建築物の金属製内外装工事を手がける菊川工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:宇津野嘉彦)は、このたび、環境システム技術と環境建材製品群を環境ブランド「エコシア(ecosia)」として立ち上げ、2017年7月から販売を開始します。
新ブランド「エコシア」は、これまで蓄積してきた金属加工技術と最新の設備技術によって開発した環境建材システムを、ひとつのブランドにまとめたもので、「輻射冷暖房システム」「建材一体型太陽光発電」「遮熱ルーバー」の3つのラインアップを軸に展開します。ビルの新築時だけでなく、改修時においても、快適な居住空間と高いデザイン性、省エネと創エネを効果的に組み合わせた総合的な環境ソリューションを、設計から施工までワンストップで提供します。
■ 「エコシア」を3本目の事業の柱へ
菊川工業は、1933年の創業以来、常に時代をリードする建築物に参加してきました。
お台場を象徴するチタン球体や昨年オープンした「すみだ北斎美術館」のアルミパネル外装、都心の数ある有名ブランドビルやテナントビルなどの内外装、また古くは東京タワー展望台から最近では東京スカイツリーの展望台の金属パネルまで、人々の印象に残る数多くの建築物に携わって来ました。
それら様々の経験が、ノウハウや財産として蓄積されるなか、「世界に通用する品質を追求する」という経営理念のもと、積極的に海外への物件にも参画し、1つの事業の柱として育ってきました。
近年、改正省エネ法の施工(2017年4月)や建物のZEB化など、世の中をとりまく環境やエコに対する意識が変化し、「環境にやさしい」が建築業界においてもキーワードとなるなか、菊川工業の保有する資源を環境分野へ投入することで成果を上げることができうるものと判断。このたびの環境システム&環境建材ブランド「エコシア」の立ち上げで、環境事業を菊川工業の3本目の柱として育てたいと考えています。
菊川工業の資源(ノウハウ)
・高い金属加工技術
・最新の機械設備
・設計~施工までのワンストップ体制
・2009年からの環境製品への取組み
・改修工事経験の豊富さ
・幅広い協力関係企業群
■ 「エコシア」のブランドコンセプト
新環境建材ブランド「エコシア」では、「顧客の要望に合わせてオーダーメイドで高品質な製品を設計から施工までワンストップで提供する」菊川工業のスタイルを、環境製品の分野にも展開します。
●人と環境にやさしい、見た目にも美しいシステム建材。
●新築はもちろん、改修にも対応。
●環境建材を、複合的かつ自由に組み合わせた提案。
●デザイナーの要望に対応できる自由設計。
●設計から施工まで、建物ごとにワンストップで提供。
■ 「エコシア」ブランドの構成
「エコシア」は、次世代環境・省エネ製品群である「輻射冷暖房システム」「建材一体型太陽光発電」「遮熱ルーバー」の3ラインを軸にしています。
エコシア Rエアコン:輻射冷暖房システム
これまでの輻射冷暖房(*1)システムの問題点をクリアした、簡単施工で実現する、人にやさしい省エネ空調です。
※現在開発中で、間もなく詳細発表予定です。
(*1)輻射冷暖房:人体の熱を移動させる(輻射する)ことによって冷暖感を生じさせる仕組み。
エコシア ソーラー:建材一体型太陽光発電
太陽光発電の可能性を広げる、建材一体型の創エネソリューションです。太陽電池搭載カーポート「ソーラーパーク」や太陽電池一体型外装システム「サステナ」などのラインアップがあります。
エコシア ルーバー:遮熱ルーバー
ペリメーターゾーンに着目した理想の外断熱スタイルです。可動式ルーバーをはじめとした「K-LINE LOUVER」としてラインアップしています。
■ 環境製品開発の経緯
