システムソリューションプロバイダの株式会社アイル(本社:大阪市北区・東京都港区、代表取締役社長:岩本哲夫、証券コード:3854、以下アイル)は、島根県松江市にて、プログラミング言語「Ruby(ルビー)」やAI(人工知能)技術を活用した研究開発を始動します。2017年10月には研究開発オフィスを開設し、一部を「IT交流スペース」として開放予定です。最新のIT技術と優れた人材を自社サービスの強化へ生かすとともに、島根県松江市におけるIT交流のさらなる発展と、IT業界における人材育成の一助となるべく努めてまいります。
【 島根県松江市にて研究開発を始動する背景 】
労働人口の不足により、あらゆる業界で業務の自動化が進行している中、小売業におけるネット販売や、卸売業における受発注取引のWeb化など、今後インターネットを活用したクラウドサービスの需要はますます高まるものと思われます。
また、すでにクラウドサービスをご利用の顧客企業からも、このような時代背景に加え、オムニチャネル(※)や販促活動への注力を理由に、業務をより自動化したい、より詳細な分析データを業務に生かしたいなどのお声が増えてきました。
そこでアイルは、既存のクラウドサービス「CROSSシリーズ」次世代版の開発を計画しています。開発言語を、シンプルかつ高い生産性・柔軟性をもつプログラミング言語「Ruby」に統一し、より効率的に質の高いサービスの開発を目指します。
そのため、「Ruby」の街を標榜している島根県松江市を、研究開発拠点として採択しました。地域一体となってIT業界を盛り上げ、エンジニア育成に注力している島根県松江市にて、最新のIT技術の習得と優れたエンジニアの採用・育成を行います。
(※)オムニチャネル…実店舗やネットショップなど、あらゆる販売経路を連携させることで、顧客の利便性を高め、購買機会をつくりだすこと。
【 研究開発の内容 】
「CROSSシリーズ」を提供する中で蓄積された顧客企業の膨大な販売データを、AI技術を活用して分析・自動化し、経営戦略に生かせるよう顧客企業にフィードバックするサービスを目指します。創業以来強みとしている、システムの提供に留まらないコンサルティング寄りの経営支援を、高いIT技術を用いて、さらに強化していきます。
【 研究開発オフィスでの「IT交流スペース」の開放について 】
研究開発オフィスは、2017年10月に開設予定です。松江城近くの古民家風オフィスの利用を計画しています。
また、2階建てオフィスの1階を、「IT交流スペース」として一般向けに開放します。IT技術に興味を持つ学生や社会人などが気軽に集い、IT技術の背景にあるストーリーを学びながら、技術情報の交換や体験などを通してよりスキルと関心を高められる場所を目指します。
現在、エンジニア不足は深刻化しています。一般の方々との交流を通し、アイルの技術力向上も実現しながら、将来的にはハイスキルなエンジニアを排出し、島根県松江市とIT業界のさらなる発展に寄与したいと考えます。
< 研究開発オフィス予定地のイメージ >
(左)島根県松江市殿町にある古民家風オフィスの外観。国宝である松江城から徒歩数分の立地です
(右)2階のオフィスイメージ
【 株式会社アイルについて 】 http://www.ill.co.jp/
中堅・中小企業の業務課題に合わせて、基幹業務管理とWebを活用した販売促進の両面を、自社開発システムにより導入後のサポートまでトータルで支援しています。
クラウドサービスでは、ネットショップ一元管理ソフト「CROSS MALL(クロスモール)」、ポイント・顧客情報一元管理ソフト「CROSS POINT(クロスポイント)」、人材派遣業界向けスタッフ管理ソフト「CROSS STAFF(クロススタッフ)」などの「CROSSシリーズ」を提供しています。
また、創業以来多くの中堅・中小企業に導入実績がある基幹業務システム「アラジンオフィス」は、これら「CROSSシリーズ」と柔軟に連携が可能です。
・社名 株式会社アイル(東証JASDAQ上場 証券コード:3854)
・代表者 代表取締役社長 岩本哲夫
・設立 1991年
・資本金 3億54百万円(2016年7月末時点)
・社員数 553人 [連結](2017年4月1日時点)
・売上高 78億96百万円 [連結](2016年7月期実績)
・本社 大阪本社:大阪市北区 / 東京本社:東京都港区
【 本リリースに関するお問い合わせ先 】
株式会社アイル 担当:広報企画室 吉野(よしの)
TEL:03-6367-5875 / MAIL:info@ill.co.jp
東京本社:東京都港区芝公園2-6-3 芝公園フロントタワー