Rockchip製RK1108xは、プロセッサコアCA7 1.0GHz、DSP 600MHzを採用し、28nmの小型を実現させ、同様の性能のチップは32nm、40nmのサイズのものが多く、業界で非常にコンパクトに収まっています。これにより、小型化システムを検討、小型ベースボードを開発する際の選択肢として最有力のビデオプロセッサです。
コア：CA7 1.0GHz、DSP 600MHz
メモリ：DDR16-bit, DDR3/DDR3L-1600, Integrated 128MB
エンコード：H264、1440P30/1080P60推奨
カメラ：8Mpixel embed ISP、Parallel/MIPI
WDR：ワイドダイナミックレンジ機能（グローバルおよびローカル）
画像出力：HDMI1.4/CVBS入力（Embed ）/CVBS出力（Embed ）
基本ソフト（OS）：Linuxサポート
・ 基本ソフト（OS）と関連する機能の特に目立つ点として、MiniGUIは小さなグラフィカルユーザーインターフェース（GUI）をサポートするためにアプリケーション用のイベントドリブンAPIをLinuxに提供します。内蔵のWiFi/ Bluetooth/ 衛星利用測位システム（GPS）プロトコル、モバイルネットのサポート、オープンカメラのデバッグツールがサポートされています。
・ ワイドダイナミックレンジ機能（WDR）がサポートされており、3Dノイズリダクション、防曇プロセス、スマートジッタといった強力なWDR機能がサポートされています。
・ 画像のためのDSPアルゴリズムは、動いているものや、リサイズなどインターレース画像のままでは見にくい場合に元のプログレッシブ画像に戻す必要がでてきます。この1枚に合成されたインターレース画像を元の2枚のプログレッシブ画像に戻す処理デインターレース機能をサポートしております。そして、複数軸の揺れとローリングシャッター効果補正の両方を処理ができるアルゴリズムを採用しており、車線逸脱警報（LDW:Lane Departure Warning）、前方衝突警告（FCW:Forward Collision Warnings）と言った高度な運転支援システム（ADAS）で採用されるためのシステムを構築可能です。
・ 1440Pより繊細な品質1080P60フレームは、品質がより滑らかで、高速で、スムーズな画面処理が可能です。ハイエンドのポジショニングは、1080Pのレベルに焦点を当て、優れたナイトビジョンの処理能力を重視、4ウェイCVBSカメラまでサポート、無線インターネット電話をサポートできるような設計となっております。
・ さらに、集束顔検出、ナイトビジョン、モーション検知やオブジェクトの追跡などができます。このようなインテリジェントな安定な画像処理能力を重視し、追跡対象にしたものに強いアプリケーションに強いものを開発しております。
オートモーティブのDVR、コンシューマIP-Cam、スポーツDV / UAVといったアプリケーションをターゲットとしております。
ポジティブワンでは、ハードウエア試作からソフトウエア開発、量産に至るサービスを行っております。また、ユーザーが持つビジネスモデルにあったシステム全体の開発を行うことができますので、ぜひ、ご相談ください。
【ポジティブワン株式会社について】
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