株式会社パテント・リザルトは2017年3月24日、2017年1月末までに日本の特許庁に出願されたおむつ関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
本レポートは、2013年5月8日にリリースした内容に、新たに出願・公開されたデータを加えて再調査した結果となります。
その結果、「総合力ランキング」では、1位 ユニ・チャーム、2位大王製紙、3位 THE PROCTER & GAMBLE (P&G)となりました。
総合力上位5社の2013年5月から2017年3月にかけての特許総合力に関する経時変化を確認すると、P&Gをのぞいた国内4社は、同期間において縦軸にある権利者スコア(総合力)を伸ばしています。国内4社のうちユニ・チャームは、同期間で権利者スコアを大きく伸ばし、2位以下を引き離しています。
1位ユニ・チャームは、2013年と比較すると、有効特許(権利して維持しているもの、または今後権利化される可能性のあるもの)を500件ほど伸ばしており、当分野における権利化意欲の高さがうかがえます。同社の注目度の高い特許には、側面の柔軟性に優れ、大人用などに適した「使い捨て着用物品」や、繊細で柔らかく且つ肌触りのよい「吸収性物品用不織布」などが挙げられます。
2位大王製紙も、2013年から有効特許件数が大きく増加しています。同社の注目度の高い特許には、表面シートの透過性能に優れ、軟便を速やかに肌から遠い位置に収容・保持する「吸収性物品」などが挙げられます。
3位P&Gの注目度の高い特許には、支持材料間に挟み込んだ粒子状吸収物質を所望のパターンで配置させたサンドイッチ構造体からなる「吸収性コア構造体の製造方法」などが挙げられます。
4位 花王の注目度の高い特許には、高い伸縮性によりサイズ適性が広く且つはかせ易い、フィット性や外観にも優れた「パンツ型使い捨ておむつ」などが、5位王子ホールディングスは、トップシートの上部にスキンコンタクトシートを配置し、便が着用者の肌に直接接触し難く、尿戻りや便戻りを防止する「使い捨て吸収性物品」などが挙げられます。
6位以下では、瑞光、リブドゥコーポレーション、日本触媒、また海外企業としてKIMBERLY-CLARK (米)、SCA HYGIENE PRODUCTS(スウェーデン)等の企業が上位にランクインしています。
次に、国内企業総合力上位4社のパテントファミリーを、4社の出願が多い7ヶ国・機関で集計した結果を確認すると、ユニ・チャームは他4社と比較し、海外への出願が積極的であることがうかがえます。同社は、中国、WIPO、アメリカ、欧州特許庁などを中心に、台湾、韓国、オーストラリアなど幅広く出願がみられます。
他3社の直近2011年以降におけるファミリー集計をみると、大王製紙はWIPO、中国、韓国の件数が、花王は中国、WIPO、台湾の件数が、王子ホールディングスはWIPOや台湾の出願がそれぞれ多くみられます。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「おむつ関連技術」にてご覧いただけます。
■価格:100,000円~(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2017/03/omutsu2.html
<<特許・技術調査レポートについて>>
http://www.patentresult.co.jp/report/index.html
<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/
<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
本レポートは、2013年5月8日にリリースした内容に、新たに出願・公開されたデータを加えて再調査した結果となります。
その結果、「総合力ランキング」では、1位 ユニ・チャーム、2位大王製紙、3位 THE PROCTER & GAMBLE (P&G)となりました。
総合力上位5社の2013年5月から2017年3月にかけての特許総合力に関する経時変化を確認すると、P&Gをのぞいた国内4社は、同期間において縦軸にある権利者スコア(総合力)を伸ばしています。国内4社のうちユニ・チャームは、同期間で権利者スコアを大きく伸ばし、2位以下を引き離しています。
1位ユニ・チャームは、2013年と比較すると、有効特許(権利して維持しているもの、または今後権利化される可能性のあるもの)を500件ほど伸ばしており、当分野における権利化意欲の高さがうかがえます。同社の注目度の高い特許には、側面の柔軟性に優れ、大人用などに適した「使い捨て着用物品」や、繊細で柔らかく且つ肌触りのよい「吸収性物品用不織布」などが挙げられます。
2位大王製紙も、2013年から有効特許件数が大きく増加しています。同社の注目度の高い特許には、表面シートの透過性能に優れ、軟便を速やかに肌から遠い位置に収容・保持する「吸収性物品」などが挙げられます。
3位P&Gの注目度の高い特許には、支持材料間に挟み込んだ粒子状吸収物質を所望のパターンで配置させたサンドイッチ構造体からなる「吸収性コア構造体の製造方法」などが挙げられます。
4位 花王の注目度の高い特許には、高い伸縮性によりサイズ適性が広く且つはかせ易い、フィット性や外観にも優れた「パンツ型使い捨ておむつ」などが、5位王子ホールディングスは、トップシートの上部にスキンコンタクトシートを配置し、便が着用者の肌に直接接触し難く、尿戻りや便戻りを防止する「使い捨て吸収性物品」などが挙げられます。
6位以下では、瑞光、リブドゥコーポレーション、日本触媒、また海外企業としてKIMBERLY-CLARK (米)、SCA HYGIENE PRODUCTS(スウェーデン)等の企業が上位にランクインしています。
次に、国内企業総合力上位4社のパテントファミリーを、4社の出願が多い7ヶ国・機関で集計した結果を確認すると、ユニ・チャームは他4社と比較し、海外への出願が積極的であることがうかがえます。同社は、中国、WIPO、アメリカ、欧州特許庁などを中心に、台湾、韓国、オーストラリアなど幅広く出願がみられます。
他3社の直近2011年以降におけるファミリー集計をみると、大王製紙はWIPO、中国、韓国の件数が、花王は中国、WIPO、台湾の件数が、王子ホールディングスはWIPOや台湾の出願がそれぞれ多くみられます。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「おむつ関連技術」にてご覧いただけます。
■価格:100,000円~(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2017/03/omutsu2.html
<<特許・技術調査レポートについて>>
http://www.patentresult.co.jp/report/index.html
<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/
<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
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住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階