2017年7月19日 (参考日本語訳)
2017年7月19日、ノルウェー・オスロ発 -超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、エンジニアのBluetoothメッシュの開発を可能にする「nRF5 SDK for Mesh」ソフトウェア開発キット(SDK)を発表しました。このSDKは、Bluetooth Special Interest Group(SIG)のBluetooth mesh 1.0の公式採択と同時に発表されました。
Nordicのウェブサイトからダウンロードできる「nRF5 SDK for Mesh」には、Nordicとして初めてのBluetoothメッシュソフトウェアプロトコル(スタック)が含まれています。このSDKはnRF51とnRF52シリーズのシステム・オン・チップ(SoC)、ならびにS110、S130、およびS132 Bluetooth 4.0に対応したSoftDevices(NordicのBluetooth low energyスタック)との間に互換性を備えています。「nRF5 SDK for Mesh」を使用することにより、Nordic nRF52開発キットを所有する開発者はBluetoothメッシュに対応したアプリケーション開発を直ちに開始することができます。
BluetoothメッシュはBluetooth low energyによるワイヤレス接続を、コンシューマー、スマートホーム、および産業界向けのマルチノードアプリケーションへと拡張します。このテクノロジーは、たとえば大きな面積をカバーする企業の照明設置などに理想的なソリューションです。Bluetoothメッシュを使用すれば、Bluetooth low energyに対応した最大数百台規模の照明装置を、1台のBluetooth 4.0(およびそれ以降)を搭載したスマートフォンやタブレットから瞬時に、また一斉に制御することが可能になります。Bluetoothメッシュのその他の主要な用途としては、ビーコンのバックエンドや産業用監視装置があります。
NordicのBluetoothメッシュスタックには、Bluetooth SIGのBluetoothメッシュ1.0規格には含まれていない機能も搭載されています。Nordicのスタックには、新しいファームウェアの転送中にもサービスを中断することがない、拡張性とセキュリティの確保されたデバイスファームウェアアップデート(DFU)をメッシュ全体にわたって行うことのできる、セキュアなサイドバイサイドとブロッキングデバイスのDFU機能が含まれています。NordicのBluetoothメッシュスタックにはまた、2チップのBluetoothメッシュソリューションを使用する際に、シリアルインターフェイス経由でメッシュを制御することのできるシリアライゼーションインターフェイスと、中継ノードを介したプロビジョニングソリューションも含まれています(たとえばアプリケーションの一部にインターネットゲートウェイを使用する場合)。
スマートホーム向けの環境構築を専門とするSilvair社のCEOであるRafał Han氏は次のように述べています。
「Bluetoothメッシュの公式採択は照明分野に大きな変化をもたらします。この業界は誰もが待ち望んでいた品質とサービスを実現するワイヤレステクノロジーをついに手に入れようとしています。これは大規模なセンサー駆動による照明環境であっても、有線と同等の信頼性を実現する、オープン、グローバル、かつ相互運用性を備えた規格です。またこれに加え、ビーコン、デバイスの位置追跡、あるいは屋内ナビゲーションなど、数多くの魅力的な付加価値サービスも可能になります。」
Nordic のビジネス開発マネージャーであるAlf Helge Omreは次のように述べています。
「BluetoothメッシュはBluetoothワイヤレス接続にとって大きな発展であり、当初の設計が意図したポイントツーポイントやスター型のトポロジーをはるかに超えた新しいネットワーク機能を追加するものです。メッシュへの対応によってBluetoothは、コンシューマー向けのアプリケーションから、照明やその他の大きな面積にわたって数千個所のノードを展開する産業向けアプリケーションへと大きな飛躍を遂げることになります。」
「Nordicは独自のBluetoothメッシュスタックの開発に密接に関わって来ましたが、それによる専門的なノウハウを活用することにより競合他社に先んじてBluetooth規格対応のメッシュスタックを市場に出すことができました。『nRF5 SDK for Mesh』の発表をBluetoothメッシュの公式採択と同日に行ったことは、Bluetoothテクノロジーにおける強化を開発者のお客様に直ちに提供するというNordicのポリシーに沿ったものです。」
「nRF5 SDK for Mesh」のアルファ版は以下より今すぐダウンロードいただけます。
http://www.nordicsemi.com/
nRF5 SDK for Meshについて(英語)
http://www.nordicsemi.com/Products/Bluetooth-low-energy/nRF5-SDK-for-Mesh
nRF51 Seriesについて(英語)
http://www.nordicsemi.com/eng/News/Press-Center/Press-Backgrounders/About-the-nRF51-Series
nRF52 Seriesについて(英語)
http://www.nordicsemi.com/eng/Products/nRF52-Series-SoC
Nordic Semiconductor ASAについて
http://www.nordicsemi.com/jpn/node_206/Press-Center/Press-Backgrounders/Nordic-Semiconductor
本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします
Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com
