株式会社 洋泉社(東京都千代田区/代表取締役社長:江澤隆志)は、『ツレヅレハナコの食いしん坊な台所』を9月6日(水)に発売します。
【内容紹介】
InstagramやTwitterで大人気!ツレヅレハナコの初エッセイ。ツレハナにとって自宅の台所は、日本で購入したものから海外で出合ったものまで、「使っていると楽しい道具」が集結する家の中でいちばん、心地いい場所。
ひとたび台所に入り、大好きな台所道具に囲まれれば、トルコ、モロッコ、タイ、ベトナムなどへの旅や、人生の中で見つけたおいしい料理の記憶がふつふつと湧き上がる!
本書は、そんなツレハナの台所道具の楽しみ方や使い方のほか、毎日の料理に使っている調味料や香辛料のこと、バリエーション広がるレシピのアレンジ法など、キッチンライフが楽しくなるヒントが満載。
本書中に登場する料理のレシピ、道具のリスト、そして愛用する鍛鉄フライパンの作家・成田理俊さんとの対談も収録。
はじめに
わたしの台所に来た人は、たいてい周囲をぐるりと見まわしてこう言います。
「こんなに必要なの?」
うーん。正直に言えば、全然必要ではない。
十五本の木べらも、二十枚のバットも、六枚のフライパンも、百枚以上の皿も、二人
暮らしのわが家がフルで使うことなどありません。
それでも置いておきたい。なぜなら、これらの台所道具が大好きだから!
わたしはレシピ記事をつくる雑誌編集者を経て、いまでは自分が食まわりの本を書い
たりする身。だからおそらく平均よりは台所愛が深いのだと思う。家にいる時間の大半
は台所にいるし、買い物をするのも台所まわりのものばかり。おそらく洋服やメイク道具
への関心の数倍は、台所道具ラブ!
わたしが手にするものに共通しているのは「使っていると楽しい道具」であること。
それは、機能的であることへの喜びだったり、使う手間はかかるけど心が豊かになる時
間だったり、名もなき海外の道具が持つ無骨さへの感動だったりします。これこそ、愛
のない道具には宿らない楽しみであり、好きな台所道具に囲まれる最大の幸せ。
お気に入りの鉄フライパンで卵を焼きながらフォルムの美しさにうっとりするのは日
常茶飯事だし、バウルーのサンドイッチトースターを開けてこんがり焼き目がついたホ
ットサンドを取り出すワクワクは学生のときから変わらない。せいろから勢いよく出る
湯気を浴びれば、些細な悩みなんて飛んでいく気さえします。タイで買ったベコベコの
アルミ鍋を使えば屋台の激うま煮こみを思い出してよだれが出るし、モロッコのド派手
な柄のお皿に料理を盛りながら「そろそろ旅に出たいな」と思う。
そんなひとつひとつの衝動は、その道具と結びついた自分だけに与えられた特典のよ
うなものなのかもしれません。
この本では、わたしの台所と台所道具についてご紹介していきます。でも、けして「ウ
ズベキスタンにお皿を買いにいきましょう」という案内ではありません。わたしの台所
道具との付き合い方、楽しみ方をお伝えするとともに、きっとあなたの生活を楽しくし
てくれる道具たちがどこかに待っている、そんなことがお伝えできればうれしいです。
ツレヅレハナコ
【本書の目次】
1章「毎日の気楽な道具たち」
・せいろは一人暮らしの人や料理初心者の強い味方!
・とろろもスパイスもすり鉢でスリスリゴリゴリ
・木べらとターナーは気に入った形のものを使いこむ!
・べこべこになるほど愛着が湧いてくるアルミ鍋
・料理上手な人の秘密はバットを使った「見える化」にあり!
・こだわっていないと言いつつこだわっているマイ包丁
・おろす・スライスする道具が料理の幅を広げる!
・弁当箱生活の励みはお気に入りのお弁当箱たち
・基本の調味料は身近なお店で手に入れたい!
・和洋中もエスニックもスパイス万歳!
コラム ハナコの気ままな台所 台所一人宴会のススメ
2章「みんなでワイワイする道具」
・ワインに合うおつまみたこ焼きを「炎たこ」で
・ホムパのマストアイテム 取り分けサーバー
・気楽な酒器で今日もカンパーイ!
