・AIスピーカー、日本市場は5年後、年間300万台へ !
・ヒアラブル端末、スマートイヤホン、急成長へ! 補聴器潜在需要にも好影響!
・AIスピーカー、ヒアラブル端末の調査報告書完成!AQU先端テクノロジー総研
このたび、先端テクノロジーの調査会社のAQU先端テクノロジー総研(代表、子安克昌)は、『AIスピーカー及び、ヒアラブル端末の市場動向、市場予測に関する調査』 調査報告書を8月29日発刊いたしました。
『AIスピーカー及び、ヒアラブル端末の市場動向、市場予測に関する調査』
-スマートスピーカー、スマートイヤホンの需要拡大をとらえる-
http://www.aqu.com/ai-speaker-hearable/
★調査報告書概要
AIスピーカー(スマートスピーカー)、及びヒアラブル端末(ヒアラブルデバイス)は、まだスタートしたばかりで黎明期にすぎないものの、IoT、AIビジネス領域において、今後の世界市場、日本市場で大いに飛躍の可能性を秘めた市場として注目される。
アマゾンのAIスピーカー「Amazon Echo」は、米国を中心に累計、1,500万台を超えるいっぽう、音声アシスタント「Amazon Alexa」の機能を拡張する「Alexaスキル」の種類は、1万種類を超えており、ハードの市場であるとともに、スキル(アプリ)市場としても注目される。Google、Microsoft、Appleなど大手企業の参入により、世界的にも、急速な普及が見込まれている。アクティブな米国では、すでに家庭の7%に音声アシスタントが組み込まれたAIスピーカーが存在。また、米国世帯の75%が2020年までにスマートスピーカーを所有する、また、世界中の家庭の約3.3%が2020年までにAIスピーカーを使用する、との見方もある。
日本国内では、ライン、NTTドコモなどが参入しはじめているが、Google、Appleなどグローバル企業の動向によっては、スマートスピーカーとともに、スマートTV、ホームロボット、コネクテッドカー(車載端末)などにも、急速に音声AIアシスタントが広がってゆく可能性がある。
当調査(2,200人調査)でも、AIスピーカーとヒアラブル端末についての欲求度をとらえたところ、「AIスピーカー欲しい」27.4%、「ヒアラブル端末欲しい」26.2%となり、4人に1人強の人が、欲しいという、強い需要が伺えている。
ヒアラブルの可能性については、ハンズフリーで音楽が聴けたり、電話ができる、といった用途以外にナビゲーション、ノイズキャンセリング、音声フォーカス、同時通訳など、幅広い用途が広がっている。とくに、社会的課題を考えた場合、聴覚に障害を持つ人(補聴器のサポートが必要な人)は、全人口の11.3%である。このうち補聴器のサポートを受けている人は、13.5%に過ぎず、残りの86.5%は、補聴器のサポートを受けていない。社会の高齢化とともに、難聴などに悩む人が多くなっており、補聴器のサポートを潜在的に有している人が多く、ヒアラブル端末(スマートイヤホン)は、こうした人々にも応えられる可能性が大である。また補聴器ユーザーにおいてもスマホとの連携を求めていることが多く、ヒアラブル端末(スマートイヤホン)の社会的使命(需要)は大きい。
AIスピーカーは、2017年頃までアマゾンをリード役に、前年比3倍以上の拡大をしてきているが、2019年以降は、30%内外の成長が続くものと考えられ、5年後の2022年には、世界市場は1億5千万台を突破。日本市場も高成長が続き、同年、300万台を突破すると予測している。
ヒアラブルは広義として、補聴器、従来イヤホンを含むヘッドホン、そして、スマートイヤホン、その他産業用などに分類できる。市場規模としては、ヒアラブル全体で世界市場、2017年、180億ドル規模(見通し)となっているが、5年後の2022年には、450億ドル規模に達すると予測している。特徴的なのは、スマートイヤホンの急成長で補聴器、ヘッドホン(従来イヤホンを含む)の潜在需要に大きな影響を与えている点である。
当調査報告書は内外の市場動向、実際の需要動向調査をふまえ、AIスピーカー(スマートスピーカー)、及びヒアラブル端末(ヒアラブルデバイス、スマートイヤホン)の市場分析、市場予測を行ったものである。当調査報告書が皆様のビジネス開発、研究開発、製品サービス開発に少しでも寄与できれば幸いである。
『AIスピーカー及び、ヒアラブル端末の市場動向、市場予測に関する調査』
-スマートスピーカー、スマートイヤホンの需要拡大をとらえる-
http://www.aqu.com/ai-speaker-hearable/
ISBN 978-4-904660-34-8
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