2017年02月15日 16:00

厚生労働省セクハラ指針LGBT適用、人事院は規定改定  民間も求められる性的マイノリティへの理解  JAL、スタバ など 大手企業が事例をシンポジウムで共有

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LGBTダイバーシティ推進支援を行う、株式会社Niji(にじ)リクルーティング(本社:東京都港区、代表取締役:齋藤敦)は、LGBTダイバーシティ推進企業を対象に、具体事例の意見交換を目的とした 第2回『LGBT -アライ シンポジウム』を2017年2月23日(木)に当社セミナールームで開催します。 シンポジウムでは具体的に取り組みを進めている企業の事例発表や、当事者の体験談などを紹介します。

LGBTダイバーシティ推進支援を行う、株式会社Niji(にじ)リクルーティング(本社:東京都港区、代表取締役:齋藤敦)は、LGBTダイバーシティ推進企業を対象に、具体事例の意見交換を目的とした第2回『LGBT -アライ シンポジウム』を2017年2月23日(木)に当社セミナールームで開催します。


事例がなく、対応に戸惑う企業担当者
日本の人口の約8%(※)がLGBTを含む性的マイノリティと言われています。「LGBTは社内にいない」と言う企業もありますが、その企業の社員からの相談を当社で受けることがあります。
今年1月から厚生労働省のセクハラ指針にLGBTが適用されることが明文化されました。また、人事院規定ではLGBT差別もセクシャルハラスメントとみなされ、内容には“性的指向若しくは性自認に関する偏見に基づく言動”も含まれています。
企業も社内規定の変更や、社内報で相談窓口を周知するなど、少しずつ取り組みが進んでいるところもありますが「LGBTを差別しない」と明文化していても、具体的な取り組みはこれからという企業も多くあります。取り組みが進まない原因としては、LGBTダイバーシティ推進に関する事例がないことや、経営層の理解がなく、後回しになっていることが挙げられます。
シンポジウムでは『日本航空株式会社』の社内相談窓口設置事例や『スターバックスコーヒージャパン株式会社』の“同性パートナーシップ制度”に関する書類の公開など、各企業が実践できる情報を共有します。また、LGBT当事者の学生が登壇し、就活体験談など、当事者の視点からの現状も話します。


取り組みは、社員対応から顧客対応に広がる傾向
国内のLGBT市場は5.9兆円とも言われ、専用商品の開発や、同性カップル向けの保険など新たなサービスも生まれています。また、インバウンド需要やグローバルなビジネス展開を行う企業だけでなく、LGBTの顧客に対しての対応力があれば、全体の顧客満足につながる接客力になると考えている企業もあります。
現在、推進を考えている企業のほとんどは、社内に対しての取り組みをスタートしている段階ですが、LGBTダイバーシティ推進の先進企業では、顧客対応への取り組みが始まっています。今回のシンポジウムで事例発表をする『日本航空株式会社』も、顧客に対しての対応を学ぶ社員研修を開催する予定があります。

※2016年5月 株式会社LGBT総合研究所調べ
LGBTは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字を取った総称です。
【開催概要】
<名称>第2回『LGBT-アライ シンポジウム』
<開催日時>2017年2月23日(木)13:30~17:30
<会場>株式会社Nijiリクルーティング セミナールーム
東京都港区東新橋2-4-1 サンマリーノ汐留6階
JR・メトロ新橋駅烏森口から徒歩7分
大江戸線汐留駅8番出口から徒歩3分
<定員>20社40名(報道関係者席は別途ご用意します)
◆参加企業※2017年2月13日時点の情報です。
日本航空株式会社、ホテルグランヴィア京都(株式会社ジェイアール西日本ホテル開発)日本電気株式会社、スターバックスコーヒージャパン株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、株式会社丸井グループ 他
<参加費>無料
<内容>
◆LGBTダイバーシティ取り組み事例の共有
【事例発表企業】  
日本航空株式会社
ホテルグランヴィア京都(株式会社ジェイアール西日本ホテル開発)
スターバックスコーヒージャパン株式会社
株式会社丸井グループ
◆パートナーシップ制度を導入した『世田谷区』の取り組み事例紹介
◆LGBT当事者の学生による就活体験談などの紹介
<登壇者>
田代悠 20歳(大学3年) トランスジェンダー(戸籍上は女性) 
現在ホルモン療法開始から9カ月経過。
来年には性別適合手術を行い、戸籍を男性へ変更予定。
家族、友人、アルバイト先等へカミングアウト済み。※他1名を予定