・異国情緒あふれる茶器で旅気分のティータイム
・土鍋愛が幸せを運んでくる
コラム ハナコの気ままな台所 うちの収納はオープンが基本
3章「気持ちを満たしてくれる道具」
・世界を歩いて集めた魔法のお皿たち
・憧れのお義母さんと鬼すだれの思い出
・テルビエ鍋の油じゅわ!で劇的なおいしさをつくる
・楽しい気持ちになるクスクシエール
・読むたびにお腹がすく愛しの本たち
コラム ハナコの気ままな台所 今日の夜は、何つくろ?
4章「一生使いたいこの逸品」
・バウルーで作る禁断のホットサンド
・食卓映えもバッチリのオリーブの木のまな板
・ノー卵、ノーライフなわたしの有次の玉子焼き器
・目玉焼きを作るなら絶対に鉄のフライパン!
対談 道具の作り手を訪ねて
鍛造作家・成田理俊さんと語る台所道具
【著者紹介】
ツレヅレハナコ(文)
寝ても覚めても、おいしい料理とお酒のことばかり考えている編集者。東京都中野区生まれ。お酒とつまみと台所道具がある場所なら、日本各地から世界各国まで旅をし続ける。著書に『女ひとりの夜つまみ』(幻冬舎)、『ツレヅレハナコのじぶん弁当』(小学館)、『ツレヅレハナコの薬味づくしおつまみ帖』(PHP研究所)。食や日常を綴るInstagram(turehana1)も更新中。
キッチンミノル(写真)
写真家。テキサス州フォートワース生まれ。18 歳の時に噺家を目指すも挫折。その後、法政大学に入学し、カメラ部に入部。足繁く通った定食屋にちなみキッチンミノルを襲名。書籍・雑誌や広告で人物や料理を中心に活動中。近刊に『沖縄 のこしたい店忘れられない味』(誠文堂新光社)。東京在住。
【書籍情報】
タイトル:ツレヅレハナコの食いしん坊な台所
定価:本体1500円+税
発売日:2017年9月6日
判型:四六判・ソフトカバー/144ページ
ISBN:978-4-8003-1226-6
発行所:株式会社洋泉社
洋泉社サイト:http://www.yosensha.co.jp/book/b309120.html
【販売サイト】
Amazon:http://amzn.asia/1jepT1L
セブンネットショッピング:http://7net.omni7.jp/detail_isbn/9784800312266
<報道関係の方からのお問合せ先>
洋泉社プレス窓口 E-mail yosensha.press@gmail.com TEL 03-5259-0251
【内容紹介】
InstagramやTwitterで大人気!ツレヅレハナコの初エッセイ。ツレハナにとって自宅の台所は、日本で購入したものから海外で出合ったものまで、「使っていると楽しい道具」が集結する家の中でいちばん、心地いい場所。
ひとたび台所に入り、大好きな台所道具に囲まれれば、トルコ、モロッコ、タイ、ベトナムなどへの旅や、人生の中で見つけたおいしい料理の記憶がふつふつと湧き上がる!
本書は、そんなツレハナの台所道具の楽しみ方や使い方のほか、毎日の料理に使っている調味料や香辛料のこと、バリエーション広がるレシピのアレンジ法など、キッチンライフが楽しくなるヒントが満載。
本書中に登場する料理のレシピ、道具のリスト、そして愛用する鍛鉄フライパンの作家・成田理俊さんとの対談も収録。
はじめに
わたしの台所に来た人は、たいてい周囲をぐるりと見まわしてこう言います。
「こんなに必要なの?」
うーん。正直に言えば、全然必要ではない。
十五本の木べらも、二十枚のバットも、六枚のフライパンも、百枚以上の皿も、二人
暮らしのわが家がフルで使うことなどありません。
それでも置いておきたい。なぜなら、これらの台所道具が大好きだから!
わたしはレシピ記事をつくる雑誌編集者を経て、いまでは自分が食まわりの本を書い
たりする身。だからおそらく平均よりは台所愛が深いのだと思う。家にいる時間の大半
は台所にいるし、買い物をするのも台所まわりのものばかり。おそらく洋服やメイク道具
への関心の数倍は、台所道具ラブ!
