、定量分析や臨床検査への応用など適用範囲は大きな広がりを見せている。
本セミナーでは核磁気共鳴装置NMRについて、測定原理やスペクトル実例について概観した上で、市場動向や最新の技術開発状況も紹介する。さらに関連する超電導磁石や冷却技術についても要求仕様や将来展望について述べる。
講演2.「液体ヘリウム再凝縮装置(ATL)に関する技術紹介とビジネス展開」
日本カンタム・デザイン(株) 事業開発本部長 大田剛司
ヘリウムは工業的な生産が出来ず、天然ガス田から採取される希少資源ですが、2012年のヘリウム危機を引き金に価格が高騰し、供給も不安定な状態が続いています。
そのような状況下にて、弊社が提供する液体ヘリウム再凝縮装置は多種多様な低温機器からヘリウムガスを回収し、リサイクルを行うことでヘリウムに纏わる諸問題を解決し、装置の安定稼働・ランニングコストの低減を実現します。今回はそのアプリケーションや運用事例を紹介する。
講演3.「希釈冷凍機のビジネス」
大陽日酸(株) つくば研究所 超低温技術部 技術課長 山中良浩
希釈冷凍機は1 Kから0.1 K以下の広い範囲の極低温を作り出し維持できる優れた装置であるが、取り扱いが難しく利用者は限られていた。近年では無冷媒型で操作が自動化された希釈冷凍機が販売されるようになり、容易に極低温環境を利用できるようになっている。利用者の裾野が広がり、分野によっては産業利用の可能性も考えられる。当日は希釈冷凍機ビジネスの現状と将来の可能性について発表する。
講演4,「極低温温度計測器とその周辺機器ビジネス」
(株)東陽テクニカ 理化学計測部 山口 政紀
本講演では温度センサや温度測定・制御機器の世界的なリーディングサプライヤであるレイクショア社の製品に関して、その発展の歴史、社会への貢献、弊社(東陽テクニカ)との協力体制も交えて紹介する。
また、東陽テクニカ独自のセミナー活動やノイズ除去のポイント、自社製品開発、そして将来へ向けた課題についても発表する。
テーマ:極低温及び超電導の計測技術とビジネス
日 時:2017年10月4日(水) 13:30~17:30
会 場:高橋ビル会議室(東宝土地(株)貸し会議室)
(東京都千代田区神田神保町3-2 髙橋ビル)
URL:http://www.toho-tochi.co.jp/mtg_rooms-for_rent/
主 催:公益社団法人 低温工学・超電導学会
参加費:10,000円(学会員、賛助会員)、20,000円(非学会員、非賛助会員)
プログラム
13:30~13:35 開会挨拶 副会長 山本俊二
13:35~14:30 核磁気共鳴装置(NMR)と超電導磁石・冷凍機;
(株)JEOL RESONANCE 取締役 末松浩人
14:30~15:25 液体ヘリウム再凝縮装置(ATL)に関する技術紹介とビジネス展開;
日本カンタム・デザイン(株) 事業開発本部長 大田剛司
15:25~15:35 休憩
15:35~16:30 希釈冷凍機のビジネス ;
大陽日酸(株) つくば研究所 超低温技術部 技術課長 山中良浩
16:30~17:25 極低温温度計測器とその周辺機器ビジネス;
(株)東陽テクニカ 理化学計測部 山口 政紀
17:25~17:30 閉会挨拶 専務理事 浅野克彦
定 員:35名 (申し込み順とし、定員に到達次第で締め切ります)
申 込:(1)氏名、(2)所属、(3)電話番号、(4)電子メールアドレス、(5)会員/非会員の別を
下記まで電子メールでお送りください。申込締切は9月25日(月)とします。
公益社団法人 低温工学・超電導学会
Email:cssj@csj.or.jp
事前振込;申し込み後に折り返し、請求書をお送りしますので、10月2日(月)までに
お振込みください。
問合せ:公益社団法人 低温工学・超電導学会 齊藤事務局長
Tel:03-3818-4539 Fax:03-3818-4573 Email:cssj@csj.or.jp
講演概要
講演1.「核磁気共鳴装置(NMR)と超電導磁石・冷凍機」
(株)JEOL RESONANCE 取締役 末松浩人
核磁気共鳴装置NMR(Nuclear Magnetic Resonance)は、簡便な前処理で、原子レベルの分析ができる分析機器である。従来の用途であった、医薬や化学、食品の研究開発における構造解析への利用にとどまらず、近年では、定量分析や臨床検査への応用など適用範囲は大きな広がりを見せている。
本セミナーでは核磁気共鳴装置NMRについて、測定原理やスペクトル実例について概観した上で、市場動向や最新の技術開発状況も紹介する。さらに関連する超電導磁石や冷却技術についても要求仕様や将来展望について述べる。
講演2.「液体ヘリウム再凝縮装置(ATL)に関する技術紹介とビジネス展開」
日本カンタム・デザイン(株) 事業開発本部長 大田剛司
ヘリウムは工業的な生産が出来ず、天然ガス田から採取される希少資源ですが、2012年のヘリウム危機を引き金に価格が高騰し、供給も不安定な状態が続いています。
そのような状況下にて、弊社が提供する液体ヘリウム再凝縮装置は多種多様な低温機器からヘリウムガスを回収し、リサイクルを行うことでヘリウムに纏わる諸問題を解決し、装置の安定稼働・ランニングコストの低減を実現します。今回はそのアプリケーションや運用事例を紹介する。
講演3.「希釈冷凍機のビジネス」
大陽日酸(株) つくば研究所 超低温技術部 技術課長 山中良浩
希釈冷凍機は1 Kから0.1 K以下の広い範囲の極低温を作り出し維持できる優れた装置であるが、取り扱いが難しく利用者は限られていた。近年では無冷媒型で操作が自動化された希釈冷凍機が販売されるようになり、容易に極低温環境を利用できるようになっている。利用者の裾野が広がり、分野によっては産業利用の可能性も考えられる。当日は希釈冷凍機ビジネスの現状と将来の可能性について発表する。
講演4,「極低温温度計測器とその周辺機器ビジネス」
(株)東陽テクニカ 理化学計測部 山口 政紀
本講演では温度センサや温度測定・制御機器の世界的なリーディングサプライヤであるレイクショア社の製品に関して、その発展の歴史、社会への貢献、弊社(東陽テクニカ)との協力体制も交えて紹介する。
また、東陽テクニカ独自のセミナー活動やノイズ除去のポイント、自社製品開発、そして将来へ向けた課題についても発表する。