2017年09月07日 17:00

「スポーツビジョン研究所」発足を発表 “スポーツと視覚”の研究 エイジング対策分野にも サッカープロフェッショナルレフェリー西村雄一氏を迎え 研究集会を開催

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スポーツと視覚に関する分析・研究を行う、一般社団法人スポーツビジョン研究会は、2017年8月19日(土)に開催した「第24回スポーツビジョン研究集会」で、研究部門となる『スポーツビジョン研究所』の発足を発表しました。

スポーツと視覚に関する分析・研究を行う、一般社団法人スポーツビジョン研究会(所在地:東京都世田谷区、代表理事:真下一策、以下、スポーツビジョン研究会)は、2017年8月19日(土)に開催した「第24回スポーツビジョン研究集会」(以下、研究集会)で、研究部門となる『スポーツビジョン研究所』の発足を発表しました。

研究部門の発足でスポーツビジョンの普及を加速
今回開催した研究集会では、各専門家や研究者からスポーツビジョンに関する講演や研究発表が行われた後、今後のさらなるスポーツビジョンの研究の啓蒙と普及を目的とした『スポーツビジョン研究所』の発足と同時に研究協力と支援を行う研究会会員の募集開始を発表しました。
また、代表の真下からは「研究所の発足で、より研究しやすい環境を作る。今後の研究集会は全国各地で開催することを視野にいれている」との発表もありました。


シニア世代のデータ分析、研究も
研究集会ではスポーツビジョン研究会が監修したトレーニング機器『V-Training』(ヴイ・トレーニング)で、実際にトレーニングを行った人の感想や結果について事務局より報告をしました。
『V-Training』を利用したスポーツ選手は、トレーニング項目の中でも “俯瞰”と“周辺視”をレベルの高いモードで行うトレーニングに対して評価が高く、研究集会で特別講演を行った日本サッカー協会プロフェッショナルレフェリー西村雄一氏からは「シーズン中は視野を絞ってみることが得意になっている。『V-Training』でトレーニングすることで、視野を絞り過ぎていたことに気付くことができた。周辺視を意識するきっかけとなり、視点の切り替えがよくできていることを実感している」との感想もありました。
シニア世代に関しては『V-Training』の開発を進める中で予測以上に見えていない項目を把握することができたため、今後『V-Training』を使用したトレーニング結果の研究も行っていくと発表しました。また、シニア世代がトレーニングを始めやすくするために開発した“ベーシックモード”は「高齢者施設の事業者等から期待と反響が大きかった」との報告もありました。
今後は、“見る力”のベースができる時期の子どもを含め、スポーツ選手からシニア世代まで、『V-Training』で蓄積したトレーニング結果のデータを『スポーツビジョン研究所』の様々な研究に生かしていく予定です。
スポーツビジョン研究所会員について
スポーツビジョン研究所は、スポーツビジョン研究の啓蒙と普及を目指して、会員の研究に協力し、支援することを目的としています。会員は、個人会員、法人会員、学生会員とあり、スポーツビジョン講習会や研究集会での研究内容の報告や、情報交換を充実するために募集する会員です。
<年会費>・個人会員  3,000円(税別) ・法人会員 30,000円(税別) ・学生会員  1,000円(税別)
また、一般社団法人スポーツビジョン研究会では、法人を対象に賛助会員の募集も行っています。

【研究所会員、研究会賛助会員についてのお問い合わせ先】
一般社団法人スポーツビジョン研究会
TEL:03-3668-4729
E-mail:svc@sports-vision.jp

【第24回スポーツビジョン研究集会】
開催日時:2017年8月19日(土)12:15~17:15
会場:東京ビッグサイト 会議棟101会議室
【プログラム】
◆代表挨拶
一般社団法人スポーツビジョン研究会 代表理事 真下一策
◆特別講演 
<夢と感動を支える者として~サッカー審判員の観点~>
日本サッカー協会 プロフェッショナルレフェリー 西村雄一
マークスボディデザイン 江口典秀
◆追加報告
<DVAの決め手は何だ!~DVA規定要因としての眼球運動の検討~>
大阪府立大学 吉井泉
<競技力向上のための視覚機能改善及び保護に関する研究経験と今後の展望>
順天堂大学 河村剛光
◆一般演題1
<円盤投のターン動作時における視線行動>
順天堂大学 村中智彦氏
<深視力(三杆深視力計)の成績と眼鏡度数の関係>
ワールドオプティカルカレッジ 池田明博
<ビジュアルトレーニングが打撃パフォーマンス及びスポーツビジョンに与える影響>
行動評価システム研究所 古門良亮
◆一般演題2
<セットアップの早回し映像を見るトレーニングがブロック反応時間に及ぼす影響>
鹿屋体育大学 鈴木智晴
<V-Training完成の報告>
スポーツビジョン研究会 飯島隆
◆その他
<一般社団法人設立について>
スポーツビジョン研究会 事務局
◆閉会の挨拶
一般社団法人スポーツビジョン研究会 代表理事 真下一策


【社団概要】
法人名:一般社団法人スポーツビジョン研究会
代表:代表理事 真下一策
拠点:東京都世田谷区若林1-20-11(一般社団法人スポーツビジョン研究会)
   東京都中央区日本橋人形町1-15-6(スポーツビジョン研究所)
電話:03-3668-4729
ホームページ:http://www.sports-vision.jp/
設立:2017年6月(スポーツビジョン研究会は1988年から活動)
事業内容:スポーツビジョンの研究活動及び普及活動に関する事業、研究会・講習会の開催等に関する事業、Vトレーニング機材の開発及び活用による地域貢献・健康促進に関する事業、前各号に付帯する一切の業務
その他、法人の目的を達成するために必要な事業

1978年にアメリカで始まったスポーツビジョン研究は、1986年に株式会社東京メガネ、白山晰也社長(当時・故人)によって日本に紹介されました。1988年、真下一策(日本体育協会スポーツドクター)、石垣尚男(愛知工業大学)、遠藤文夫(株式会社東京メガネ)が中心になって、任意団体の「スポーツビジョン研究会」を発足。2017年6月、一般社団法人スポーツビジョン研究会として再発足し(代表理事:真下一策)、スポーツビジョン研究で得られた知識を、スポーツ選手、子ども、シニアの人々に還元する活動を展開しています。


<本件に関するお問い合わせ先>
一般社団法人スポーツビジョン研究会
TEL:03-3668-4729
E-mail:svc@sports-vision.jp

【報道関係者お問い合わせ先】
問い合わせ窓口委託 株式会社リアライズ)
TEL:03-5411-0066  
FAX:03-3401-7788  
E-mail:pr@real-ize.com
担当:柴山(携帯:070-1389-0172)


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  • 医療、福祉

添付資料

  • スポーツビジョン研究集会1
  • スポーツビジョン研究集会 講演中の西村氏
  • スポーツビジョン研究集会 講演中の西村氏2
  • スポーツビジョン研究集会Vトレーニングの報告

会社概要

商号
一般社団法人スポーツビジョン研究会(イッパンシャダンホウジンスポーツビジョンケンキュウカイ)
代表者
真下 一策(マシモ イッサク)
所在地
〒154-0023
東京都世田谷区若林1-20-11 
TEL
03-3668-4729
業種
研究
上場先
未上場
会社HP
http://www.sports-vision.jp/index.html

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