菊川工業の環境関連製品への取り組みは、太陽光発電を組み合わせた建材一体型の環境製品を中心に、2009年より提供してきました。以来、年々省エネ要求が厳しくなるなか、居住者やオフィスワーカーの快適性向上に対する意識も高まってきています。また、2017年4月の「建築物省エネ法の基準認定制度」(*2)施行や建物のZEB(*3)化の流れにより、今後ビルや施設のオーナーが、新築・改修ともに、環境面への投資を積極化すると考えられます。
このような背景のもと菊川工業では、環境ブランド「エコシア」を立ち上げ、従来からの環境製品を再編し、新製品とあわせて、環境分野へ積極的に参入していきます。
(*2)建築物省エネ法の基準認定制度:一次エネルギーの消費量で判断される省エネ基準を確認申請前に届ける制度。努力義務であったものが、規制される適合義務へ移行し、不適合の場合は建築確認申請がおりない(非住宅2000m2以上)。
(*3)ZEB(ゼブ=ゼロ・エネルギー・ビル):建物の運用段階でのエネルギー消費量を、省エネや再生可能エネルギーの利用を通して削減し、限りなくゼロにするという考えかた。
■ 新たな販売システムを強みに
「エコシア」は、販売だけを主眼におかず、顧客に寄り添った形で総合提案を行い、施工まで完結させる販売形態をとります。これは、これまで菊川工業が、顧客からの個々の金属建材オーダーを実現するために培われてきたノウハウを、生かした形態です。
環境メーカーでは珍しい、このような販売システムをとることで、多様なニーズをとらえるとともに、潜在的なニーズも掘り起こすことで、「エコシア」は差別化をはかります。
■ 顧客のメリットとターゲット
「エコシア」は、金属がもつ質感や特性・形状を、美しさだけでなく、機能としても高めた製品群です。居住性向上や省エネに寄与することで、施設利用者の快適性が向上し、そのことが建築物の価値を高め、顧客にメリットをもたらすと考えています。
これらのメリットに理解や興味のある環境意識の高いビルオーナー・設計事務所・建設コンサルをはじめ、オフィス環境を快適にしたい経営者・不動産所有者、快適環境・省エネシステムによって資産価値と居住者満足度を高めたいビルオーナー・施設管理者を顧客ターゲットとして展開していきます。また、環境建材・省エネシステムに興味はあるが二の足を踏んでいた顧客に対しても、コストも含めた総合的な提案をすることで、積極的にアプローチしていきます。
■ 代表コメント:菊川工業 代表取締役 宇津野嘉彦
KIKUKAWAエコシアは、八十有余年にわたり培ってきた金属加工技術とノウハウを活かし、単なる省エネ・創エネ機能ではなく、「人への優しさ」と「美しさ」を融合した環境建材ブランドです。また設計から施工まで、お客様の個別ニーズにワンストップソリューションをご提供することで、環境建材の分野においてもKIKUKAWAの特長を生かしてお役に立ちたいと考えています。KIKUKAWAエコシアの今後にご期待下さい。
■ 菊川工業会社概要
菊川工業は1933年創業の金属建材メーカーです。創業以来、時代をリードする建築物に果敢に挑戦して参りました。昨年11月に開館した墨田区立すみだ北斎美術館の外装パネルなどにも参画しています。全ての仕事がお客様のオーダーメイドであり、常に新しい課題に挑み続けています。
<施工例>
東京タワー/展望台パネル、渋谷109/外装パネル、東京ドーム/外装パネル、 横浜ランドマーク/ステンレスサッシ、横浜駅西口風の塔、羽田空港/天井・壁、成田空港/柱型、東京駅丸の内駅舎/柱型、丸ビル/3連アーチ、六本木ヒルズ/庇、など海外物件を含め多数
[社名] 菊川工業株式会社
[代表者] 宇津野 嘉彦 (うつの・よしひこ)
[所在地] 本社:東京都墨田区菊川2-18-12
工場:キクカワテクノプラザ/千葉県白井市中98-15 白井工業団地
事業所:大阪、香港、ホーチミン、上海
[資本金] 1億円
[設立] 1933年11月1日
[従業員数] 194名(2016年12月20日現在)
[関連会社] キクカワタクト株式会社(環境建材販売)
[URL] http://www.kikukawa.com/
<本件に関するお問合せは下記までお願いいたします>
