2017年08月18日 13:00

ナチ研究の先端を走る歴史家が、憲法学の権威と緊急対談! 『ナチスの「手口」と緊急事態条項』が集英社新書より刊行(8月19日土曜発売)

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首相に権限を集中させる緊急事態条項。 自民党改憲案のこの条項に、落とし穴はないのか? 憲法学界の権威が、ナチ・ドイツ研究の最先端をいく歴史家とともにその危うさに警鐘を鳴らす!

改憲の目玉のひとつと呼ばれる緊急事態条項。この条項は、災害・テロ発生時への対策だというのが表向きの説明だ。しかし、首相に権限を集中させ、国民の権利を制限するこの条項に別の意図はないのか。
じつはヒトラー独裁の始まりは、ワイマール憲法に書かれた同様の条項だった。
憲法学界の重鎮が、ナチ・ドイツ研究の最先端をいく歴史家とこの条項の危うさを徹底解明する、警世の書。
〈刊行データ〉
『ナチスの「手口」と緊急事態条項』
著者:長谷部恭男・石田勇治
発売日:8月19日(土)
定価:本体760円+税 
ISBN 978-4-08-720896-2 


〈目次〉
はじめに――「憲法問題」の本質を見抜くために  石田勇治
第1章 緊急事態条項は「ナチスの手口」――大統領緊急令と授権法を知る
第2章 なぜドイツ国民はナチスに惹き付けられたのか
第3章 いかに戦後ドイツは防波堤をつくったか――似て非なるボン基本法の「緊急事態条項」
第4章 日本の緊急事態条項はドイツよりなぜ危険なのか――「統治行為論」という落とし穴
第5章 「過去の克服」がドイツの憲法を強くした
おわりに――憲法の歴史を学ぶ意味   長谷部恭男


〈著者プロフィール〉
長谷部恭男(はせべ・やすお):早稲田大学法学学術院教授。東京大学法学部教授等を経て、2014年より現職。日本公法学会常務理事。日本公法学会理事長。全国憲法研究会代表。主な著書に『憲法とは何か』(岩波新書)、『憲法の論理』(有斐閣)など。

石田勇治(いしだ・ゆうじ):東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はドイツ近現代史。マールブルク大学Ph.D.取得。ベルリン工科大学客員研究員、ハレ大学客員教授。 主な著書に『ヒトラーとナチ・ドイツ 』(講談社現代新書)など。

●刊行記念トークイベント開催!
『ナチスの「手口」と緊急事態条項』刊行記念
長谷部恭男先生×石田勇治先生 トークイベント

日時:2017年8月24日(木)19時開演
会場:紀伊國屋書店 新宿本店8階
ご予約・お問い合わせ: 03-3354-5702(紀伊国屋書店新宿本店)
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20170810100947.html


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〔問い合わせ〕 集英社 広報部 03-3230-6314

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商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
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5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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