建設・不動産関連の資格スクールを運営する株式会社総合資格(本社:東京都新宿区、代表取締役:岸隆司)は、運営する「総合資格学院」に通う受講者(東京地区)で2016年度 1級建築士試験の合格者を対象に実施したアンケート結果をまとめましたので、6月12日に発表いたします。
この調査結果から、難関国家資格として知られる1級建築士試験合格者の素顔が浮かび上がりました。
<調査結果トピックス>
● 「すき間時間」の活用が、合格の秘訣だった!
仕事をしながら合格を目指す1級建築士受験者。合格者の多くが「すき間時間」を有効に活用していることが判明。勉強していた時間は、「通勤・通学中」が約6割(61.3%)、「昼休みなど休み時間」が約4割(41.1%)となりました。(複数回答)
● いつから1級建築士になろうと誓ったのか?
「大学生・短大生」が約3割(29.4%)で1位。また約1割(9.8%)が中学生までに1級建築士を志す。
● 建築業界に向いていると思われる性格
まず必要な性格は「根気強さ」。合格者の半数(49.1%)が回答。そして「責任感が強い(39.3%)」、「好奇心旺盛(38.0%)」、「社交性(35.0%)」、「協調性がある(31.9%)」が上位に。(複数回答)
● 現場監督をやってほしい有名人
男性1位は長谷部誠さん、女性1位は澤穂希さん!男女ともサッカー選手が第1位!
● 一番好きな東京の近代建築
1位「東京駅丸の内駅舎(33.1%)」、2位「東京都庭園美術館(9.2%)」、3位「旧赤坂離宮(迎賓館)(8.6%)」
■ アンケート概要
【1】アンケート実施の目的
1級建築士資格取得者の「受験勉強への取り組み」などを、1級建築士を目指して勉強に励む方々の実情を発信する。
また、業界データとして活用していただき、建設・不動産業界への関心を促進する。
【2】調査日と方法
実施日:2017年1月9日
調査方法:合格祝賀会東京会場にてアンケートを実施
【3】調査対象
対象者:2016年度1級建築士試験合格者(東京都内の総合資格学院に通う受講生)
回収数:163名
この調査結果から、難関国家資格として知られる1級建築士試験合格者の素顔が浮かび上がりました。
<調査結果トピックス>
● 「すき間時間」の活用が、合格の秘訣だった!
仕事をしながら合格を目指す1級建築士受験者。合格者の多くが「すき間時間」を有効に活用していることが判明。勉強していた時間は、「通勤・通学中」が約6割(61.3%)、「昼休みなど休み時間」が約4割(41.1%)となりました。(複数回答)
● いつから1級建築士になろうと誓ったのか?
「大学生・短大生」が約3割(29.4%)で1位。また約1割(9.8%)が中学生までに1級建築士を志す。
● 建築業界に向いていると思われる性格
まず必要な性格は「根気強さ」。合格者の半数(49.1%)が回答。そして「責任感が強い(39.3%)」、「好奇心旺盛(38.0%)」、「社交性(35.0%)」、「協調性がある(31.9%)」が上位に。(複数回答)
● 現場監督をやってほしい有名人
男性1位は長谷部誠さん、女性1位は澤穂希さん!男女ともサッカー選手が第1位!
● 一番好きな東京の近代建築
1位「東京駅丸の内駅舎(33.1%)」、2位「東京都庭園美術館(9.2%)」、3位「旧赤坂離宮(迎賓館)(8.6%)」
■ アンケート概要
【1】アンケート実施の目的
1級建築士資格取得者の「受験勉強への取り組み」などを、1級建築士を目指して勉強に励む方々の実情を発信する。
また、業界データとして活用していただき、建設・不動産業界への関心を促進する。
【2】調査日と方法
実施日:2017年1月9日
調査方法:合格祝賀会東京会場にてアンケートを実施
【3】調査対象
対象者:2016年度1級建築士試験合格者(東京都内の総合資格学院に通う受講生)
回収数:163名
■ アンケート集計結果 (詳細)
Q1 「すき間時間」を活用して勉強していましたか?(複数回答)
仕事をしながら合格を目指す1級建築士受験者。合格者の多くが「すき間時間」を有効に活用していることが判明。
勉強していた時間は、「通勤・通学中」が約6割(61.3%)、「昼休みなど休み時間」が約4割(41.1%)となりました。
1級建築士試験は近年、実務的な内容や社会情勢等を反映した出題などが増加し、問題の難化傾向が続いています。日々の業務に追われる中で、合格者はどのように時間を確保しているのでしょうか。
今回のアンケート結果から、合格者の多くは「すき間時間」を有効に活用して試験勉強をしていることが判りました。
中でも「通勤・通学中」に勉強していた人が約6割(61.3%)で1位、「昼休みなど休み時間」を利用して勉強していた人が約4割(41.1%)で2位にランクインしています。
このように、合格のためには忙しい中でも学習時間を創り出す、タイムマネジメント力が必要だと考えます。
Q2 受験を決意した一番の動機・きっかけは何でしたか?(単数回答)
「今の仕事で必要」と回答した方が約半数(46.6%)を占める結果に。
1級建築士試験の受験を決意した一番の動機・きっかけは「今の仕事で必要」が約半数(46.6%)となり1位。
また「独立・転職のため」が16.6%で2位となり、現在の勤務先からステップアップするため、資格取得を考え始めた方が多くいることがわかりました。
さらに「昇格・昇給のため」が3位(11.7%)となり、現在の職場で働く上でも、一級建築士の資格を取ることで、展望が開けると考えている方もいるようです。
Q3 1級建築士になると決めたのは、いつですか?(単数回答)
「大学生・短大生」が約3割(29.4%)で1位。また約1割(9.8%)が中学生までに1級建築士を志す。
1級建築士に合格した方はいつ頃から建築士を志していたのでしょうか。
今回のアンケート結果では「大学生・短大生」が約3割(29.4%)で1位。「社会人1~3年目」が約2割(20.9%)で2位となりました。
この結果から合格者の半数以上が就職前に、いつかは1級建築士に、と志し、社会人になって比較的早いタイミングで決意を固めている方が多いことがわかりました。
なお、「中学生」と「小学生以下」の合計が9.8%となったことから、高校進学前にすでに1割が1級建築士を志していたとことがわかりました。
Q4 建設業界に向いていると思われる性格はどのようなものだと思いますか?(複数回答)
建築業界に向いていると思われる性格は、「根気強さ」。合格者の半数(49.1%)が回答。
1級建築士合格者が考える建築業界に最も必要な性格は「根気強い(49.1%)」。合格者の半数が回答したことになります。
この結果から、すでに建築業界で仕事をしている合格者は、日々舞い込んでくるクライアント(施主)からの様々な要望を受けとめたり、長期間にわたるプロジェクトが多い建築業界特有の業務には、基本的資質として「根気強さ」がなければ対応できないと考えている方が多いと言えます。
その他、「責任感が強い(39.3%)」、「好奇心旺盛(38.0%)」、「社交的(35.0%)」、「協調性がある(31.9%)」が高い割合となっており、多くの人と関わりながら、プロジェクト全体を調整する力が求められているようです。
Q5 現場監督をやってほしい有名人はいますか?(男女それぞれひとつ回答)
男女ともサッカー選手が第1位に!男性は長谷部誠さん、女性は澤穂希さん!
