情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2017年2月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングベスト5をまとめました。
当ランキングは、全国約4,000店のバイク販売店が、販売プロセスの一環であるオークネットバイクオークションを利用し、ご成約頂いた車両について、排気量別に分けて集計したものです。
<50ccクラス> 原付二種が相場主導
原付一種は低調な相場が続いています。出品台数自体も減少傾向にあり、主役は125ccクラスに移行しています。50ccスクーターは、評価3点車だと3万円程度までの価格にとどまり、2万円台も多い結果となりました。125ccクラスは、ホンダPCX、ヤマハシグナス系が相変わらずの強い応札を見せています。事故車でも10万円近くまで値があがり、ホンダディオ110も評価2点車で7.7万円までの高値がつきました。
<250ccクラス> オフロード車は輸出で相場高い
スズキジュベル250XCの評価2点車が10.3万円、スズキDRZ400M、H16・3点車に30.7万円など高値がつくケースが多く見られました。輸出もあわせて活発な相場が展開されています。現行ロードスポーツ車は年式によって相場が大きく異なります。新型ホンダCBR250Rもまもなく登場しますが、価格は80万円弱になる情報もあり、割安感ある中古バイク人気復活の兆しが見えます。YZF-R25(ヤマハ)の評価4中上*は51.4万円と高い値がつきました。
<400ccクラス> SF中心に強い落札
ホンダトップランナーCB400SFは、相変わらずの強さを発揮しています。H18・評価4点中中*で37.6万円、H28・評価5点車なら60.0万円と非常に安定した強さを見せています。これから気温も上がりバイクシーズンとなるため、当面は状態の良い物を中心に高い相場が継続することが見込まれます。アメリカンスポーツは、未だに応札が弱い状況が続いています。
<401ccクラス> カワサキ旧車が堅調
比較的に落ちついた相場となっています。カワサキ系は、全体的に堅調な動向を見せています。カワサキZX-10RのH24・評価4点2.2万Kmでも95.0万円と高い値がつきました。一方で、スズキGSX-R1000の評価4上上*で54.8万円はお手頃価格となっています。旧車では、カワサキZ1-Rの評価3中中中*が139.0万円と高額で落札され、カワサキ系の旧車の高い相場は群を抜いています。カンナムスパイダーF3は評価5点車で151.8万円にとどまり、弱含みでの推移になっている。
*評価について
「総合・外装・機能」の順番で表記。
・総合:10段階評価、(9~0点)
・外装:5段階評価、(優・上・中・下・劣)
・機能:5段階評価、(優・上・中・下・劣)
今後もオークネットでは、モーターサイクル市場での成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。
本件に関するお問い合わせは 株式会社オークネット
総合企画室 土屋、吉岡、鹿島
TEL:03-6440-2530 MAIL:request@ns.aucnet.co.jp
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