情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2017年5月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングベスト5をまとめました。
当ランキングは、全国約4,000店のバイク販売店が、販売プロセスの一環であるオークネットバイクオークションを利用し、ご成約頂いた車両について、排気量別に分けて集計したものです。
<125ccクラス 輸出向けに原付一種も>
原付車は、評価2点以下の低評価車にも輸出向けの落札が入り堅調です。ヤマハ ジョグ評価2点車は1.8万円、評価3点車は2.5万円であり、ホンダ Today評価3点車は1.8万円など、輸出向けの落札が相場を支えています。ホンダ NS-1はカウル無しの後期型が10.2万円と堅調に推移しています。ホンダ スペイシー100の評価4点車は5千Kmで6.8万円です。ホンダ PCXの相場は安定に戻り、高値の場合でも20万円を超えることはなくなりました。
<250ccクラス 新車先行で相場は軟調傾向>
カワサキ バリオスは、年式によって相場が大きく変わっており、評価0点車でも7.4万円というケースもありました。ホンダ VTRは、評価4点1万Kmで22.3万円と堅調です。オフロード系では、ヤマハ セロー225Wの評価3点中中*の5千Kmが20.4万円と変わらず高値で取引されています。カワサキ KDX250SRは評価2点でも、輸出向けに7.0万円の値を付けました。主力のロードスポーツ系は高年式車を中心に活発な引き合いがあります。
<400ccクラス スポーツマルチモデルは変わらず高い需要>
ヤマハ XJR400Rは、H13年評価3点中中*の走行少ない4千Kmで19.4万円と堅調です。人気のホンダCB400SFは、H20年1.2万Kmの評価4点中中*が34.6万円で高値相場が続いています。ネイキッドスポーツ系は全体的に好調な応札が継続し、お盆前までは出品車両不足が続きそうです。アメリカンスポ-ツでは、ヤマハ ドラッグスター400のH17年評価3点中中*の1.4万Kmが20万円の値を付けました。旧車カワサキ KH400は、書類無しでも20.2万円という高値でした。
<401ccクラス 絶版車 カワサキ ZRX1200ダエグが大台突破>
絶版車となったダエグの人気はさらに高まり、評価5点上上*の2千Kmが118.8万円と大台を突破する堅調傾向です。ハーレーは、バラエティに富んだ相場展開です。高年式車でも相場は幅広いですが安定傾向です。そんな中、ハーレー FXSTSのH18年評価4点中上中*スプリンガーは134.8万円と高値で目立ちました。ハーレー CVOの高年式車は300万円を超えるものもありました。
*評価について
「総合・外装・機能」の順番で表記。
・総合:10段階評価、(9~0点)
・外装:5段階評価、(優・上・中・下・劣)
・機能:5段階評価、(優・上・中・下・劣)
今後もオークネットでは、モーターサイクル市場での成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。
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