【企業のシンポジウム参加申込について】
<対象>企業の経営層または、ダイバーシティ推進担当
<申込方法>当社ウェブサイトの申込フォームから申込を受け付けます。
《申込フォーム》 https://niji-recruiting.com/seminar/symposium2/
申込受付は2017年2月21日(火)までとなります。
申込は先着順となり、申込後に当社から電話で連絡し、正式に予約確定となります。
※満席となった場合は、席をご用意できない場合があります。


【報道関係者お問い合わせ先】
Nijiリクルーティング 広報事務局
TEL:03-5411-0066  
FAX:03-3401-7788  
E-mail:pr@real-ize.com
担当:柴山(携帯:070-1389-0172)


【シンポジウムの名称について】
「企業としてのLGBTアライを考える」をテーマに、ダイバーシティ推進の一環としてLGBTを理解していくためには、どのような施策や対応をしていけばよいのかを知るシンポジウムにしたいと考え決定しました。
LGBTアライの企業同士がつながりをもち、推進の輪を拡げることも目的としています。
アライとは、性的少数者を理解し支援するという立場を明確にしている当事者以外の人であり、英語で「同盟、支援」を意味するallyが語源となっています。

【シンボルマークについて】
パズルは一つ一つのパーツが繋がって大きな絵になることから、色々な個性を持った人が理解し合い、繋がっていくことを表現しています。
LGBTの象徴である虹の色6色に、白のパーツの“アライ”が加わって繋がっていくという想いを込めています。


【株式会社Nijiリクルーティングについて】
LGBTに特化した人材紹介で唯一、厚生労働省の認可を受けている会社であり、「LGBTダイバーシティを推進することで、すべての人が仕事で活躍できる社会を創る」というビジョンを掲げてダイバーシティ推進支援を行っています。
ダイバーシティの推進は、企業内の“同質性”だけでは実現が難しい労働力の確保や、従業員の働きがいの向上、また新たな発想や価値の創造を通じて、変化に対応できる強靭な組織づくりに役立ち、企業の収益力を高めることにつながると考えています。
また、LGBT当事者に対しては就活や転職の支援と、職場環境を整備することで本来の能力を発揮できるサポートをしています。
LGBT関連業界では、当事者が会社や団体の代表者であるケースが多く見られますが、当社の代表は当事者ではなく“ストレート”であり「LGBTの問題は世の中の92%と言われる“ストレート”の問題である」と考えています。個人単位ではなく、企業が“アライ”となり、すべての人が活躍できる職場環境を作れるよう企業を支援します。

【会社概要】
<社名>株式会社Nijiリクルーティング
<代表>代表取締役 齋藤敦
<本社所在地>東京都港区東新橋2-4-1 サンマリーノ汐留6階
<電話>03-6452-8822
<ホームページ>http://niji-recruiting.com/
<設立>2016年6月
<資本金>1億円
<社員数>8名
<事業内容>ダイバーシティ推進支援・採用支援(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-308011)

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 教育、資格、スキル

会社概要

商号
株式会社Nijiリクルーティング(カブシキガイシャニジリクルーティング)
代表者
齋藤 敦(サイトウ アツシ)
所在地
〒105-0021
東京都港区東新橋2-4-1 サンマリーノ汐留 6階
TEL
03-6452-8822
業種
人材関連
上場先
未上場
従業員数
10名未満
会社HP
https://niji-recruiting.com/

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