菊川工業株式会社 Web営業チーム 担当:奥野木、田部井、中村
TEL:047-492-2014
E-mail:web@kikukawa.com
新ブランド「エコシア」は、これまで蓄積してきた金属加工技術と最新の設備技術によって開発した環境建材システムを、ひとつのブランドにまとめたもので、「輻射冷暖房システム」「建材一体型太陽光発電」「遮熱ルーバー」の3つのラインアップを軸に展開します。ビルの新築時だけでなく、改修時においても、快適な居住空間と高いデザイン性、省エネと創エネを効果的に組み合わせた総合的な環境ソリューションを、設計から施工までワンストップで提供します。
■ 「エコシア」を3本目の事業の柱へ
菊川工業は、1933年の創業以来、常に時代をリードする建築物に参加してきました。
お台場を象徴するチタン球体や昨年オープンした「すみだ北斎美術館」のアルミパネル外装、都心の数ある有名ブランドビルやテナントビルなどの内外装、また古くは東京タワー展望台から最近では東京スカイツリーの展望台の金属パネルまで、人々の印象に残る数多くの建築物に携わって来ました。
それら様々の経験が、ノウハウや財産として蓄積されるなか、「世界に通用する品質を追求する」という経営理念のもと、積極的に海外への物件にも参画し、1つの事業の柱として育ってきました。
近年、改正省エネ法の施工(2017年4月)や建物のZEB化など、世の中をとりまく環境やエコに対する意識が変化し、「環境にやさしい」が建築業界においてもキーワードとなるなか、菊川工業の保有する資源を環境分野へ投入することで成果を上げることができうるものと判断。このたびの環境システム&環境建材ブランド「エコシア」の立ち上げで、環境事業を菊川工業の3本目の柱として育てたいと考えています。
菊川工業の資源(ノウハウ)
・高い金属加工技術
・最新の機械設備
・設計~施工までのワンストップ体制
・2009年からの環境製品への取組み
・改修工事経験の豊富さ
・幅広い協力関係企業群
■ 「エコシア」のブランドコンセプト
新環境建材ブランド「エコシア」では、「顧客の要望に合わせてオーダーメイドで高品質な製品を設計から施工までワンストップで提供する」菊川工業のスタイルを、環境製品の分野にも展開します。
●人と環境にやさしい、見た目にも美しいシステム建材。
●新築はもちろん、改修にも対応。
●環境建材を、複合的かつ自由に組み合わせた提案。
●デザイナーの要望に対応できる自由設計。
●設計から施工まで、建物ごとにワンストップで提供。
■ 「エコシア」ブランドの構成
「エコシア」は、次世代環境・省エネ製品群である「輻射冷暖房システム」「建材一体型太陽光発電」「遮熱ルーバー」の3ラインを軸にしています。
エコシア Rエアコン:輻射冷暖房システム
これまでの輻射冷暖房(*1)システムの問題点をクリアした、簡単施工で実現する、人にやさしい省エネ空調です。
※現在開発中で、間もなく詳細発表予定です。
(*1)輻射冷暖房:人体の熱を移動させる(輻射する)ことによって冷暖感を生じさせる仕組み。
エコシア ソーラー:建材一体型太陽光発電
太陽光発電の可能性を広げる、建材一体型の創エネソリューションです。太陽電池搭載カーポート「ソーラーパーク」や太陽電池一体型外装システム「サステナ」などのラインアップがあります。
エコシア ルーバー:遮熱ルーバー
ペリメーターゾーンに着目した理想の外断熱スタイルです。可動式ルーバーをはじめとした「K-LINE LOUVER」としてラインアップしています。
■ 環境製品開発の経緯
菊川工業の環境関連製品への取り組みは、太陽光発電を組み合わせた建材一体型の環境製品を中心に、2009年より提供してきました。以来、年々省エネ要求が厳しくなるなか、居住者やオフィスワーカーの快適性向上に対する意識も高まってきています。また、2017年4月の「建築物省エネ法の基準認定制度」(*2)施行や建物のZEB(*3)化の流れにより、今後ビルや施設のオーナーが、新築・改修ともに、環境面への投資を積極化すると考えられます。