わたしが手にするものに共通しているのは「使っていると楽しい道具」であること。
それは、機能的であることへの喜びだったり、使う手間はかかるけど心が豊かになる時
間だったり、名もなき海外の道具が持つ無骨さへの感動だったりします。これこそ、愛
のない道具には宿らない楽しみであり、好きな台所道具に囲まれる最大の幸せ。
お気に入りの鉄フライパンで卵を焼きながらフォルムの美しさにうっとりするのは日
常茶飯事だし、バウルーのサンドイッチトースターを開けてこんがり焼き目がついたホ
ットサンドを取り出すワクワクは学生のときから変わらない。せいろから勢いよく出る
湯気を浴びれば、些細な悩みなんて飛んでいく気さえします。タイで買ったベコベコの
アルミ鍋を使えば屋台の激うま煮こみを思い出してよだれが出るし、モロッコのド派手
な柄のお皿に料理を盛りながら「そろそろ旅に出たいな」と思う。
そんなひとつひとつの衝動は、その道具と結びついた自分だけに与えられた特典のよ
うなものなのかもしれません。
この本では、わたしの台所と台所道具についてご紹介していきます。でも、けして「ウ
ズベキスタンにお皿を買いにいきましょう」という案内ではありません。わたしの台所
道具との付き合い方、楽しみ方をお伝えするとともに、きっとあなたの生活を楽しくし
てくれる道具たちがどこかに待っている、そんなことがお伝えできればうれしいです。
ツレヅレハナコ
【本書の目次】
1章「毎日の気楽な道具たち」
・せいろは一人暮らしの人や料理初心者の強い味方!
・とろろもスパイスもすり鉢でスリスリゴリゴリ
・木べらとターナーは気に入った形のものを使いこむ!
・べこべこになるほど愛着が湧いてくるアルミ鍋
・料理上手な人の秘密はバットを使った「見える化」にあり!
・こだわっていないと言いつつこだわっているマイ包丁
・おろす・スライスする道具が料理の幅を広げる!
・弁当箱生活の励みはお気に入りのお弁当箱たち
・基本の調味料は身近なお店で手に入れたい!
・和洋中もエスニックもスパイス万歳!
コラム ハナコの気ままな台所 台所一人宴会のススメ
2章「みんなでワイワイする道具」
・ワインに合うおつまみたこ焼きを「炎たこ」で
・ホムパのマストアイテム 取り分けサーバー
・気楽な酒器で今日もカンパーイ!
・異国情緒あふれる茶器で旅気分のティータイム
・土鍋愛が幸せを運んでくる
コラム ハナコの気ままな台所 うちの収納はオープンが基本
3章「気持ちを満たしてくれる道具」
・世界を歩いて集めた魔法のお皿たち
・憧れのお義母さんと鬼すだれの思い出
・テルビエ鍋の油じゅわ!で劇的なおいしさをつくる
・楽しい気持ちになるクスクシエール
・読むたびにお腹がすく愛しの本たち
コラム ハナコの気ままな台所 今日の夜は、何つくろ?
4章「一生使いたいこの逸品」
・バウルーで作る禁断のホットサンド
・食卓映えもバッチリのオリーブの木のまな板
・ノー卵、ノーライフなわたしの有次の玉子焼き器
・目玉焼きを作るなら絶対に鉄のフライパン!
対談 道具の作り手を訪ねて
鍛造作家・成田理俊さんと語る台所道具
【著者紹介】
ツレヅレハナコ(文)
寝ても覚めても、おいしい料理とお酒のことばかり考えている編集者。東京都中野区生まれ。お酒とつまみと台所道具がある場所なら、日本各地から世界各国まで旅をし続ける。著書に『女ひとりの夜つまみ』(幻冬舎)、『ツレヅレハナコのじぶん弁当』(小学館)、『ツレヅレハナコの薬味づくしおつまみ帖』(PHP研究所)。食や日常を綴るInstagram(turehana1)も更新中。
キッチンミノル(写真)
写真家。テキサス州フォートワース生まれ。18 歳の時に噺家を目指すも挫折。その後、法政大学に入学し、カメラ部に入部。足繁く通った定食屋にちなみキッチンミノルを襲名。書籍・雑誌や広告で人物や料理を中心に活動中。近刊に『沖縄 のこしたい店忘れられない味』(誠文堂新光社)。東京在住。
【書籍情報】
タイトル:ツレヅレハナコの食いしん坊な台所
定価:本体1500円+税
発売日:2017年9月6日
判型:四六判・ソフトカバー/144ページ
ISBN:978-4-8003-1226-6
発行所:株式会社洋泉社
洋泉社サイト:http://www.yosensha.co.jp/book/b309120.html
【販売サイト】
Amazon:http://amzn.asia/1jepT1L
セブンネットショッピング:http://7net.omni7.jp/detail_isbn/9784800312266
<報道関係の方からのお問合せ先>
洋泉社プレス窓口 E-mail yosensha.press@gmail.com TEL 03-5259-0251