建設現場にてスタッフの中心となり陣頭指揮をとる「現場監督」。そんな「現場監督」をやってほしい有名人について聞いてみました。
男性有名人ではサッカー日本代表でキャプテンを勤める長谷部誠さんが1位を獲得。女性有名人は元女子サッカー日本代表キャプテンの澤穂希さんとなり、男女ともにサッカー選手が1位を獲得する結果となりました。
男性の2位は松岡修造さん、3位は阿部寛さん。
女性の2位は篠原涼子さん、3位は天海祐希さんでした。
Q6 あなたが一番好きな東京の近代建築はどれですか?(単数回答)
「東京駅丸の内駅舎」が3割以上(33.1%)の票を集め、堂々の第1位!
今回のアンケートでは赤レンガ造りが印象的な「東京駅丸の内駅舎」が3割以上(33.1%)の票を集め、ダントツの第1位を獲得しました。現在の東京駅丸の内駅舎は1914年に創建され、2012年に復元工事が完了し、数十年ぶりに創建当時の美しさを見せたことが高得票につながったのでしょうか。
また、2位は港区白金台の「東京都庭園美術館」。元は国賓、公賓の迎賓館として主に使用されていましたが、1983年に美術館として一般公開されるようになりました。
そして3位は外国の元首や首相など国の賓客をもてなす、旧赤坂離宮(迎賓館)が選ばれました。
Q7 プリツカー賞を受賞した日本人の中で、あなたが一番好きな建築家は誰ですか?(単数回答)
建築士のたまごが好きな建築家は、日本人として初めてプリツカー賞を受賞した丹下健三氏が1位
プリツカー賞は世界の建築賞の中でもっとも権威ある賞の一つとされ、「建築界のノーベル賞」とも呼ばれています。
1979年の創設以来、6組(7名)の日本人建築家がプリツカー賞を受賞しています(日本の受賞者数は国別ではアメリカの8名に次いで第2位となっています)。
今回のアンケート結果では日本人として初めてプリツカー賞を受賞した丹下健三氏が1位。被災地支援活動「みんなの家」プロジェクトを立ち上げるなど活躍の続く伊東豊雄氏が2位となりました。
■ 【総括】「第1回 総合資格学院 合格者アンケート」の結果から
今回のアンケートは、総合資格学院の東京都内校に通い、2016年度の1級建築士試験に合格された方を対象にしたもので、その結果から浮かび上がって来た合格者像は、「1級建築士になるために真剣に努力した姿」でした。
一定年数の建築実務の経験がないと受験できない1級建築士試験受験者の多くは、実際に建築設計や施工などに従事しながら、通勤中や休み時間などの「すき間時間」を有効に活用し、試験勉強に取り組んでいました。
また、建築士に必要な性格として半数以上が選んだ「根気強さ」は、建築士試験への地道な勉強にも生かされたのではないでしょうか?さらに「1級建築士になろうと決めたのはいつ?」という質問で、合格者の実に約1割が高校進学前に将来の職業として建築士を選んでいたことも、子どもの頃からの夢を実現した、まさに「根気強さ」の表れではないでしょうか。
総合資格ではこれからも、建設・不動産関連の資格取得を目指す受験生を一人でも多く合格に導くことで、業界の発展に寄与してゆきたいと考えています。
※ご参考「平成29年度 1級建築士 試験スケジュール」
◆2017年07月23日(日) 学科試験
◆2017年09月05日(火) 学科合格発表
◆2017年10月08日(日) 設計製図試験
◆2017年12月21日(木) 設計製図合格発表
【会社概要】
[所在地] 株式会社総合資格 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階 [TEL] 03-3340-2801(代)
[代表者] 岸 隆司 [設立] 1987年1月 [社員数] 665名(2017年5月現在)
[URL] http://www.shikaku.co.jp [資本金] 総合資格:1億円 [売上高] 148億円(2016年9月期)
●本件に関するお問合せ
株式会社 総合資格 営業部 尾崎/小野寺 TEL:03-3340-3082 E-mail:koho@shikaku.co.jp