2016年11月08日 09:00

第四回イルミネーションアワード続報!”イルミネーション戦国時代”の中で、今年最注目のイルミネーションは?

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先日開催された「第四回イルミネーションアワード」で発表されたイルミネーションランキング。(一社)夜景観光コンベンション・ビューローでは、昨年度のランキングと本年を比較・分析し、今年最注目のイルミネーションを続報として発表。急上昇のイルミネーション施設、リニューアル施設等が続々登場した。

同アワードの総合エンタテインメント部門で四年連続一位の「ハウステンボス・光の王国」、
今年単独一位を飾った「足利フラワーパーク・光の花の庭」など、上位常連施設の陰で、
今年急上昇し、今後かなり期待されるイルミネーション施設が続々登場した。

 そのひとつが、昨年はランク外だった「レオマワールド・ウインターイルミネーション」だ。
四国で最大級の約200万球を誇り、映像とLEDを巧みに使い、壮大な光の世界を形成。
今年は「奇跡のオーロラショー」で天空までも幻想的な光の世界に包まれる。
地上と天空が競演する世界、巡りながら様々な表情を見せる装飾の数々。
オリエンタルな世界から欧風な世界まで、何時間眺めても飽きさせない内容に仕上がっている。
毎年成長を遂げるイルミネーションへの期待感が、大きく順位を押し上げた要因だろう。
お姫様気分になれる「ティアラの森」、光るジェットコースター「ビバチェスター」
などの新スポットも登場し、老若男女の年齢も問わず、多くの方々の支持を受けそうだ。

 一方、西武園ゆうえんちで開催中の「イルミージュ」は、大幅にリニューアルを遂げた。
今年は「世界のイルミネーション」がテーマで、広大で起伏ある敷地に、“イルミネーション博覧会”と
呼ぶべき光の世界が展開。エッフェル塔や凱旋門のイルミが登場した「フランス共和国」、
ブルーモーメントと称される青々とした夜景が見事な「スウェーデン王国」、
イタリア・シチリア島で行われているキャンドルイベントを模した「イタリア共和国」ほか、
トルコ、アメリカ、中国、メキシコと鮮やかな世界が続く。
さらに、波のプールエリアは「大海原のマッピング劇場」を新設。
技術、映像、演出の最先端がコラボレーションした、まさに現在の日本を象徴するエリアだ。
本年は特別賞を受賞したが、来年はランクインが期待できそうだ。

 昨年よりランクを下げた「相模湖イルミリオン」や「よみうりランド」等の一方で、
「東武動物公園」「ラグーナテンボス」が総合エンタテイメント部門で初登場。
伊豆ぐらんぱる公園「グランイルミ」、デックス東京ビーチもイルミネーション部門で初登場した。

 まさに“イルミネーション戦国時代”と称されるに相応しい波乱のランキングだが、
勢いのある施設には「水」「天空」等の地上では表現できない演出が続々と登場しているのも事実。
鑑賞する審美眼の進化と共に、単なる体験型や装飾型だけなく、スケール感やダイナミックスさ、
非日常感をより強く感じさせるアイデアが試される時代になってきたと言えよう。

<調査・分析の発表>
2016年11月8日
(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー調べ

<取材等の問い合わせ>
〒104-0054 東京都中央区勝どき1-13-6 
プラザタワー勝どき3412
(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー
03-6204-0115(代表) 03-6204-0112(FAX)
http://www.yakei-cvb.or.jp

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