PHP研究所(京都市南区 代表取締役社長:清水卓智)は、日本人の伝統精神である新渡戸稲造の世界的名著『武士道』を、わかりやすい現代語訳で新たに紹介した『新装版 武士道』電子版をリリースいたしました。世界的な「冷戦終結」後、グローバリゼーションが叫ばれるようになり、日本人としてのあり方を問われ始めたころから、心ある人びとの間で「本当の日本人の姿」を求めて、武士道が巷でもまた語られるようになりました。現に、自衛隊や各所の読書会や勉強会のテキストとして、あるいはオリンピック選手やプロスポーツ関係者のなかでは、『武士道』を持参して、弱気になった際のメンタル強化のトレーニングに取り入れているとの話も聞こえてきます。訳者によれば、それはむしろ当然であって、荒廃する日本人および日本人の精神に鑑みるとき、だれもが日本人オリジナルの「和魂」を心のどこかに求めていたからなのだと強調します。
「我々は不正を行った人や卑怯なふるまいをした人に対して、「卑怯者」とか、「恥を知れ」という言葉を吐くが、これとて、そのもとは武士道から派生したものである。ということは、現代人のわれわれの中にも、武士道を意識するとしないとにかかわらず、武士道精神が残っていることを証明している。(中略)
では、振り返って、現在の荒廃した日本人の現状を見るとき、われわれはこうした国民的な精神といったものを持ち得ているだろうか。
答えは「ノー」である。われわれ日本人がなくしてしまったもっとも大切なものは、じつはこのバックボーンたる精神ではなかったのか、と私は思うのである。(中略)日本人の伝統的文化遺産ともいえるこの武士道を、いまこそ再評価してもいい時期に来ているのではないか、と私は強く思うのである。」──本書「解説」より抜粋。
本書は、われわれ現代人が忘れてしまった「本当の日本人の姿」を思い起こさせ、再び生きる指針と誇りを取り戻すための、すべての日本人必読のバイブルです。
【本書の構成】
新装版 訳者まえがき
第一版の序文
増訂第十版の序文
第一章 武士道とはなにか
第二章 武士道の源はどこにあるか
第三章 義──武士道の礎石
第四章 勇──勇気と忍耐
第五章 仁──慈悲の心
第六章 礼──仁・義を型として表わす
第七章 誠──武士道に二言がない理由
第八章 名誉──命以上に大切な価値
第九章 忠義──武士は何のために生きるか
第十章 武士はどのように教育されたのか
第十一章 克己──自分に克つ
第十二章 切腹と敵討ち──命をかけた義の実践
第十三章 刀──武士の魂
第十四章 武家の女性に求められた理想
第十五章 武士道はいかにして「大和魂」となったか
第十六章 武士道はなお生き続けるか
第十七章 武士道が日本人に遺したもの
訳出にあたって
解説
【訳者紹介】
岬 龍一郎 (みさき りゅういちろう)
1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために「人間経営塾」を主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「人の上に立つ者の人間学」を説いている。
著書に、『新・武士道』(講談社+α新書)、『欲しがらない生き方』(角川グループパブリッシング)、『人の上に立つ者の哲学』『人生の師を見つけよう』(以上、PHP研究所)、訳書に『学問のすすめ』『[現代語抄訳]論語』『[現代語抄訳]言志四録』『[新訳]一日一言』『代表的日本人』(以上、PHP研究所)など多数。
「我々は不正を行った人や卑怯なふるまいをした人に対して、「卑怯者」とか、「恥を知れ」という言葉を吐くが、これとて、そのもとは武士道から派生したものである。ということは、現代人のわれわれの中にも、武士道を意識するとしないとにかかわらず、武士道精神が残っていることを証明している。(中略)
では、振り返って、現在の荒廃した日本人の現状を見るとき、われわれはこうした国民的な精神といったものを持ち得ているだろうか。
答えは「ノー」である。われわれ日本人がなくしてしまったもっとも大切なものは、じつはこのバックボーンたる精神ではなかったのか、と私は思うのである。(中略)日本人の伝統的文化遺産ともいえるこの武士道を、いまこそ再評価してもいい時期に来ているのではないか、と私は強く思うのである。」──本書「解説」より抜粋。
本書は、われわれ現代人が忘れてしまった「本当の日本人の姿」を思い起こさせ、再び生きる指針と誇りを取り戻すための、すべての日本人必読のバイブルです。
【本書の構成】
新装版 訳者まえがき
第一版の序文
増訂第十版の序文
第一章 武士道とはなにか
第二章 武士道の源はどこにあるか
第三章 義──武士道の礎石
第四章 勇──勇気と忍耐
第五章 仁──慈悲の心
第六章 礼──仁・義を型として表わす
第七章 誠──武士道に二言がない理由
第八章 名誉──命以上に大切な価値
第九章 忠義──武士は何のために生きるか
第十章 武士はどのように教育されたのか
第十一章 克己──自分に克つ
第十二章 切腹と敵討ち──命をかけた義の実践
第十三章 刀──武士の魂
第十四章 武家の女性に求められた理想
第十五章 武士道はいかにして「大和魂」となったか
第十六章 武士道はなお生き続けるか
第十七章 武士道が日本人に遺したもの
訳出にあたって
解説
【訳者紹介】
岬 龍一郎 (みさき りゅういちろう)
1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために「人間経営塾」を主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「人の上に立つ者の人間学」を説いている。
著書に、『新・武士道』(講談社+α新書)、『欲しがらない生き方』(角川グループパブリッシング)、『人の上に立つ者の哲学』『人生の師を見つけよう』(以上、PHP研究所)、訳書に『学問のすすめ』『[現代語抄訳]論語』『[現代語抄訳]言志四録』『[新訳]一日一言』『代表的日本人』(以上、PHP研究所)など多数。
【電子書籍 作品概要】
(タイトル) 新装版 武士道
(著者) 新渡戸稲造 著 岬龍一郎 訳 (希望小売価格) 本体1,111円 (税別)
(リリース日) 2016年11月18日配信 (発行元) 株式会社PHP研究所
【主な販売サイト】
Kindleストア(Amazon) http://amzn.to/2eN9k94
GooglePlay http://goo.gl/Wnw4Jk
dブック/ GALAPAGOS Store / ReaderTMStore /ブックパス / ebookjapan / ヨドバシ.com / 紀伊國屋書店ウェブストア/ BookLive! / honto / 他
本件に関するお問い合わせは下記までお願い致します。
株式会社PHP研究所 電子事業部
Email:digital@php.co.jp
(タイトル) 新装版 武士道
(著者) 新渡戸稲造 著 岬龍一郎 訳 (希望小売価格) 本体1,111円 (税別)
(リリース日) 2016年11月18日配信 (発行元) 株式会社PHP研究所
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