本リリースは、Riverbed Technologyが3月15日(フランス時間)発表したプレスリリースの日本語抄訳版です。
2017年3月17日
パリ発- アプリケーション・パフォーマンス・マネジメントのリーディングカンパニーであるRiverbed Technologyは、Orange Business Services(以下Orange)がパートナーであるリバーベッドのSD-WANソリューション活用して、Orangeのハイブリッドネットワークサービスの拡充をすると発表しました。Orangeのお客様は、この新しいソリューションによって、各自のハイブリッドネットワークの管理を効率化し、企業アプリおよびクラウドアプリのパフォーマンスを最適化できるようになります。今回の発表は、Orangeの「Network as a Service」戦略にとって重要なもので、本ソリューションは世界中で利用可能となります。
Orangeは、このSD-WANサービスを提供するため、そのハイブリッドネットワーク・ポートフォリオにリバーベッドのSteelConnectテクノロジーを統合します。顧客は、両社が共同で仮想ネットワーク機能(VNF)を開発することで、目の前にある標準化された仮想顧客端末(vCPE)でその機能を展開できるようになります。企業は、このVNFを活用することで、アプリケーションをクラウドに移行する際には、既存のサービスとの完全な互換性を確保することができます。
リバーベッドのSD-WAN製品であるSteelConnectは、ハイブリッドネットワークの設計、展開、管理にインテリジェントかつ簡素化したアプローチを提供します。別々のネットワーク間で利用可能な最適なリンクを使用したリアルタイムルーティングによってアプリケーションパフォーマンスの向上を実現します。またSteelConnectはゼロタッチプロビジョニングも可能にするので、お客様は、グローバルなネットワークをすばやく、簡単な管理で構成でき、コスト効率の高い優れたエンドユーザーエクスペリエンスを提供できます。
Orangeの最初のパイロット顧客は、管理されたSteelConnectアプリケーションを使って2017年第2四半期中に接続される予定です。本サービスのVNFは2017年末には利用可能になる予定です。これにより、お客様は、アプリケーションの運用、優先順位化を「Self care」ポータル経由で管理することが可能になり、完全な仮想化およびオーケストレーションを導入することができます。
この新ソリューションは、OrangeのBusinessVPN Galerieにあるリバーベッドのクラウドアプリケーション向けEnterprise Application Management (EAM)から提供されるアクセラレーション上に構築されます。新機能は、プライベートネットワークとパブリックネットワークの間で接続性を共存させる機能と併用され、クラウドアクセスサービスの管理を強化します。
Orange Business Services、接続性事業部門担当バイスプレジデント、ピエール・ルイス・ビアッジ氏は次のようにコメントしています。「かねてからOrangeとリバーベッドは強く連携してネットワークとクラウドの発展をサポートすることに革新的に取り組んできました。リバーベッドは重要なパートナーであり、密接に協業してリバーベッドのSD-WANテクノロジーをOrangeのネットワークに統合してきました。これにより、顧客のインフラをどのように管理していくのかについて、より多くの選択肢と簡易性を提供していくことができます」
Riverbed Technology Inc, サービスプロバイダーバーティカル担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャ、フィル・ハリスは次のようにコメントしています。「当社のSD-WANソリューションであるSteelConnectをOrangeのハイブリッドネットワークに統合することにより、両社はこれからも、お客様がアプリケーションやサービスをクラウドに移行する際におこる変化に対応するための需要に応え、新サービスを迅速に市場に導入することを目的とした共同開発の道を歩み続けます。両社のポートフォリオをさらに活用し、今年のMobile World Conferenceで発表されたService Delivery Platformなどの新たなオプションを模索していくことで、市場がよりいっそう加速することを期待しています」
リバーベッドについて
リバーベッドは、10億ドル以上の売上を誇るアプリケーション・パフォーマンス・インフラストラクチャ分野のリーダーとして、ロケーション・インディペンデント・ コンピューティングにおける最も包括的なプラットフォームを提供しています。ロケーション・インディペンデント・コンピューティングは、場所に依存することなく、常に期待されるアプリケーションパフォーマンスの実行、および必要な際のデータ利用を実現し、エンドユーザがパフォーマンスの問題に気付く前に検出・修正します。最適な場所でアプリケーションとデータをホストする柔軟性を、企業のITインフラストラクチャに提供し、場所や距離をビジネスにおける競争上の優位性へと変えます。リバーベッドの2万7,000を超えるお客様には、Fortune 100企業の97%およびForbes Global 100企業の98%が含まれています。リバーベッドの詳細は、http://jp.riverbed.com/ にてご覧ください。
本文中に記載のあるリバーベッドならびにリバーベッド製品およびサービスの名称またはロゴは、Riverbed Technology, Inc.の商標です。その他すべての商標は、所有者である各社に帰属します。
Orange Business Servicesについて Orange Business Servicesは、OrangeグループのB2B部門です。従業員2万1000人が多国籍企業およびフランスのSMEの5大陸にまたがるデジタルトランスフォメーションをサポートすることにフォーカスしています。Orange Business Servicesは、単なるインフラオペレーターにとどまらず、テクノロジーインテグレーターであり、価値付加型サービスプロバイダーでもあります。チーム内の協働を育成するのを助け(コラボレーティブワークスペースやモバイルワークスペース)、顧客によりよく貢献し(充実した顧客窓口やビジネスイノベーション)、プロジェクトをサポート(豊富な接続性、柔軟なITおよびサイバー防御)するようなデジタルソリューションを企業に提供しています。Orange Business Servicesが提供する統合型テクノロジーは、ソフトウェア定義によるネットワーク(SDN/NFV)からビッグデータおよびIoT、クラウドコンピューティング、統一された通信および協働、さらにはサイバーセキュリティにまでおよびます。Orange Business Servicesの顧客には、3000を超える国際的に有名な多国籍企業のほか、フランス国内の200万以上のプロフェッショナルや企業、ローカルコミュニティが含まれています。
より詳しい情報は、www.orange-business.comをご覧ください。LinkedInやTwitterのフォローやブログの閲覧もお願いいたします。
Orangeは世界有数のテレコミュニケーション事業者のひとつで、2016年の年間売上高は409億ユーロ、2016年12月31日現在の顧客数は29か国2億6300万に上ります。Orangeはユーロネクスト・パリ(シンボルORA)およびニューヨーク証券取引所(シンボルORAN)に上場しています。
本記事に含まれるOrange およびその他すべてのOrange 製品は、Orange または Orange Brand Services Limitedの商標です。
<本件に関する報道関係者のお問い合わせ先>
リバーベッドテクノロジー株式会社
マーケティング部 玉利
TEL: 03-5423-6712/FAX: 03-5423-6778
Email: rvbd-info-jp@riverbed.com
株式会社ジェイスピン
担当:清水・神谷
E-mail:riverbed@jspin.co.jp