2017年7月19日、ノルウェー・オスロ発 -超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、エンジニアのBluetoothメッシュの開発を可能にする「nRF5 SDK for Mesh」ソフトウェア開発キット(SDK)を発表しました。このSDKは、Bluetooth Special Interest Group(SIG)のBluetooth mesh 1.0の公式採択と同時に発表されました。
Nordicのウェブサイトからダウンロードできる「nRF5 SDK for Mesh」には、Nordicとして初めてのBluetoothメッシュソフトウェアプロトコル(スタック)が含まれています。このSDKはnRF51とnRF52シリーズのシステム・オン・チップ(SoC)、ならびにS110、S130、およびS132 Bluetooth 4.0に対応したSoftDevices(NordicのBluetooth low energyスタック)との間に互換性を備えています。「nRF5 SDK for Mesh」を使用することにより、Nordic nRF52開発キットを所有する開発者はBluetoothメッシュに対応したアプリケーション開発を直ちに開始することができます。
BluetoothメッシュはBluetooth low energyによるワイヤレス接続を、コンシューマー、スマートホーム、および産業界向けのマルチノードアプリケーションへと拡張します。このテクノロジーは、たとえば大きな面積をカバーする企業の照明設置などに理想的なソリューションです。Bluetoothメッシュを使用すれば、Bluetooth low energyに対応した最大数百台規模の照明装置を、1台のBluetooth 4.0(およびそれ以降)を搭載したスマートフォンやタブレットから瞬時に、また一斉に制御することが可能になります。Bluetoothメッシュのその他の主要な用途としては、ビーコンのバックエンドや産業用監視装置があります。
NordicのBluetoothメッシュスタックには、Bluetooth SIGのBluetoothメッシュ1.0規格には含まれていない機能も搭載されています。Nordicのスタックには、新しいファームウェアの転送中にもサービスを中断することがない、拡張性とセキュリティの確保されたデバイスファームウェアアップデート(DFU)をメッシュ全体にわたって行うことのできる、セキュアなサイドバイサイドとブロッキングデバイスのDFU機能が含まれています。NordicのBluetoothメッシュスタックにはまた、2チップのBluetoothメッシュソリューションを使用する際に、シリアルインターフェイス経由でメッシュを制御することのできるシリアライゼーションインターフェイスと、中継ノードを介したプロビジョニングソリューションも含まれています(たとえばアプリケーションの一部にインターネットゲートウェイを使用する場合)。
スマートホーム向けの環境構築を専門とするSilvair社のCEOであるRafał Han氏は次のように述べています。
「Bluetoothメッシュの公式採択は照明分野に大きな変化をもたらします。この業界は誰もが待ち望んでいた品質とサービスを実現するワイヤレステクノロジーをついに手に入れようとしています。これは大規模なセンサー駆動による照明環境であっても、有線と同等の信頼性を実現する、オープン、グローバル、かつ相互運用性を備えた規格です。またこれに加え、ビーコン、デバイスの位置追跡、あるいは屋内ナビゲーションなど、数多くの魅力的な付加価値サービスも可能になります。」
Nordic のビジネス開発マネージャーであるAlf Helge Omreは次のように述べています。
「BluetoothメッシュはBluetoothワイヤレス接続にとって大きな発展であり、当初の設計が意図したポイントツーポイントやスター型のトポロジーをはるかに超えた新しいネットワーク機能を追加するものです。メッシュへの対応によってBluetoothは、コンシューマー向けのアプリケーションから、照明やその他の大きな面積にわたって数千個所のノードを展開する産業向けアプリケーションへと大きな飛躍を遂げることになります。」
「Nordicは独自のBluetoothメッシュスタックの開発に密接に関わって来ましたが、それによる専門的なノウハウを活用することにより競合他社に先んじてBluetooth規格対応のメッシュスタックを市場に出すことができました。『nRF5 SDK for Mesh』の発表をBluetoothメッシュの公式採択と同日に行ったことは、Bluetoothテクノロジーにおける強化を開発者のお客様に直ちに提供するというNordicのポリシーに沿ったものです。」
「nRF5 SDK for Mesh」のアルファ版は以下より今すぐダウンロードいただけます。
http://www.nordicsemi.com/
nRF5 SDK for Meshについて(英語)
http://www.nordicsemi.com/Products/Bluetooth-low-energy/nRF5-SDK-for-Mesh
nRF51 Seriesについて(英語)
http://www.nordicsemi.com/eng/News/Press-Center/Press-Backgrounders/About-the-nRF51-Series
nRF52 Seriesについて(英語)
http://www.nordicsemi.com/eng/Products/nRF52-Series-SoC
Nordic Semiconductor ASAについて
http://www.nordicsemi.com/jpn/node_206/Press-Center/Press-Backgrounders/Nordic-Semiconductor
本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします
Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com