このような背景のもと菊川工業では、環境ブランド「エコシア」を立ち上げ、従来からの環境製品を再編し、新製品とあわせて、環境分野へ積極的に参入していきます。
(*2)建築物省エネ法の基準認定制度:一次エネルギーの消費量で判断される省エネ基準を確認申請前に届ける制度。努力義務であったものが、規制される適合義務へ移行し、不適合の場合は建築確認申請がおりない(非住宅2000m2以上)。
(*3)ZEB(ゼブ=ゼロ・エネルギー・ビル):建物の運用段階でのエネルギー消費量を、省エネや再生可能エネルギーの利用を通して削減し、限りなくゼロにするという考えかた。
■ 新たな販売システムを強みに
「エコシア」は、販売だけを主眼におかず、顧客に寄り添った形で総合提案を行い、施工まで完結させる販売形態をとります。これは、これまで菊川工業が、顧客からの個々の金属建材オーダーを実現するために培われてきたノウハウを、生かした形態です。
環境メーカーでは珍しい、このような販売システムをとることで、多様なニーズをとらえるとともに、潜在的なニーズも掘り起こすことで、「エコシア」は差別化をはかります。
■ 顧客のメリットとターゲット
「エコシア」は、金属がもつ質感や特性・形状を、美しさだけでなく、機能としても高めた製品群です。居住性向上や省エネに寄与することで、施設利用者の快適性が向上し、そのことが建築物の価値を高め、顧客にメリットをもたらすと考えています。
これらのメリットに理解や興味のある環境意識の高いビルオーナー・設計事務所・建設コンサルをはじめ、オフィス環境を快適にしたい経営者・不動産所有者、快適環境・省エネシステムによって資産価値と居住者満足度を高めたいビルオーナー・施設管理者を顧客ターゲットとして展開していきます。また、環境建材・省エネシステムに興味はあるが二の足を踏んでいた顧客に対しても、コストも含めた総合的な提案をすることで、積極的にアプローチしていきます。
■ 代表コメント:菊川工業 代表取締役 宇津野嘉彦
KIKUKAWAエコシアは、八十有余年にわたり培ってきた金属加工技術とノウハウを活かし、単なる省エネ・創エネ機能ではなく、「人への優しさ」と「美しさ」を融合した環境建材ブランドです。また設計から施工まで、お客様の個別ニーズにワンストップソリューションをご提供することで、環境建材の分野においてもKIKUKAWAの特長を生かしてお役に立ちたいと考えています。KIKUKAWAエコシアの今後にご期待下さい。
■ 菊川工業会社概要
菊川工業は1933年創業の金属建材メーカーです。創業以来、時代をリードする建築物に果敢に挑戦して参りました。昨年11月に開館した墨田区立すみだ北斎美術館の外装パネルなどにも参画しています。全ての仕事がお客様のオーダーメイドであり、常に新しい課題に挑み続けています。
<施工例>
東京タワー/展望台パネル、渋谷109/外装パネル、東京ドーム/外装パネル、 横浜ランドマーク/ステンレスサッシ、横浜駅西口風の塔、羽田空港/天井・壁、成田空港/柱型、東京駅丸の内駅舎/柱型、丸ビル/3連アーチ、六本木ヒルズ/庇、など海外物件を含め多数
[社名] 菊川工業株式会社
[代表者] 宇津野 嘉彦 (うつの・よしひこ)
[所在地] 本社:東京都墨田区菊川2-18-12
工場:キクカワテクノプラザ/千葉県白井市中98-15 白井工業団地
事業所:大阪、香港、ホーチミン、上海
[資本金] 1億円
[設立] 1933年11月1日
[従業員数] 194名(2016年12月20日現在)
[関連会社] キクカワタクト株式会社(環境建材販売)
[URL] http://www.kikukawa.com/
<本件に関するお問合せは下記までお願いいたします>
菊川工業株式会社 Web営業チーム 担当:奥野木、田部井、中村
TEL:047-492-2014
E-mail:web@kikukawa.com